【バリ島ホテル vs ヴィラ】バリ島在住女子が違いと選び方を分かりやすく解説
2022年5月27日
バリ島からこんにちは!ゲストライターのナナス(@langsung_bali)です!こちらでの生活も早13年。バリの親兄弟18人+犬5匹に囲まれて賑やかに暮らしています。
バリ島はコロナ禍による規制が緩和され、海外からの旅行者の姿も見られるようになり、また街が賑わいを取り戻しつつありますよ!
そんな今、もうそろそろバリ島旅行を計画したいというかたに、旅の重要ポイントでもある宿選びのヒントを在住者の視点からご紹介します!
目次
ホテルとは、ヴィラとは?
バリ島の魅力のひとつは何といっても幅広い宿のバリエーション!ホテル予約サイトで検索すると無数の宿泊施設がヒットします。選択肢が多くはじめはワクワク、でも結局選びきれず困ってしまった…という声をよく耳にします。
そんな時は、まず宿泊施設の名前にあるHotel(ホテル)やVilla(ヴィラ)という文字に注目してみましょう。これらの違いをご存知でしょうか?
Hotel(ホテル)は高層建物で各フロアにいくつもの客室が並んでいます。日本でも一般的な様式で、ビジネスホテルやシティホテルなどでもお馴染みですね
基本的に各客室にベッドルームとバスルームが完備されていて、お食事は併設のレストランなどを利用します。
一方、Villa(ヴィラ)は一軒家もしくは戸建て様式で、1棟まるまる別荘のように使うことができます。
バリ伝統の建築様式や芸術アートを取り入れた南国らしいヴィラから、洗練されたモダンでスタイリッシュなヴィラなど、その佇まいもさまざまです。
バリ島のホテルってこんな感じ
大型リゾートホテル
バリ島には世界的にも名高いリゾートホテルが数多くあります。
特にインドネシア政府が観光開発に注力したヌサドゥアITDC地区やその周辺には「グランドハイアットバリ」「ウェスティンリゾート」「ヒルトンバリリゾート」などの有名リゾートホテルが建ち並んでいます。
日本ではなかなかないスケール感の広大な敷地には、宿泊棟以外に大きなレジャープールやエステティックスパ、フィットネスジムなどのファシリティも完備されていてホテル内で1日楽しむことができますよ!
一番スタンダードな客室でも十分広々としていますが、さらにはリビングスペース付きのスイートルームやバルコニー付きのお部屋など様々なルームカテゴリーがあり、多様なニーズに対応しています。
私の最大の楽しみは朝食!朝の豪華ビュッフェ(バイキング)は各国料理から選びたい放題で絶対はずせません!
滞在中お困りの際などは、コンシェルジュと呼ばれるお客様係が対応してくれます。チェックイン手続きをするフロントの横にコンシェルジュデスクが設けられているところが多く、タクシーの手配や各種案内をしてくれます。
小さなお子様連れのファミリーは、キッズクラブやウォータースライダー付きのプールがあるリゾートもありますよ!
⬇︎子連れ向けホテルはこちらの記事で紹介しています
ミニマリスト系ホテル
ひと昔前まではバリ島でホテルの選択肢と言えばリゾートホテルかローカル宿かのほぼ2択でしたが、ここ数年でビジネスホテルのような小規模ホテルが増えてきました。
洋式で快適ですが、客室は少々狭めでファシリティは最小限。その分お値段がグッとリーズナブルになっています。
バリ島のヴィラってこんな感じ
バリ島に良くあるヴィラはおおよそ3つの規模に分けられます。
ヴィラリゾート
バリ島でもっともポピュラーなのがこのタイプ。敷地内にいくつかのヴィラが仕切られて建っています。フロントスタッフやセキュリティが常駐していて、エステティックスパやフィットネスジムが併設されているものが多いです。
例:「ヴィラアイルバリ」「マカヴィラス&スパ」「ヴァイスロイバリ」など
大型リゾートホテルに併設
敷地内にホテルとヴィラの両方があるリゾートもあります。
ホテル棟とヴィラではエリアが異なりますが、ヴィラの宿泊ゲストはホテル棟にあるレジャープールなどの施設も利用できます。ヴィラならではのプライベート感と、大型リゾートホテルの充実した施設のどちらも楽しめるというメリットがあります。
例:「アヤナリゾート」、「ムリアリゾート」、「Wリトリート」「マヤウブド」など
一棟貸の単独ヴィラ
個人所有など、1棟だけの単独したレンタルヴィラもあります。
今まで日本人旅行者にはあまり浸透していないタイプでしたが、airbnbなどの民泊サイトで良く見られるようになりました。(※この記事では主に1と2についてご紹介します。)
人気はプライベートプール付きヴィラ!
プール付きのヴィラは南国リゾート感たっぷり!人目を気にせず、いつでも好きなときにプールでリラックスできます。
ここ最近のブームは「フローティング・アフタヌーンティー」「フローティング・ブレックファスト」といって、プールにスイーツやお食事を浮かべて楽しむサービス。プライベートな空間だからこそ叶うユニークな体験。ちょっと気になりませんか?
一人旅からファミリー、グループ旅行にも◎
部屋数は1ベッドルームヴィラから、大きなものだと5ベッドルームヴィラなどもあります。
ヴィラと言えばカップルというイメージが強いかもしれませんが、実は家族旅行、卒業旅行、社員旅行など10名前後のグループにも向いています。
アットホームなおもてなし
ヴィラには「バトラー」と呼ばれる、ゲストの快適な滞在をサポートする専任スタッフがいます。キッチン付きのヴィラでは朝食を作ってくれるなど、細やかなお手伝いをしてくれます。
また、お誕生日や記念日など特別な日のプランニングも相談可能です。大切な人へのサプライズに、バスタブに花びらを浮かべたフラワーバスや、キャンドルライトディナーなどのロマンティックな演出や、グループみんなでバーベキューやケータリングなどのアレンジをしてくれるヴィラもありますよ。
番外編:その他の宿泊施設
バリ島にはまだまだ別の種類の宿がありますよ!参考までにさらっと触れておきましょう。
コテージ/バンガロー
伝統的なかやぶき屋根や木のぬくもりを感じるこじんまりしたお部屋が特徴的な小規模な宿。バリ島というよりレンボンガン島やギリ島などの離島に多くあるイメージ。離島を熟知するバリ倶楽部の過去のブログでもたくさん紹介されているので、是非チェックしてみましょう!
⬇︎ レンボンガン島のおすすめ記事
⬇︎ ギリ島のおすすめ記事
ロスメン/ホームステイ/ゲストハウス
昔からある民宿で、ディープなローカル暮らしを体験したいバックパッカーなどに人気。ロングステイ(長期滞在者)が多いウブドやチャングー、ブキット方面には新築できれいなゲストハウスも増えてきています。
あなたはホテル派?ヴィラ派?
では、ズバリこんな人におすすめ!!!いってみましょう~!
大型リゾートホテル(価格帯:中~高)
- 充実した施設を利用してホテルでの時間も満喫したい人
- ワンランク上の上質な滞在をしたい人
- お子様連れのファミリー
小規模ホテル(価格帯:リーズナブル)
- 格安旅行
- 旅行中はアクティブに動くホテルは寝るだけ派
- とは言え清潔&快適な宿泊がマストな人
ヴィラ(価格帯:中~高)
- 喧騒を離れてのんびりしたい人
- プライベート重視
- 新婚旅行やカップル
- 10名くらいまでのグループ旅行
せっかくこんなに選択肢があるので、滞在中宿泊先を移動して、ホテルとヴィラ両方泊まってみるのもおすすめです。
例えば、前半はビーチ沿いのリゾートホテルで海を満喫、後半は美しい深緑の渓谷を望むウブドのヴィラでのんびり癒しの滞在…という組み合わせはいかがでしょうか?
2022年5月18日に、インドネシア入国時のPCR検査陰性証明書の提出義務が廃止されたというニュースが舞い込んできました!またもう一歩バリ島に来やすくなりましたね!
バリ島にお越しの際は、宿のタイプと予算や泊まりたいエリアなども照らし合わせて、あなたにぴったりな宿泊先を探してみてください。
⬇︎ こちらの記事もとても参考になりますので、ぜひどうぞ!
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