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インドネシアで一番美しい山、ロンボク島のリンジャニ山に登ってきました【 後半 】

2017年6月11日


こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
前回の記事、リンジャニ山登山「前半」に続き今回は「後半」のお話です。前回の記事はこちら→リンジャニ山登山「前半」

リンジャニ山登頂

登山2日目、プラタラン・スンバルン~頂上「4キロ、5時間」

頂上アタックのために夜中1時に起きて準備を始めました。みんなは小さめのサミットバッグにお水とお菓子だけを持っていくんですけど、僕はバリ島から持ってきたお供え物などキャリアーに積んで登りました。折角来たので登山仲間とみんなで頂上でお供え物を捧げ、お祈りししよーということだったんです。

軽めの朝食をとって、いざ頂上へ!!

ここから先の道は砂利と砂。最初は硬めの砂利道で順調に登れましたが、徐々に軟らかくて深い砂の道になって傾斜もきつい!
2歩登って、3歩下る。。。硬そうな場所を探しながら進み、滑らないように前日登った人の足跡をたどる。
ゆっくりと一歩一歩登りながら薄い空気に耐えて3時間。頂上がうっすらと見えてきた!あと100メートルだ!と同行するポーターに言われホッとしました。3時間半過酷な砂道を乗り越えてやっと頂上!!

リンジャニ山頂上!!

嬉しいというよりかはホッとしたの方が大きい。。。
通常はキャンプから頂上は5時間かかるところ3時間半でたどり着いてしまったのでめっちゃ寒い!!時刻はまだ朝の5時半、ご来光まで1時間ある!

結構人がいる。リンジャニ山の頂上

残念ながら太陽が雲に隠れてご来光はくっきりと見れなかったけど十分綺麗な景色でした。

リンジャニ山の景色

お供え物を捧げて、お祈りして、下山開始。

頂上への道のり

下山

頂上~スガラアナック湖「7.5キロ、6時間」

登りがすごい大変な砂浜が下りる時は滑りながら楽に下りれる。天気も良くて景色を楽しみながら下山。

リンジャニ山クレーターからの景色

今日のキャンプする場所のスガラアナック湖とバルジャリ山が綺麗に見えます。バルジャリ山がだす水蒸気も活火山だということを目の当たりにして、こんな上から活火山を見たことないので幻想的で本当に活きているんだな~と実感しました。

再びキャンプに戻り、軽く昼ご飯を食べて、スガラアナック湖を目指します。

スガラアナック湖

スガラアナックへの道は下るだけと思っていましたが、またもや下ったり登ったりの道のり。3時間半かけてやっとスガラアナック湖にたどり着きました。

スガラアナックキャンプサイト

スガラアナックは火口湖で海抜2000メートルの場所にあります。
バルジャリ山

バルジャリ山が目の前にあり、景色がとても綺麗です。

スガラアナック湖でキャンプ

テントをたて終えて、ゆっくり景色を見ながらコーヒーを飲む。最高の贅沢です!

リンジャニ山の滝

スガラアナック湖から歩いて5分のところにこんなに綺麗な滝があるんですけど、それよりかは温泉があるという!
これが今回の登山で楽しみにしていことなんです。
バリ島には温泉も出るんですけど、どの温泉行っても温いんです!

リンジャニ山の温泉

リンジャニ山の温泉は地表から湧き出ている源泉があります。温度が60度ほどあるこの源泉が滝の冷たい水とあわさってちょうど42度くらいです!

温泉の源泉、リンジャニ山

硫黄が含んだこの源泉はロンボク島の人にとっては聖水であり、とても神聖な場所とされています。ポーターさんからのお話では、以前マレーシアの人が医学的な治療してても病気が治らなくて、この温泉に浸かっただけで治ったというエピソードがあるくらいすごい温泉だと聞いています。

リンジャニ山の温泉

ちょうどいい湯加減で硫黄が含んでたらかなり疲れの癒しになりましたので、最高の時間でした。
周りの山や滝を眺めながら、涼しい風にうたれながら温泉に浸かり、本当に来てよかったな~と思いました。贅沢な貸し切り露天風呂でした。

お供え物、リンジャニ山

ゆっくりお風呂入った後はお祈り。スガラアナック湖にお供え物を捧げ、リンジャニ山やバルジャリ山に感謝をする。
スガラアナック湖の水はロンボクの水源になり、全土まで流れます。リンジャニ国立公園で見つかっている水源だけでも85か所あります。

リンジャニ山やバルジャリ山は豊な土壌の源。リンジャニ山周辺の畑やロンボク島の市場に行ったら分かりますが、水が豊富で土壌も肥えていて、野菜やフルーツがすごく瑞々しくてロンボク島の土の豊さが見て取れます。だからこそ、ロンボクに住んでいるヒンドゥー教の人たちは定期的にスガラアナック湖にお供え物を捧げ感謝する儀式を行います。

スガラアナック湖~ゴール(スナル村)「15キロ、8時間」

スガラアナック湖で一泊して、朝9時にスナル村という登山出口(ゴール)まで一気に下る。
下山とはいえ、湖からクレーターの頂上まで一旦登らないといけない。さすがリンジャニ山!足の筋肉を休ませてくれない。。。

プラワンガン・スナル、リンジャニ

3時間登って、クレーターのてっぺんに着いて、更に5時間の下り。

プラワンガン・スナルからの景色

比較的たいらな森の道をひたすら下ること5時間

リンジャニ山登山ゴール

やっとゴールにたどり着きました!
今まで距離が一番長くて過酷な山でしたが、色んな景色を楽しめて美しい山でした。足も結構ぼろぼろになりましたけど、また登りたくなる山ですね。皆さんもインドネシアに来る機会があったらぜひ!リンジャニ山に登ってみましょう~!

リンジャニ山、距離と所要時間

スンバルン登り~スナル下山ルート「登り」

  1. 登山口~ポス1:3.7キロ、1時間
  2. ポス1~ポス2:1.4キロ、30分
  3. ポス2~ポス3:1.7キロ、1時間半
  4. ポス3~プラワンガン・スンバルン:2.2キロ、3時間半
  5. プラワンガン・スンバルン~頂上:3.8キロ、4時間

スンバルン登り~スナル下山ルート「下り」

  1. 頂上~プラワンガン・スンバルン:3.8キロ、3時間
  2. プラワンガン・スンバルン~スガラアナック湖:3.7キロ、3時間
  3. スガラアナック湖~プラワンガン・スナル:2.9キロ、3時間
  4. プラワンガン・スナル~ポス3:1.8キロ、1時間
  5. ポス3~ポス2:2.4キロ、1時間半
  6. ポス2~ポス1:2.7キロ、1時間半
  7. ポス1~登山口スナル:1.4、1時間

インドネシアでの登山日記

ジャワ島で一番高い山に登りました。スメル山の登山日記

インドネシアで一番高い火山、クリンチ山(3805m)の登山日記

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