バリ島東部 トゥガナン村のダブルイカット!!
2010年10月25日
トゥガナン村のダブルイカット
今日は、トッレキングのお客さんとバリ原住民の村として有名なトゥガナン村
に行ってきました。
そしてこの村では、グリンシンと呼ばれる織物が伝統的な方法で
今も作り継がれている。
グリンというのは、病気とか怪我。シンというのは、無いという意味。
この織物はプロテクションとしてお祭りなので着用しています。
また、玄関先や枕元に飾ることによって守ってもらっているというのも
聞いたことが有ります。
ダブルイカットは、縦糸も横糸も先にモチーフを付けて染めてしまいます。
それを柄がずれないように織っていきます。
こうやって聞くと織るのが大変そうってイメージが出来ると思いますが
何よりも時間をかけているのは染めの段階です。
おもむろにたらいを持ってくるおばちゃん。
中には染め途中の糸が入っています。
これどれくらいたっているのですか???
え?
1年半
3ヶ月おきに一度洗浄して乾かして色の具合をチェックします。
まだ、足りないようだともう一度付け置きします。
3ヶ月、3ヶ月、3ヶ月で1年半たっているのがこの状態。
これはもうすぐオッケーだそうです。
赤い色付けだけに1年半、、、、、。
う~ん この織物が高級品なのも納得!!!
お客様からのメッセージ