ちょっと面白い、バリ島の5つの習慣
2015年5月7日
前回のブログでバリ島のマナーをご紹介させていただきましたが
今回はバリ島の人々のユニークな習慣をご紹介します。
その習慣はこちらです
1.バリ島では北が南??
バリ語では北のことをカジャ「KAJA」といいます
カジャの概念は正確にいいますと北ではなく山の位置をさす方角です
バリ島各地からみえる神聖の山はアグン山(3142m)です。
アグン山はバリ島の北部にあり、大半のバリ島の人々からみると北の方角にあるんです、
が。。。
バリ島の一県、最北のブレレン県からみるとアグン山は南にあります。
なので、ブレレン県に行くとバリ島の人たちのカジャ(北)は南に変わります。
ややこしいですね(涙)
バリ島南部の人たちもブレレン県に行くと混乱します(笑)
バリ倶楽部のガイド、マデ ブレレン県出身の彼なら混乱しません |
もっと言うとバリ島の方々は小さいときから方角を把握し
場所や道を聞くときに決まって方角で言われます
「スーパーの西側」とか「小学校のちょっと東へいったとこ」
「その道を西にずーっと進んで、つきあたり南にまがって東側にある薬局のちょっと北」
と言われた日にはパニックです!!
2.北まくら東まくら
また方角の話しです。
日本にも北まくらという文化はありますね
風水的に北まくらはいいと聞いたことがあります
バリ島では北まくらと東まくらがいいとされています。
バリ島の総本山ブサキ寺院は北にあり南に向いてます。
他の寺院や家にある祠は東にあり西に向いてるので
寺院や祠に足を向けるのはよろしくないということです。
そして、東まくらは長寿
北まくらは繁栄をもたらす言い伝えもあります。
3.他人も家族
バリ島では親と兄弟はもちろんのこと
親の兄弟の家族
そして祖父や祖母の兄弟の家族まで把握してて距離が近いんです。
その家族や親戚を呼ぶときに
なになに叔父さんやなになにお姉さんと必ず付けます
これは家族や親戚だけではなくて
赤の他人にでも必ずお兄さんや叔母さんなどをつけて呼びます
目上の人を呼び捨てにしたりすると失礼
罰があたると信じられています。
他人に対しての叔母なのか伯母なのか
叔父なのか伯父なのかは
自分の親より年上か年下かでなんとなく決めています
バリ倶楽部のガイド、スアルタ 2歳年上なので、Bli(兄さん)とよんでいます |
4.コーヒー飲む?
バリ人の友人おられる方はご存じだと思いますが
友人や知り合いの家に遊びに行ったり、ふらっとお隣さんの家に寄ったりすると
必ず「コーヒー飲む?」「ご飯食べていきなさい」と
すすめられます。
バリ島の人々は気づかいとおもてなしが上手な方が多く
これもおもてなしの一つです
こういう部分は日本人と似ていますね~
ただなぜ決まってコーヒーなのかは謎です(笑)
コーヒー大好きな僕にはとてもありがたいですけど
5.ホンダやゲームボーイ、アクアやバイゴン
最近はうすれてきてはいますが
バイクのことをホンダっていってました(特におじーちゃん、おばーちゃん世代)
プレイステイションが出る前は
コンピューターゲームのことをゲームボーイといってました(任天堂のゲームボーイ)
未だに根強いのは
ミネラルウォーターと殺虫スプレイ
バリの人は
ミネラルウォーターはアクア
殺虫スプレイはバイゴンといいます。
エビアンを買う時にはアクアください、ヴォルビック買う時にもアクアください(笑)
銘柄が代名詞になってるものはまだ沢山あります
なんでだろ~
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