2015.01.17
平和、平和、平和を祈るバリ島の文化
僕がバリ島に引越して最もビックリした事の一つとして、
バリ島の人たちはインドネシア語とバリ語という
全く異なる2つの言語を日常的に使い分けているという事
これは方言やなまりといった感じではなく、日本に例えるのであれば
日本語とアイヌ語、もしくは琉球語を日常的に使い分けているという事ですね。
バリ島に限らわずインドネシアの島々は
ジャワ語、スマトラ語、スンバワ語・・・島ごとの言語に加え
更に地方ごと民族ごとに100を超える言語が残っているそうです。
そして今回、僕がご紹介したかったのはバリ語の挨拶の一つ
om shanti shanti shanti om
(オム サンティ サンティ サンティ オム)
この挨拶は祈りの最後に使われる言葉であり
スピーチなどの最後の挨拶でも使われます。
記事のタイトルを見れば分かるんですが、
オムは神様、サンティは平和という意味です。
サンティを3回繰り返す事にも意味があり
心の平和、地球の平和、宇宙の平和を神様に祈る
この挨拶の意味を知った時に圧倒されたんですよね。
「神様、何々が何々で平和でありますように」ではなく
言葉にするのは、神様、平和、平和、平和、神様、とてもシンプルです。
僕は、幸せは誰かが運んできてくれる物ではなく
幸せを感じる心を持っている事が、幸せと考えています。
幸せは感謝の気持ちを持った時に湧き出る感情です。
そして、幸せが溢れている事が平和と考えています。
感謝を通じて幸せを感じ平和に生きる。
自分の考えを一つの挨拶として表現している言葉
この言葉を知る事ができて本当に良かったなぁ
皆さんにも知ってもらいたくてご紹介しました。
また、お気に入りのバリ島文化に触れた時はご紹介しますね。
これからもよろしくお願いいたします。
om shanti shanti shanti om
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