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バリ島原点の寺院を巡る旅~前篇~

2015年9月14日


こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
バリ島の原点や中心を少し書かせてもらいましたが、
今回はその原点をより深く理解したくて、
巡りながらそこには何が起きたのか、
現在のバリ島にどういう影響をもたらしたのかを実際に訪ねてみました。
最初に行ったのはバリ島中部にあるプアカン村のサバン・ダア寺院です。
1.サバン・ダア寺院
バリ島のヒンドゥー教をはじめ、バリ島の文化や習慣から農業や建築まで
現在われわれが味わうことが出来るバリ島のあらゆる魅力は
マルカンデヤ大師が2世紀(西暦189年)にバリ島を開拓したお陰です。
インドから来られたマルカンデヤ大師は「神様のお光」を辿る旅へ出て、
その「清光」の点と点を辿った結果、バリ島に大きな「光」があると悟りました。
2世紀のバリ島は(日本では邪馬台国の卑弥呼の時代)
未開拓で深い森に覆われていて、恐れていた島でした。
マルカンデヤ大師は800人の生徒を連れ、バリ島の開拓を試みましたが
生徒達が次から次へと病気や謎の死に見まわれ、
一回目の挑戦は失敗に終わりました。
2回目の挑戦はお供え物や儀式をしっかり行い、
無事バリ島に足を踏み入れることができました。
そのマルカンデヤ大師がお供えした場所が
現在のバリ島ヒンドゥー教の総本山と言われている
ブサキ寺院です。
以前のブログはココまででしたが、
その後のマルカンデヤ大師の旅は南に向かい
ココ、プアカン村をバリ島での拠点にし
ココ、サバン・ダア寺院を言わばご自身のお部屋にしました。
寺院といっても、森の中にある、とてもシンプルな丸い石の祠が4つ。
それぞれの石はアグン山、ランプヤン山、バトゥール山とラウン山を祭る祠。
この石を調べると実際にその山々からの石なんではないかと
想像してしまいます。
2000年前の状態をそのままに保たれているこの場所で
マルカンデヤ大師が42日間瞑想されて、バリ島を拓くお許しを
お願いしたと言われています。
この石の上でマルカンデヤ大師が瞑想時の色んな試練を耐え、
バリ島を拓くお許しを頂いた場所です。
お許しを頂いた後、
マルカンデヤ大師は生徒達の学びの場所を作り、
生徒達を育て、各地へ送り、農地を開墾し、村を作ります。
その生徒達の卒業式もここ
サバン・ダア寺院で行われたと言われています。
2.プサ・プアカン寺院

 
こちらの寺院は最初の寺院より、車で下り約10分ほどです。
最初の寺院は山の上にあり、こちらの寺院はその山の麓にあります。
ヒンドゥー教の信仰では宇宙や地球、全てのバランスがとても重要で
物事はすべて「2極」「2面」から見ています。
両極のバランスこそが調和、調和が平和を生みだすと信じています。

マルカンデヤ大師は山の頂上にあるサバン・ダア寺院は
山(ヒマラヤ山)、父、空のシンボルで
ここプサ・プアカンは
湖(マーナサロワール湖)、母、大地のシンボルとして作られました。
村人によりますと昔は実際に寺院の敷地内に大きな池があり
マルカンデヤ大師が沐浴する池であったと言われています。

現在は平地になっていますが、
バリ島の寺院には珍しい、寺院の奥に大きな庭のようなスペースがあり
そのスペースが以前大きな池のあとだということを物語っています。
それとこちらの寺院の本堂の中には金からできた像があり
考古学者が調べたところ、インドの物とし
マルカンデヤ大師がインドから持ってきた仏堂であるという結論。


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