沐浴場で壺から水を出し続けるお姉さん達は全部で６人、雨の多いバリ島で長いこと外にいたのに風化していない印象があります。
なんでかな？と思いガイドスタッフのスアルタに聞いてみたところ、この遺跡は発見されるまで土の中に埋まっていたからだと言っていました。

だから、洞窟入口のおどろおどろしいしい彫刻もクッキリの残っているんですね。そんなに大きい彫刻ではないけどよくよく観察してみると面白いですよ。
洞窟の中は昔の人が修行に使っていた場所で、壁に空いた穴凹に座り瞑想していたらしいです。

Ｔ字の洞窟内は狭くて彫刻などはありません。ここは想像力を活かして大昔の修行者たちに想いを馳せてください。

それで、ここからが僕のオススメなんですが、有名な沐浴場と洞窟の先に沢へ下りる階段があるんですね。

全体的に苔むした感じは日本のお寺のようなで、落ち着いた雰囲気です。
スアルタの説明では眼下の巨石は何か建造物が崩れた残骸とのこと、

近くでみるとこんな感じ、結構デカいです。
苔の緑が溢れていて気持ちが良いですよ。

前半は石色、後半は緑色と、見事に写真の色合いが分かれました。
ガイドブックなどで紹介されるゴア・ガジャは石色の写真が多いんですが、僕は緑の巨石周辺の方が好みでした。
名所としては二色を見比べて、あっちが良いとか、こっちが好きだとか言えるから良いんでしょうね。
想像力が膨らむように少し情報収集をして、人がいない時間帯を狙えばタイムスリップするのは簡単かも知れませんよ。

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観光名所って言うのは見方と見せ方が重要ですからね。

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