出発前にやるべきこと&やった方がいいこと【初バリさんのバリ島ガイド】
こんにちは!ゲストライターのKuny(@ubadhealing)です。私は元在住者で、現在は旅行でバリ島を楽しんでいます。
今回は私がバリ島旅行直前ということもあり、出発前に準備しておきたいことをまとめてみました!
まずはバリ島に確実に入国しよう
荷物よりも大切なことが、バリ島へ入国できることです。「当たり前でしょ」と突っ込まれそうですが(笑)
私が以前バリ島のホテルで働いていた時のこと。社員旅行の団体さまをお出迎えしたとき、社長さまだけ日本を出国できずに旅行に不参加ということがありました。入国条件であるパスポートの有効期限が6か月を切っていたためです。
「出発日に空港まできたのに…」とならないためにも、まず、バリ島へ入国するための必須条件と確認事項についてまとめました。
出入国の確認と準備
パスポートと航空券の確認
必須の確認事項は3つあります!
① パスポートに6か月以上の残存有効期間があること(インドネシア入国日時点) ② パスポートに空白ページが十分にあること ③ 入国日から30日間以内にバリ島を出国する航空券があること |
②について、「十分にある」とは何ページなのか明確な案内がありません。ページが残り少なければ旅券事務所でページを付け足すことができます。ただ、パスポートのページ追加は、当日の受け渡しはできないので、余裕をもって準備しましょう。
航空券で注意しておきたい点は、日本を出発するまでには、30日間以内でバリ島の出国を示す航空券(復路など)を購入する必要があります。
理由は、観光ビザで滞在できる期間が基本的には30日間だからです。出国を示す航空券がないと、日本の空港での搭乗チェックインのときに、日本で出発を止められてしまうんです!
実は30日間の滞在ができる観光ビザに、バリ島内のイミグレーションで所定の手続きを行うと、更に滞在を30日間延長できます。延長をする予定ならば、60日以内の復路などの航空があればOKです。
入国前に行うオンライン申請
必須のオンライン手続き2つ
入国には2つのオンライン申請が必須です。
① E-CD(電子関税申告書) ② SATUSEHAT Health Pass(健康状態申告) |
E-CDは【到着日の3日前】から手続きが可能です。手続き完了後にQRコードが発行されるので、スクリーンショットを保存するか印刷して準備をします。
SATUSEHAT Health Passについては、在デンパサール日本国領事館のウェブサイトにて、申請方法などの詳細がきちんと説明されています。E-CDについての簡単な説明と、申告のためのリンクも貼られています。
オンラインでも現地でもできる手続き2つ
観光での入国には他にも2つの手続きが必要ですが、オンラインでも現地でも手続きができます。
① VOA(ビザ オン アライバル=観光滞在ビザ) ② Love Bali(バリ州観光税) |
VOAの支払いは Rp.500,000(約5,000円)、Love Bali は Rp.150,000(約1,500円)です。オンライン申請する場合は事前にクレジットカードで支払います。
現地支払いの場合、VOAは空港の入国審査カウンター、Love Baliは国際線到着ロビー出口付近のカウンターで支払います。現金(インドネシアルピア)またはクレジットカードで支払うことができます。
オンラインと現地手続き、どちらでもいいとなると迷いますよね?オンライン申請のメリットとデメリットと、向いている人と向いていない人をまとめてみました。
オンライン申請をした方がいい場合
メリット | 入国審査で並ばなくてよいので時短。到着後すぐに移動できる |
デメリット | 全て自己責任。事前支払いなので支払いトラブルの可能性あり |
向いている人 | 英語やインドネシア語で手続きのトラブルの対処ができる。 お子様連れなど、各手続きで並んで待てない状況の人 |
向いていない人 | 全て人任せにしたいという人。 VOA申請のための顔写真用意など細かい準備が嫌いな人 |
私の経験では、現地手続きの方が楽でリスクも少なく感じます。つい最近、バリ島旅行を計画していましたが、台風の影響で前日に旅行をキャンセルしました。現地カウンター手続きの予定だったので、キャンセルやお金のことを考えずに済んで楽でしたよ。
現地のVOA手続きカウンターでは、高齢者に対して優先カウンターがあります。空港スタッフが見つけて案内をしてくれます。高齢者を含む旅行で、手続き方法を迷っているならば、現地カウンターでの手続きでよいかと思います。
情報は随時変更されるので、在デンパサール日本国領事館のウェブサイトを確認すると安心です。VOAやLove Bali申請のためのリンクなどが記載されています。
ここまで、バリ島へ確実に入国するための必須条件と、オンラインまたは現地で必要な手続きを紹介しました!次の項目では、持ち物などについてまとめています。
*バリ島の空港については過去記事の「出国入国前にチェック!」をご覧くださいね!
複数の支払い方法を準備
バリ島での支払いについては、ある程度の現金(日本円/インドネシアルピア)と、複数のクレジットカードを準備しておくと安心です。
・クレジットカード2枚以上 ・インドネシアルピアの現金 Rp.1,000,000(約10,000円)/1人 ・日本円の現金 |
クレジットカードは2枚以上もつと便利です。いつも使用しているクレジットカードを海外で使用すると、不正利用防止でセキュリティが働き、使用できないことがあります。その場で日本へ電話をする手間や国際電話代を考えると、サブカードがあると安心です。
ホテルのフロントでの経験では、2枚の同じVISAカードでも「楽天カード」「エポスカード」のようにカード発行会社が異なっていれば、どちらかが使用できるケースがほとんどでした。
確実にカード払いがしたい人は、「VISA」「Mastercard」などクレジットカードブランド会社が異なるものを持っていくほうが安心ですよ。カードの不具合の原因が、カード発行会社かカードのブランド会社によるものなのか、その場ではわからないためです。
インドネシアルピアの現金は必ず必要です。観光名所の入場料、カーチャーターの支払いやローカルレストランなどはクレジットカードを使用できません。
ルピアの現金 Rp.1,000,000(約10,000円)と書きましたが、到着時のVOAや観光税、空港からホテルまでのタクシーの支払いとして、日本で両替しておきたい金額の目安です。バリ島で両替するほうがレートがよいので、日本で両替するのは最低金額で見積もるとよいです。
バリ島のコンビニでなんでも買える?
現地のコンビニは、歯ブラシやシャンプー、生理用品、ウェットティッシュなど最低限の日用品は購入できます。
しかし、ヌサドゥア、ジンバラン、ウブドなど、日本の旅行代理店で取り扱いのある有名ホテルの立地は、ほとんどが徒歩で気軽にコンビニへ行けない場所にあります。すぐに動けないこと前提として、準備しておくと安心です。
日本で準備しておきたい持ち物
ホテルの部屋で
5つ星ホテルでも、日本のビジネスホテルのようなきめ細やかにアメニティが用意されていません。<必須>と<あればいいかも>でまとめてみました。
<必須> |
・化粧水と乳液 ・メイク落とし ・スマホの充電器とコード ・変換プラグ(インドネシアCタイプ) |
充電コードの貸出し対応をしているホテルは、ほぼないです。変換プラグはホテルの貸出しがあったり、部屋にセットされていることもあります。しかし、なければスマホの充電ができなくなるので、自分で用意するのが一番です。
また変圧器は、スマホ、カメラ、パソコンのほとんどが世界中の電圧に対応しているので必須アイテムに入れていません。
出来れば、リーズナブルに旅の準備をしたいですよね?100円ショップのダイソーで変換プラグと、化粧水と乳液を見つけました!これが100円(税抜き)で買えるなんてコスパ良すぎです。
<あるといいかも> |
・ヘアコンディショナー ・ヘアブラシ |
ヘアケアに関しては、コンディショナーはホテルによってはない場合があります。またバリ島ホテルでは、ヘアブラシではなくヘアコームが一般的です。ブラシ派の人は用意してくださいね!
レストランで
環境や文化が異なるので、あればよいものが2点あります。
・虫刺され痒み止め(ウナなど) ・ウェットティッシュ |
バリ島のレストランやカフェは、ほとんどがオープンエアで開放的な造りです。蚊に刺されやすい、痒いのが大嫌いな人には、日本から痒み止めを準備しておくと快適です。現地では日本のように、優れた痒み止めがありません。
ウェットティッシュの用意もお忘れなく。ホテルなど料金が高めのレストランではおしぼりが出てきますが、街レストランやカフェではおしぼりの用意はありません。
プールやビーチで
絶対に日本で準備しておいたほうがよいものが2点あります。
・日焼け止め ・タンポン |
バリ島内でも日焼け止めクリームの種類は豊富です。しかし、日本製のような伸びと香りがよく使い心地抜群な商品になかなか巡り合えないので、日本で用意しておくことをおすすめします。
タンポンやナプキンは現地でも販売していますが、特にタンポンは販売しているスーパーやコンビニ、薬局を見つけるのが難しいです。必ず日本から持っていきましょう。
体調不良に備えて
いつも元気でも、現地に到着して体調を崩すということはあります。現地で慌てて薬を探さず、用意しておくことをおすすめします。
・常備薬 ・酔い止め薬 |
現地で薬を買うのは、言葉の面で不安があります。日本の薬は現地での販売はなく、バリ島では同じ成分の薬でも、日本の薬より成分が強い場合も…
酔い止め薬は、必須になりそうです!
バリ島旅行で人気なのが、レンボンガン島やぺニダ島などの離島ツアー。ボートに乗って離島へいくツアーなので、波が強いとボートが揺れます。酔い止め薬を飲んでおくと元気に過ごせますよ。
日本の薬局には、たくさんの種類の酔い止め薬がありました。水なしで服用できるもので、最安値は500円ほど。
*バリ倶楽部の離島ツアーついては過去記事の「レンボンガン貸し切りツアー」をご覧くださいね。もちろん、リーズナブルな一般ツアーも手配可能ですよ!
ショッピングで
日本と同じく、バリ島でもプラスチックごみを減らすエコ活動が盛んです。スーパーやコンビニでお買い物をするときは、プラスチックバッグがないことを前提にバッグ持参で!
・エコバッグ |
日本で設定しておきたいアプリ
バリ島の旅行者の移動は、タクシーや個人タクシーが主な交通手段です。「Grab」アプリを日本でダウンロードして登録しておくと便利!Grabとは、個人タクシーの予約ができるアプリです。
*Grabタクシー利用方法は過去記事の「Grabの使い方」をご覧くださいね!
現地SIMカードは不要?
1週間程度の旅行であれば、現地SIMカードなしで過ごすこともできます。空港やホテルにWIFIがあり、観光客向けのカフェだとWIFIが設置されている確率が高いです。
しかし、オンラインミーティングや素早いチャット対応が必要なリモートワーカーとして旅行に来た人には、サブ回線として現地SIMがあると安心です。各所のWIFIがいつも安定しているとは限らないからです。
スマホがSIMフリーであれば、バリ島の空港で現地SIMカードの手配ができます。税関申告を終えてそのまま歩くとSIMカードの販売所があります。SIMのアクティベーションも販売スタッフに全て委ねることができるのが安心です。
私の直近の旅だと、日本のSIMデータでGrabタクシーを頻繁に使用しても、現地でリモートワークをしない限りは、海外SIMカードは不要と感じました。利用データ量は7日間でわずか0.1GB!LINEも含めて、できる限りホテルやカフェのWIFIを使用した結果です。
最後に
海外旅行は国の文化によって必要なアイテムなどが異なります。バリ島では徒歩移動ができないこともあるので、事前に必要なものを準備しておくと快適です。ぜひ、初めてのバリ島旅行の参考にしてくださいね!
* 内容は2024年10月の情報に基づきます。
* 料金は、IDR100=1円で換算しています。
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