
こんにちは、バリ倶楽部のキコです。
知ってる人は知ってると思いますが、バリ島から日帰りで行ける距離にマンタと泳げるポイントがあります。一番近いのがヌサペニダ(ペニダ島)の南西部にあるポイント。バリ倶楽部では、このマンタポイントを含めレンボンガン島&ペニダ島のポイントを巡るシュノーケリング専門ツアーを催行しています。
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シュノーケリングツアーのポイントマップ |
今回は、ツアーご案内中に撮影したマンタの写真と、気になるマンタの現状について書こうと思います。
先ずはマンタの写真から
これだけ近くを泳いでいくと「うぉぉ~~~すげぇ~~~!!」ってなります。Wikipedia先生の受け売りによると、マンタは「性格がおとなしく、好奇心旺盛で人なつこい」そうです。性格まで分かっているわりには「マンタの生態は、まだまだ不明な点が多い」と・・・なんだか謎の多い生き物。
僕が見た印象では「別に人間のことなんか気にしないで、プランクトンを食べるために泳いでるんだろうな」って感じです。追っかけ回すようなことをしなくても、彼らのペースでグルグル旋回するので人間は浮いてるだけ大丈夫です。
マンタが現れる場所
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マンタは断崖の入り江に現れます |
これはペニダ島マンタポイントの航空写真(撮影:Google先生)赤で囲った辺りにマンタが現れます。繁殖のために沿岸部を泳ぐそうですが・・・どうかな?やっぱり食事のために泳いでいるように見えます。
マンタの主食はプランクトン、プランクトンが多いってことは透明度が悪い?マンタポイントは他のポイントに比べ透明度が低いことが多いです。黄色の矢印は波の向きを表しているんですが、入り江に向けて波が入ってくるので海面のゴミも入り江の中で淀みます。
本来はプランクトンのみ入り江に運ばれてくれば良いんですが、海面のゴミまで一緒に運ばれてくるんですね。
気になるマンタの現状
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大きな口を開けて泳ぐマンタ |
マンタの写真を撮っている時からゴミが多いのは気付いていました。帰って写真を見た時に気になったのが「こんなに大きな口を開けてビニール袋も一緒に飲みこんだらどうなるのかな?」ってことです。
もちろん良いわけがないんですが、本当にどうなるんだろうか?「鰓でプランクトンだけを濾しとって余分な海水は鰓裂から排出する」と書いてあるけど、ゴミは排出できないよね?
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白いビニール袋が見えます |
僕が見る限り口は開けっ放しで、たまに飲み込むような動きをしていました。もし、ビニール袋を飲み込んだ場合にどうなるかは分かりません。
僕が最も苦手な話
苦手ですね・・・ゴミの話、自然破壊、環境問題。だからこの記事もUPするかどうか迷って数週間ほったらかしになってました。自分の意見も行動もハッキリしてない状態での問題定義は無責任だなと自覚してます。
ただただ、ゴミの淀んでいる入り江でマンタが食事をしていることは確かです。「じゃあどうすんの?」って話しになった時に「とりあえず月に1回でもゴミを拾って、自分で気付くことを目標にしようかな」ってのが僕自身の現状です。
毎日の生活で少しだけ気を付けてみる・・・とかも言えませんね。ゴミ拾いの頻度を増やすとか、内容だとかも今の段階では何も言えず、「月に1回ゴミ拾い」ただそれだけ。先ずはそれだけ続けたいと思います。
今一つまとまりに欠ける記事ですが、記録として書いておきました。またマンタポイントに行ったら気付きがあるかも知れないので記録します。
では、また
