【 バリ島の離島 】レンボンガン島とペニダ島にまつわる5つの都市伝説
2018年3月29日
こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
バリ島の離島といえばレンボンガン島が有名ですね。バリ島にきたら、レンボンガン島にいかねば!とまで知名度をあげています。
バリ島の南東部に浮かぶレンボンガン島、チュニンガン島、ペニダ島はバリ島の離島でバリ州に属しています。一言でいうと楽園です!ビーチ、サンゴ礁、マングローブ林がとても綺麗な島々です。それに加え歴史、文化、習慣もとても面白い島です。特に最近注目をあつめているペニダ島は、海中も風景もとても幻想的でありながらどこかミステリアスな雰囲気があります。
今回はこのバリ島の離島にまつわる都市伝説を紹介します。
レンボンガン島とペニダ島にまつわる5つの都市伝説
レンボンガン島、チュニンガン島とペニダ島は歴史的にバリ島とことなった王国であったことは有名な話です。バリ王国とペニダ王国は敵対関係にありました。最終的にペニダ王国が負けて、ペニダ島、レンボンガン島やチュニンガン島はバリ王国の管轄になり、いちじき島流しの島にされた記録も残っています。
そういう背景もあり、ペニダ島を含む、この3つの離島はバリ人にとって【怖い島】というイメージがありました。ながいあいだ敬遠された島々でもあります。
今はバリ島の人でも気軽に観光にいったりもしますし、嫌なイメージはうすれてきました。実際ペニダ島にいくと、島民はすごく穏やかで、優しくて、すごくいい印象しかありません。
そんな面白い歴史があるバリ島の離島にいもなお残っている言い伝えや都市伝説があります。その都市伝説は
1.大きな噴火でできた島々
レンボンガン島、チュニンガン島とペニダ島はバトゥール山の噴火でできた島といわれています。バトゥール山はバリ島北部にある活火山で現在は1717mしかないんですが、大昔はバリ島で一番高い山だったそうです。そのバトゥール山が噴火したエネルギーが地殻変動をお越し、3つの離島が隆起したと言われています。
バトゥール山は島も生みだす力があるので、バリ島では【母なる山】として信仰されています。ちなみに【父なる山】はアグン山です。
バトゥール山はキンタマーニ高原というクレーターのど真ん中にあります。キンタマーニ高原はバトゥール山の麓だったと言われていますので、バトゥール山の元の大きさをものがたっています。都市伝説というか事実なんじゃないかと思うくらいの説ですね。
2.ペニダ島、龍が作った絶壁
ぜひいちどペニダ島に来てください!断崖絶壁からみる海の景色は圧巻です!そして、絶壁にあるビーチをのぞくと、まっ白でキレイな砂浜。
この独特な地形は龍が作ったものという都市伝説があります。
ペニダ島の地形を見ると、北部の一部以外はまわり全部断崖絶壁です。これは全てバスキという名の龍が地下に潜りこみ隆起させたと言われています。
なぜ?
これはペニダ島の位置と関係するんですが、ペニダ島はバリ島の南東にあり、バリ島南部と同じくインド洋に面しています。バリ島を破壊する自然災害はインド洋で発生する津波だと言われています。まんがいち、インド洋で津波がおきた場合ペニダ島にある断崖絶壁が自然の防波堤になる。
バリ島を津波から守るためにバスキ龍がペニダ島の地形を断崖絶壁にしましたと言われています。
3.レンボンガン島は女性、ペニダ島は男性
バリ島では自然のエネルギーにもオーラがあると信じられています。【女性的】や【男性的】なエネルギーがあると信じられています。
女性的なエネルギーがあると【魅力的、人をひきつける力】があると言われています。男性的なエネルギーだと【とげとげしい雰囲気、人をよせつけない空気】があるそうです。レンボンガン島とチュニンガン島は女性的と言われていて、女神が多い島と言われています。だからこそ人気がでるとも言われています。
4.黒魔術の島
大昔、ペニダ王国の王さまが黒魔術の使い手で、バリ島に病気をおくり、人々をくるしませたという言い伝えがあります。ペニダ島の軍隊は魔物や妖怪で編制されていて、とても恐ろしい。魔物のすみかとまで言われていました。
その代々伝わってきた都市伝説で、20年前まではペニダ島が黒魔術の島だと疑いもなくみんな思ってました。バリ育ちの僕も、小さいころ良くペニダ島の【悪いうわさ】をきかされてました。高校の同級生にペニダ島出身の子がいて、黒魔術のことがみんな気になってて【やっぱりペニダ島の黒魔術はすげーのか?】とよく聞かれていました。
5.マングローブ林の主
レンボンガン島の人ならだれでも信じています、マングローブ林には主がいる。許可なく勝手に木を切ったり、釣りしたりすると罰が当たる。地元の人がマングローブの木を勝手にきったら大きな黒い物体に襲われたという証言があったり。
色んな説がありますが、レンボンガン島の海、ビーチやマングローブの主は大きな白いワニという説もあります。その白いワニのすみかがマングローブ林だと言われています。
まとめ
バリ島にはさまざまな都市伝説があります。多くの都市伝説は子供たちにマナーやルールをおしえる為のものだと思ってます。枕をふんだら頭と足がさかさま(犬神家スタイル)になるとか、まっぴるまの12時に出かけたら妖怪に誘拐されるなど、いろんな言い伝えがあります。
ペニダ島の黒魔術に関しては、バリ島と敵対関係があっただけに、戦略やプロパガンダだと思います。怖い噂をながしバリ島に責められないようにする。または、長年ペニダ島を弾圧できなかった、バリ島側の言い訳かも知りません。
バリ島ではいろんな不思議なできごとがおこります。行方不明になった男の子が100キロ離れた場所で一か月後に発見されて、服装や体重が行方不明になった当時のまんま。男の子は1時間くらい、川でであった男の子と一緒に遊んでた感覚だったそうです。妖怪に誘拐されたのでは?!!とさわがれていました。
このようなことがよく聞くので、本当にあるのかな?とも思ったりします。
信じるか信じないかはあなた次第です。
お客様からのメッセージ