【2023年】インドネシア・バリ島現地の金銭感覚と物価【在住者目線】
2022年9月30日
バリ島からこんにちは、ゲストライターのナナス(@langsung_bali)です!
国内旅行者中心だったバリ島も、最近では海外からの観光客が増え、やっとビジネスが稼働しはじめてきた雰囲気!そんな今、バリ島の物価は一体どうなっているのか、気になるところです。2022年9月時点で、在住者の生活&視点から、リアルな物価をリサーチしてみました!
目次
日本人在住者の金銭感覚
大好きなバリ島と快適な日本とのバランス
まず、お給料は日本のほうがだんぜん良いので、それでもバリ島に移住する人は、相当なバリ好きですよね。基本的に少々不便なローカル生活もへっちゃらですが、海外から日本を見ると、清潔感に満ちた環境とその快適さ、効率的なライフスタイルや、健康的でおいしい食文化は改めて素晴らしいと感じます。
在住者の暮らしは、なるべく両方の文化の良いところをバランスよくミックスし、「バリのローカル生活をベースに日本的な思考をプラスアルファ」的なイメージでしょうか。
リサーチ&交渉力
バリ島在住者が何かを購入する際、日本では予め金額が明確なのに対して、バリ島の物の売値は交渉制のケースも多いです。
① 在住者は、まずは言い値をきく
↓
② 家族や友人と情報交換やネットを駆使して相場をリサーチ
↓
③ そこから、バリならではの”値引き交渉”が展開されます
また何かと「日本で買うのとどっちがお得?」と比べてしまいます。そのときに関係してくるのが円レートですね。
2022年9月時点の両替レート
現在、円→ルピアへの両替レートがあまり良くなく、1円=Rp.100ほどです。1円=Rp.140台の頃もあったので、かなり円安になっているといえます。
この記事でも1円=約Rp.100 で計算していきます。
では、実際に多くの在住者が利用するスポットをご紹介していきま~す!
外食や食品
バリ島の在住者向きカフェ
欧米からの移住者や旅行者が多いバリ島はカフェ天国。特にチャングーやブキット、ウブドでは朝から大賑わいのお店もたくさん目にします。
在住者が多く利用する街カフェのざっくりした相場は、コーヒー1杯 Rp.35,000(約350円)、ランチ予算 Rp.70,000~100,000(約700円~1,000円)、ケーキ Rp.30,000~Rp.50,000(約300円~500円)くらい。ホテル内のカフェよりはリーズナブルだと思います。
先日行ったチャングー郊外にある「el PASSO」のマンゴースムージーボウルはRp.75,500(約750円)、カフェラテはRp.32,500(約320円)でした。
在住者ファンが多い日本食
バリ料理はスパイシーなものや揚げ物が多めなので、たまには日本食が恋しくなるものです。私のお気に入りは「KZU(カズ)」。単品メニュー以外にも、ナシチャンプル(ご飯+好きなおかずが選べる)のスタイルが特徴的です。
この日のお会計は、ドリンク込み、2人でRp.119,000(約1,200円)でした。インドネシア料理のローカルワルンよりは高めですが、日本食ならランチで1人Rp.50,000~Rp.100,000(約500円~1,000円)くらいの予算かなと思います。
ファーストフード(マクドナルド)
国と国の経済を比べるときに「ビックマック指数」というものがあるそうで、参考までにバリ島のマクドナルドでチェックしてみました!
ビックマックセット(ポテトとドリンクはMサイズ)
Rp.49,000(約490円)、単品はRp.36,000(約360円)
日本のマクドナルドでは、ビックマックセットは690円だそうなので(※2022年9月10日 日本マクドナルドのホームページ調べ)、バリ島のほうがかなりリーズナブルですね!
生鮮食品
ローカル・バリ人はあまりまとめ買いをせず、その日に必要な分を市場や近場の商店でちょこちょこ買う傾向があります。それに対して外国人在住者は、1度でいろいろ揃う便利なスーパーマーケットを利用する人のほうが多いように思います。
なかでも日本人在住者に人気の「パパイヤフレッシュギャラリー」はバリ島に2店舗ある日本品質のスーパー。輸入食品は少し割高ですが、調味料やお惣菜など日本の食品も揃うのでありがたいですね。店内はとても清潔で快適!トイレが完備されているのも助かります。(←バリでは当たり前ではありません・・!)
参考までに先日のリアルな在住者の購入品紹介はこちら↓
- 絹豆腐 Rp.12,100(約120円)
- あぶらあげ Rp.8,200(約80円)
- かぼちゃ Rp.5,500(約55円)
- キュウリ2本 Rp.8,000(約80円)
- ケチャップ Rp.33,000(約330円)
- マヨネーズ Rp.32,500(約320円)
- お好み焼きソース Rp.49,000(約490円)
- 手羽元1パック Rp.35,000(約350円)
- むきえび2パック Rp.35,000(約350円)
- カレー粉 Rp.69,400(約700円)
Google Mapはこちら(写真のクタ店)
暮らしのいろいろ
雑貨
インテリア雑貨などは、買い付けの方が行くような卸問屋をチェックします!今日はお皿を買いに「UD.NURIAH」に。一皿Rp.50,000(約500円)前後で、この豊富なバリエーションの中から選びたい放題です。
ホーローのシリーズもすごくかわいいです!
生活用品など
ついに昨年、バリ島に「IKEA」が上陸!他にも日本の100均感覚で行ける「Mr.D.I.Y」など便利な雑貨屋が増え、とても便利になりました。
以前は、ちょっとした小物を探すにも、いろんなお店をハシゴしないといけなかったのが、IKEAは事前にネット注文しておけますし、Mr.D.I.Yは品揃えもよく重宝しています。
「DAISO」も1店舗ありますよ。1品Rp.31,000(約310円)なので、日本より少し高めです。
Google Mapはこちら(同じモール内にパパイヤフレッシュギャラリー レノン店があります。)
癒し
バリ島の街中にはマッサージ店やサロンがいっぱい!価格も日本に比べて安いので、疲れたときに助かります。
ジンバランにある「プスパ リラクゼーション コーナー」は安心クオリティ&リーズナブルなサロンで在住者にも人気!
フットリフレクソロジーは1時間Rp180,000(約1,800円)。バリニーズマッサージは1時間Rp.250,000(約2,500円)。
バイク・車
インドネシアで暮らしていく上で車かバイクは必須!バリ島でも日本車が売れております!値段は日本と変わらないか、むしろバリ島のほうが高いのかも?
バリ島で人気の車種のお値段(新車)↓
TOYOTAのINNOVA Rp.360,000,000前後~(360万円前後~)
SUZUKIのAPV Rp.170,000,000前後~(170万円前後~)
DAIHATSUのXENIA Rp.220,000,000前後~(220万円前後~)
バイクのお値段(新車)↓
HONDAのSCOOPYやVARIO Rp.23,000,000前後(約23万円前後)
2009年バリ島に移住してすぐに購入したYAMAHAのバイクは新車でRp.11,500,000(約11万5000円)でした。モデルチェンジで進化していると言えど、高くなりましたね…。
ガソリンも2022年9月から値上がり!レギュラーはRp.10,000/1リッタ―(約100円)、同じくレギュラーですが、オクタン価がちょっと良いほうならRp.14,500/1リッタ―(約145円)になりました。
スマートフォン
デンパサール市内のスマートフォンショップで、iPhone 13 PRO 256GB Rp.19,949,000(約20万円)で販売されていました。
アンドロイドはGalaxy、OPPO、VIVOなどが人気のようで、手頃なものだとRp.1,500,000(約1万5,000円)くらいから購入できます。
ちなみにインドネシアの携帯通信料はリーズナブルで、私は自宅WiFi併用で、スマホ1台Rp.60,000(600円)/1ヵ月くらいです。
自宅のWiFiは1ヵ月Rp.450,000(約4,500円)くらいの光通信&多チャンネルTV&固定電話プランを義兄家とシェアして使っています。
住居
家賃
私の友人はクタ中心の1ルームで1ヵ月Rp. 2,500,000(約2万5000円)くらいとのこと。家賃は日本より安いですね!
もっと詳しい記事はこちら↓
高熱費
各家庭の契約電力量にもよりますが、我が家では1キロワットあたりRp.14,500(約140円)程度。間取り2Kで、1ヵ月の高熱費はエアコン電力込みでRp.300,000(約3,000円)くらいです。
知り合いの間取り5LDKプール付きのお家だと1ヵ月Rp.500,000~Rp.700,000(約5,000円~7,000円)程度が目安だそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「意外と高いなぁ~」「これは安い!」など、いろいろですよね。
2022年9月7日より、日本の水際対策が緩和され、条件を満たせば日本入国時のPCR陰性証明書の提示が不要になりました。11月からは成田⇔バリ島間の直行便が運航再開予定と発表され、これで更に日本とバリ島の往来がしやすくなりますね!
バリ倶楽部は、まさに「バリ島最高!バリ島が1番!!」と、この島の魅力に惚れ込んだ尾島さんの現地ツアー会社。今回ご紹介したような日本人在住者も注目するスポットへのご案内など、オリジナルプランのご相談も大歓迎!ぜひご相談ください。
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