【2020年】レンボンガン島サーフトリップの行き方とポイント紹介
2019年1月25日
こんにちは、現地ツアー会社バリ倶楽部のキコです。
レンボンガン島と言えばサンゴ礁の海と、真っ白な砂浜。ダイビング、シュノーケリング、フィッシングときたらサーフィング!!この島にはサーファーが歓喜する極上の波があります。
サンゴ礁の上を低空飛行しているような不思議な感覚。透明度が高すぎてリーフが透け透け。よくサーフムービーに出てくるアレですね。
サーファーなら誰もが夢見る最高のロケーションです。今回は、ポイント紹介から島の魅力までレンボンガン島サーフトリップのアレコレを紹介したいと思います。
はい!!それでは早速いってみましょうか!!
目次
レンボンガン島の行き方と、どんな島?
「バリ島から一番近い離島」です。スピードボートで、たった30分・40分の距離にあるのがレンボンガン島。宗教や文化もバリ島と同じ。
バリ島文化を身近に感じることができます。
島を一周する道はありませんが、隅々までバイクで巡っても2時間程。
小さな島ですが星の数ほど宿泊施設があり、洒落たレストランも多いので世界中からダイバーやサーファー、バックパッカーが集まる人気の島です。
レンボンガン島に渡る方法はスピードボートが主流。バリ島サヌールからの便が多く、朝8:00 ~ 17:00時頃まで行き来しています。時間に余裕があれば予約無し現地での手配も可能です。
ボート会社はホテル送迎とセットで販売しているところが多く、事前予約する場合はサヌールまでの移動手段を考える必要がありません。(ボード持込みの追加料金は要確認)
その他、人数がまとまっていればボートチャーターも可能。個人手配するのは難しいのでサーフガイドの会社に相談しましょう。ガイド付きになるのでいろいろと助かりますよ。
レンボンガン島の各サーフポイントと波質は?
↑↑レンボンガン島&チュニガン島のポイントマップ
レンボンガン島のサーフポイントは全部で4つ、島の西側に集中しています。基本的に乾季の季節風がオフシュアですが、雨季でも風が弱い日はサーフィンできます。
全てのポイントがリーフブレイクで海底はサンゴ。共通してるのは潮回りによってサイズの変化が激しいこと、頭以上の波はとてもパワフルなこと、バリ島と比べ海水温が低いことです。
それでは、各ポイントに★を付けて紹介していきます。エントリーは★が多いほど大変です。
シップレック / レギュラーブレイク
サイズ | ★★★★★ | 難易度 | ★★★★☆ | エントリー | ★★★☆☆ |
レンボンガン島で一番うねりの入り易いポイント。それでもバリ島のクタビーチと同じくらいのサイズなので、バリ島の他のポイントよりはワンサイズ小さい。
シップレックの特徴
頭くらいのサイズまでは初心者でも楽しめる波。うねりの入り方によっては波がヨレるので難しい時がある。潮回りによって急激にサイズUPするので注意が必要。
コンディションによってカレントが速くなる。ホレるテイクオフから始まり、バレル、リップ、カットバックと、最後はフェイスが広くなるので中級者の練習に最適。
ビーチからパドルアウトもできるけどボートエントリーが一般的。パドルの場合は、スランガンのメインブレイクの1.5倍くらいの距離。ボートの場合はポイント周辺のビーチから手配可能。ボートの値段は交渉が必要、ボートを使う場合も片道(行き)だけで十分。
大潮でなければロータイドでもサーフィン可能。島滞在のサーファーはミドル~ハイタイドを狙っているので、少し潮が足りない時間からゲットすると空いている。
パドルエントリーの際は海藻養殖の杭に注意。
ミドルタイドだと杭が水中にあって気付かないので、板のボトムを凹ます危険あり。
レサレーション / レギュラーブレイク
サイズ | ★★★★☆ | 難易度 | ★★★★☆ | エントリー | ★★★☆☆ |
島に渡る際、左手にポイントが見えるので波チェック可能。レストランの多いジュングッバトゥの丘からもチェックできるので、その後のポイント選びの参考にすると良い。
レサレーションの特徴
シップレックよりワンサイズ小さい時が多い。こちらも頭くらいのサイズまで初心者が楽しめる波。サイズが頭以上になるとテイクオフが難しくなるが、クセのないブレイクなのでバレルの練習がしやすい。
ジュングッバトゥビーチからパドルアウトするとシップレックより遠い。ジュングッバトゥの丘の端にあるソンランブンビーチからの方が近い。どちらにしてもポイントが遠いのでボートエントリーが一般的。
ロータイドは波がなくなるのでハイタイドからの引きはじめを狙うと良い。予め潮見表を確認するのがおすすめ。
プレイグランド / レギュラー&グーフィー
サイズ | ★★★☆☆ | 難易度 | ★★★☆☆ | エントリー | ★☆☆☆☆ |
島に渡る際、右手み見えるのがプレイグラウンド。スピードボートとレストランから波チェック可能。
プレイグランドの特徴
レサレーションと同じくらいのサイズ。レンボンガン島のポイントでは最も初心者向け。グーフィーがメインブレイクとなるが、レギュラーもあり、ロングボードやSUPも多いポイント。
レストランやヴィラが並ぶジュングッバトゥの丘を端まで歩いたソンランブンビーチからパドルアウト可能。ジュングッバトゥビーチからボートも出せるが必要ない。ベストタイドはレサレーションと同じ。
チュニガン / グーフィーブレイク
サイズ | ★★★★★ | 難易度 | ★★★★☆ | エントリー | ★☆☆☆☆ |
レンボンガン島ボート乗り場から遠いので予想が難しいが、レサレーションより少し大きいので参考にすると良い。タイドによってレサレーションがブレイクしていない場合はとりあえず行ってみる。
チュニガンの特徴
レンボンガン島の他のポイントと比べテイクオフしやすいが、波の力が強いので中級者向け。小さい湾の岬からブレイクし、広いフェイスでロングライド可能。潮回りや、うねりの向きによってダンパーになる。
大潮でなければロータイドでもサーフィン可能。引きから上げに向かうタイミングが良い。
レンボンガン島からチュニガン島のポイントまでバイクで30分程。島を繋ぐ橋はバイクでしか渡れないので要注意。
ポイント周辺は道が分かりずらいので地元の人に聞くと良い。
レンボンガン島とチュニガン島を結ぶイエローブリッジ
ポイント周辺までバイクで行くのは大変だがパドルアウトの距離は短い。
ポイント紹介のまとめ
頭以上のサイズは中級者向けです。潮回りによって波質が大きく変わり、海底もサンゴなのである程度リーフブレイクの経験が必要だと思います。
また、レンボンガン島で良い波に乗る一番の近道として、バリ島ホテル送迎から全てをサーフガイドに任せる方法があります。お金は掛かりますが、時間に余裕が無かったり、まだサーフィンの経験が浅い人にとっては間違いない手段です。
どちらにしてもバリ島に比べると波を当てるのが難しいので、もし必ず良い波に乗りたければバリ島でサーフィンする方が無難です。後はレンボンガン島に泊まれば時間を気にせずベストタイドを狙えるので良い波に乗れますよ。
レンボンガン島サーフィンの必需品?
とにかく日差しが強いので水で落ちない日焼け止めを持って行くのがおすすめ。
ポイント紹介でも書きましたが海水温が冷たいので、できればタッパー以上、スプリングがあると良いですよ。カレントによって極寒になり、水が冷たすぎてポイントが空くこともあるので、ウェットを持って行けば乗り放題かも知れません。
リーフの上を歩くほど潮が引いている時はサーフィン不可なので、リーフブーツは必要ないと思います。ただ、ウェットもリーフブーツも体を守る意味では重宝するので、荷物の量が気にならなければ持って行くと良いです。
もう一つ、サーフガイドに頼む場合は必要ありませんが、個人でポイントを巡る場合はレンタルバイクが必要です。ボート乗り場のあるジュングッバトゥビーチで簡単に借りられます。希望すればボードキャリアーも用意してくれますよ。
レンボンガン島サーフィン以外の魅力?
どんなに筋金入りのコアサーファーだったとしても、レンボンガン島に渡ったらシュノーケリングしないともったいない!!・・・っと言いつつ、サーフィンだけしたい気持ちも分かります。
でも、レンボンガン島はタイドによってサーフィン出来ない時間帯があるので、そんな時は島の北東部のマングローブ村に行きましょう。
レンボンガン島のボート乗り場からバイクで15分。
その名の通りマングローブジャングルが広がるこの村では、木製のボートで行くマングローブ探検やSUPが楽しめます。
マングローブなんて興味ねぇしって?
それならシュノーケリングは如何でしょうか?
透明度は見ての通り、干潮でも満潮でも行けるので、サーフィンの空いた時間に楽しめるので都合も良いですね。
レンボンガン島マングローブポイント
ペニダ島ウォールポイント(マングローブ村発着)
・・・っはい!!これはバリ倶楽部ツアーの宣伝です。
マングローブ村の他にも、いつ行ってもドリームビーチや・・・
チュニガン島ブルーラグーンなど・・・
バイクさえ借りればどこでも行けます。島内観光をしていると地元の方たちの生活も垣間見れますよ。
小学生の通学風景。
一番の目的は良い波に乗ることだと思いますが、もし波が当たらなかったとしても楽しめる要素はたくさんあります。アレコレ書きましたが、この島の一番の魅力は島全体の自由な雰囲気です。少しでも時間を用意して島内観光してみましょう!!
では、また~
お客様からのメッセージ