こんにちは！ゲストライターのKuny（@ubadhealing）です。

私はバリ島のホテルで働いていた元在住者で、現在は旅行でバリ島を楽しんでいます。

今回は旅の前準備として、バリ倶楽部のおすすめツアーや日本語ガイドについてもっと知りたくなり、ガイドのウィディさんにインタビューしてみました！

ウィディさんプロフィール

実は、ウィディさんの名前はニックネームです！

• 名前：カデッ・ウィディアダヤナ（Kadek Widiadnyana）
• 出身：バリ島のシガラジャ
• 入社年度：２０１７年１月

♦バリ島豆知識♦

インドネシア人は名前が長いので、仕事でもニックネームを使います。特にバリ島出身者の名前はとても長いです。ウィディさんの場合は、アダヤナを省略しています。私がバリ島で働いていたホテルにも同じ名前の人がいて、ウィディを省略してアダヤナを仕事で使う名前にしていました。

ボス・尾島さんにきいてみた

バリ倶楽部のボス・尾島さんに、ウィディさんがどんな人なのか教えてもらいました。

「ウィディの外見はとても真面目な感じなんです。でも、ときどき真剣に話をしたと思えば、笑い話でジョークを交えて場を盛り上げてくれたり、ありがたい存在です！」

ウィディさんにきいてみた

バリ倶楽部のガイドさんは、全員日本語が話せます。ウィディさんの日本語との出会いなどプライベートを深堀りします！

日本語が流暢な理由

なぜ日本語に興味を持ったの？

バリ島は観光地で、外国語の取得が仕事につながります。当時は、日本語を話せるバリ人が少なく日本語ガイドが不足していることを知り、日本語を勉強するのがチャンスだと思いました。

また、インドネシア語は日本語と発音が似ているので読むのが簡単だと知り勉強したいと思いました。

どうやって勉強したの？

デンパサールの夜間大学で日本語を勉強しました。バリ島ではバリ人と結婚した日本人の家庭へ行く機会があり、それが日本語のリスニングの勉強になりました。大学卒業後に日本で暮らしたことも、日本語が上達しました。

実は日本で働いていました

大学卒業後に研修プログラムで３年間、日本に住んで働きました。茨木県のいちご農家です。今でも苺農家の人たちとFacebookでつながっていて、ときどきコメントをして交流をしています。

バリ倶楽部とのご縁

どうやってバリ倶楽部を知ったの？

バリ倶楽部の先輩のマデからです。Facebookのメッセンジャーでバリ倶楽部の求人を教えてもらいました。

マデは同じシガラジャ出身で、知り合ったのは、大学へ入学する前です。６か月間在籍したバリ州の職業訓練校で仲良くなりました。職業訓練校では、車のエンジンについて勉強しました。

入社を決めた決め手は？

マデからのバリ倶楽部の求人紹介のタイミングが良すぎたからです。日本からバリ島に帰国後は、レストラン働いていました。レストランの仕事は長くやりたい仕事と思えずに退職し、1か月後にマデから連絡が来ました。

お互い日本で働きバリ島に帰国してからは、全く会わずにいたので、Facebookメッセンジャーのお陰です。

連絡をもらった当初は、とにかく仕事が必要でまず試してみようと思いました。正直、海での仕事が怖くて不安でした。当時、海での事故をニュースでみたからです。入社後の２週間は不安だらけでしたが、なんとか乗り越えて今も働いています。

その他の理由は、当時いたガイド達のほとんどが、職業訓練校で知り合ったメンバーだったからです。仲間がいる職場なら入社したいと思いました。

バリ倶楽部でのガイドのお仕事

はじめてのツアーとお客様は？

「レンボンガン島マングローブ＆シュノーケルツアー」でカップルを案内しました。とても緊張をして日本語を間違え、冗談を話すことが全くできませんでした。今はリラックスして案内できるので、冗談が話せるほど日本語もスムーズです。

ツアーで印象に残った出来事

ドリームビーチへ案内したカップルに、ガイドとしてはじめてチップを頂いたことです。先輩ガイドに比べるとサービス面で自分の未熟さを感じていたので、とても驚きましたが嬉しかったです。

ガイドとしてのやりがい

沢山の日本人のお客様と会って、日本語が話せる事です。毎日勉強になります。大学で日本語を勉強したので、日本語を使う仕事でバリ倶楽部のガイドになれたことが幸せです。

ガイドとしての自分の長所は？

長所はありません！バリ倶楽部の先輩を凄い人たちだと思っているからです。

♦バリ島豆知識♦

バリ人はとても控えめで穏やかな性格です。特に会社などの組織でその性格が表れます。自分が何かに長けていると出しゃばらない控えめな発言が、とてもバリ人らしさがでています。ウィディさんの長所は、バリ人らしいところかもしれませんね！

ウィディさんおすすめツアー

バリ倶楽部のツアーの中でも、「幻の世界遺産ブサキ寺院＆バリ衣装体験」がおすすめです。文化、食事など全てのバリ島が詰まっているので、リアルなバリ島を知りたい人におすすめです。ツアーでは、パサールパギ（朝市）にも行きます。

語学の講師もしている

日本語とインドネシア語と２か国語の講師です。ガイドの傍ら、講師をしています。対面とZOOMオンラインで教えています。日本の研修プログラムの日本語講師のお話なども頂きますが、バリ倶楽部でガイドの仕事が本業のためお断りすることがあります。

日本語講師としては、日本へ旅行に行くのが趣味のバリ島出身の医者や、語学学習が趣味のメダン出身のお金持ちに教えたりしていました。その他は、島内で日本の大学の先生にインドネシア語を教えていました。

また、ツアー後の夜の時間帯には、日本人にオンラインでインドネシア語を教えています。

バリ島のこれが好き

バリ島の好きな場所

街より、田舎が好きです。生まれ育った場所は田んぼが多かったので、田んぼのある場所が好きです。

好きな食べ物とおすすめ

果物はマンゴーが好きです。料理は魚料理が好きです。魚料理に添えられる薬味のサンバル エンブ(Sambal Embe)が大好物。

サンバル エンブは小さな赤玉ねぎをフライして作るサンバルです。子供の頃に食欲がないときに食べる食べ物でした。このサンバルが大好物なので、食べすぎで両親や妻に怒られることがあります。

日本人のお客様へおすすめの料理は、ジュク ウンディス(Jukut Undis)。黒い豆を使った季節のスープです。バビグリンが食べられるワルンは、どこも美味しいのでおすすめです。

＊サンバル：唐辛子入りのソースや薬味

バリ島のどんな点が好き？

バリ島は世界で有名な観光地で、インドネシアの中でも特別な場所だという点が、バリ人として誇りに思います。また、バリヒンドゥー教の目に見えない力を信じる文化も好きです。

バリ人は、インドネシアの中でもおとなしい性格なのでそれも良いと思います。バリ島でＧ２０など国際会議が開催されるのは、バリ人は反発やデモなどを起こさないおとなしい性格に関係があると思います。

プライベートを深堀り

家族構成は？

妻と息子が２人です。

オフタイムの過ごし方？

インドネシア語を教えたり、自宅で副業として溶接の仕事をしています。仕事ばかりしているので、たまに息子のために時間を作って公園へ行っています。

趣味は？

バイクが趣味です。以前は３台のバイクを所有していましたが、今は２台です。好きなバイクはホンダCB100、ホンダAstrea、ホンダTiger2000。今所有しているのは、ホンダCB100、ホンダAstreaです。

得意なこと・苦手なことは？

得意なことは、掃除です。他人が掃除すると、自分より汚いのが気になります。今は忙しいので気にしないようにしています。

苦手なことは、あまり知らない偉い人と一緒に食事に行くこと。緊張して料理を美味しく食べることが出来ません。

日本食は何が好き？

日本食は、どれも美味しいです。

今食べたいものは、日本のラーメンとマヨネーズ。ラーメンは、油の量がインドネシア料理と似ています。日本のマヨネーズは本当に美味しいです。マヨネーズに唐辛子を混ぜてご飯がけやサラダで食べたいです。

日本で行きたい場所は？

北海道と沖縄へ行きたいです。北海道は雪がたくさん積もり、沖縄はインドネシアに似てる様なので興味があります。

ガイドとしてのこれからの目標

年齢的に４０代になろうとしているので、バリ倶楽部とご縁ある限り家族の為に頑張ります。お客様に喜んでもらうのがガイドの使命なので、お客様のために心を込めて働きたいと思います。

最後に

インタビューで話せば話すほど控えめで飾らない発言が、とてもバリ人らしい性格のウィディさんでした。でも、本当は冗談も大好き！インタビューの日は、インタビュー外の雑談で笑わせてくれました。

バリ倶楽部は、バリ人ガイドのディープなバリ島内ツアーがあります。是非、ウィディさんおすすめの「幻の世界遺産ブサキ寺院＆バリ衣装体験」でバリ島やバリ人らしさを感じてくださいね！

＊インタビューは２０２３年９月の回答に基づきます。