こんにちは、バリ島のツアー会社『バリ倶楽部』で店長やっている喜古です。 『ジャカルタ出張記』一発目は、スカルノ・ハッタ国際空港 ⇔ スディルマン・バル駅を結ぶ空港鉄道の情報。この電車、超渋滞都市ジャカルタの切り札になってるんでしょうか？ 微妙だな・・・情報はいろいろと出てますが実際に乗った人は少ないようなので書いてみます。 路線図・料金・乗車時間・時刻表・ジャカルタの車窓から、自分の目線で紹介していくので是非とも最後までお付合いくださいませ。

先ずはスカイトレインについて

↑↑案内板に電車のマークが無い。 僕が降り立ったのはスカルノ・ハッタ国際空港の第2ターミナル。右も左も分からないから案内板を見たんだけど、電車のマークが見当たらない・・・けど目の前に線路っぽいのがある。 ↓↓この線路みたいなのを目で追って駅を発見。 駅はすぐ目の前、徒歩1分です。 ↓↓頼りない電車だなぁと思ったらコレは電車じゃないんですね。 空港のターミナル間を無料で行き来するスカイトレイン。 ↓↓本数は約20分おき、1時間に2・3本くらいです。 ↓↓第1ターミナルと第2ターミナルの間にスカルノ・ハッタ空港駅があります。 右回り・左回りがあるから気を付けてくださいね。

ジャカルタ空港鉄道の基本情報

まだ完成して間もないスカルノ・ハッタ空港駅。ガラガラです。 ↓↓電車が来る10分前くらいまでは改札が閉まってます。

路線図

スカルノ・ハッタ空港駅 ⇒ バトゥ・チェペル駅 ⇒ ドゥリ駅 ⇒ スディルマン・バル駅 ※）スディルマン・バル駅 ⇒ マンガライ駅は未開通でした。 バトゥ・チェペル駅からは普通電車の線路を走るんですが、特急列車なので日本の成田エクスプレスみたいなもんです。

料金・乗車時間

スカルノ・ハッタ空港駅 ⇔ スディルマン・バル駅 乗車時間 55分　料金 Rp 70,000（片道）

時刻表（空港駅 ⇒ スディルマン駅）

時刻表（スディルマン駅 ⇒ 空港駅）

ジャカルタ空港鉄道・切符の買い方

券売機で切符（チケット）を買うんですが、この券売機は現金不可。クレジットカード or デビットカードでしか切符を買えません。 「じゃあカードで買えばいいじゃん」って話しなんですが、僕はカードを持ってません。 これには券売機の操作案内をしているお姉さんもビックリ。 「クレジットカードをお持ちじゃない・・・1枚もですか？デビットカードも無い？本当ですか？」 30代も半ばを過ぎた日本人がカードを1枚も持っていない。そんなに珍しいんですかね？・・・珍しいんでしょうね。 そうこうしてる内に僕と同じ珍しい人（カード無い人）が後ろに並び、お姉さんも困惑の極み。 「私個人のカードで買うので、現金でお支払いください」とのこと・・・お姉さん、ありがとう＆お手数をおかけします。 ↓↓お姉さんがゲットしてくれた切符（チケット）がこちら ↓↓このバーコードの部分をピッてやると改札が開きます。 カードを持ってない人が珍しいのは分かるけど、どうにかならないのかなぁコレ。駅構内にカウンターもあるんだしSuicaみたいなので対応してくれれば良いのに・・・現金は持ってるんだよ。僕だって

ジャカルタ空港鉄道・車内の様子と車窓から

待合所は別にあるので駅のホームは凄くシンプル。

車内の様子

↓↓空港鉄道なので荷物置き場もあります。 ↓↓シートはちょっとだけリクライニング 乗り心地快適。席と席の間にUSBポートがあるので長旅充電切れの人には嬉しい配慮です。

車窓から

↑↑これは普通電車の駅。 空港鉄道の情報には直接関係ないんですが、僕は車窓から見える地元の人たちの日常が凄く気になります。この普通電車の駅だけ見たら一昔前の日本の駅みたいですよね？ 今度、時間があったら普通電車にも乗ってみたい。 ↓↓線路沿いはスラム感が半端じゃありません。 ↓↓バトゥ・チェペル駅 ⇔ ドゥリ駅はずっとこんな感じ ↓↓スディルマン・バル駅は別世界。 3年前に行った時も思ったけど、ジャカルタはオフィス街とスラム街の表裏一体感が凄いです。僕はその両方を覗き見したいので、電車移動を選んで良かったです。

まとめ

スカルノ・ハッタ国際空港から市街地にあるスディルマン・バル駅まで、スカイトレインや電車の待ち時間を含め2時間弱でした。乗り継ぎが悪ければ2時間半は掛かりそうです。 まぁそんな訳で「超渋滞都市ジャカルタの切り札」としては微妙だと思います。駅から目的地まではタクシーで移動する人がほとんどだろうし、結局は手間と時間が掛かりますね。 ただ、僕みたいに車窓からの景色に興味がある人は一度乗ってみると良いですよ。 さて、ジャカルタ空港鉄道についてはここまで、次回の『ジャカルタ出張記』は1泊1,000円の15人部屋ドミトリーの紹介。 その後も2・3回はジャカルタについて書くので、ジャカルタ在住の方々、バリ倶楽部SNSのフォローをよろしくお願いいたします！！ ・バリ倶楽部のブログ『バリ島ビンタン中毒』 ・facebook ・instagram ・twitter では、また～