【バリ島の秘境】ムンジャンガンでシュノーケルと温泉を満喫しました
2017年12月11日
皆さんこんにちは、バリ倶楽部のヒデです。
先日、ツアーでバリ島の西部「ムンジャンガン」に行ってきたので、どんなところか紹介します。
それでは、見ていきましょう。
ムンジャンガンとは
バリ島の西部に位置し、スミニャックなど南部のリゾートエリアから約4時間半かかる場所にあります。1984年にエリア全体が自然保護区に指定された園内には、熱帯雨林、大草原、マングローブの林、珊瑚礁の海といった手付かずの大自然が残されていて、珍しい野生動物も数多く生息しているバリ西部国立公園内にあります。
ムンジャンガンの言葉の意味は、「鹿」です。エリア内の海に浮かぶムンジャンガン島は、その名の通り、多くの鹿が生息する自然そのままの無人島です。島の周囲は、ホワイトサンドビーチと色とりどりの魚や海洋生物、サンゴがたくさん生息しているターコイズブルーの海に囲まれています。さらに、バリで最も美しいドロップオフがあることで有名です。
アクティビティ
自然が多く残る秘境であるムンジャンガンのアクティビティは、トレッキング、バードウォッチング、カヤック、ダイビング、シュノーケリングなどがあります。その中でも今回は、やはり外せないシュノーケリングを紹介します。
ムンジャンガンでシュノーケリング
ダイビングも有名なムンジャンガンですが、シュノーケリングがどうか。体験してきました!ボートに乗って、30分でシュノーケルポイントに到着します。10人乗りのボートに乗って、ポイントへ※ボートは全て形が一緒です。
小さな無人島ムンジャンガン周辺でシュノーケリング
降りてみると、ペニダ島のウォールポイントのような岩肌に沿って浅場になっていて色とりどりの魚が多く目を引くものばかり、サンゴも一面に広がっています。海側に進むとそこは、ドロップオフになっていて景色が変わります。
ドロップオフって何
ドロップオフ(Drop-Off)とは、リーフや岩場が垂直に近い形で深場まで落ちていること。急斜面、断崖のこと。サンゴ礁の端で、一気に深くなる部分があり、崖みたいにストーンと海底が落ちているようなイメージで、豊富な魚が集まるポイントです。
海の中の景色
潜ってドロップオフを見てみると、横に洞窟のような場所もあります。大きな魚が出てきそうでした!また、レンボンガン島、ペニダ島とは違った感じの海が広がり新鮮でした。
魚も人に慣れていないので、近づいていくとすぐにサンゴの中に隠れてしまいます。人に慣れていないのも、あまり人がいない環境だからと感じました。
海の透明度は、高くとても澄んでいます。浅瀬はサンゴに気をつけなければいけませんが、魚との距離も近く、間近で見ることができます。
一時間近くシュノーケルをしましたが、浅場は間近に魚やサンゴを見ることができ、カクレクマノミも気持ちよさそうでした。
ドロップオフは、大きな魚や赤く大きなリュウキュウイソバナなどを見ることもできます。
もう一つの楽しみとは
それは、日本人が大好きな「温泉」があるんです!!バリで温泉!?って思うかもしれませんが、バリにも活火山(アグン山、バトゥール山、バトゥカル山)があるので、火山帯ではお湯が出ているので、温泉地となっています。
ムンジャンガン周辺はバニュウェダン温泉と言われ、もともとは皇族たちの入浴場として知られていたそうです。また、今回お客様が宿泊されたミンピリゾートには、部屋にプライベート温泉があるもの、敷地内に共同温泉が3つ、温泉プールが2つあります。いろいろなロケーションではいる温泉は、疲れが取れること間違いなし!
気になる成分・効果
成分
pH6.5の弱酸性、硬度6.5の軟水の湯
とても肌にやさしく、慢性的な皮膚疾患などがある人にも効果的で、美肌効果が高い。ナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩を主成分としている天然の鉱泉です。
効果
ストレス、化学物質過敏症、リウマチ、関節症、外傷後・術後の痛み、肥満、代謝不良などに効果があるようです。
また、ムンジャンガンの温泉は地元の人たちにとって欠かせない「憩いの場」になっています。温泉のリラクゼーション効果はどこも共通ですね。
ミンピリゾート(お客様の声)
ミンピリゾートには、共同温泉が3か所、温泉プールが2か所。温泉プールの温度は少しぬるめですが、長時間入浴に良いです。
ロビーから一番近い温泉
緑広がる温泉プール
残りの温泉、プールは海沿いにあります。
お客様の声として、温泉は朝お湯を入れ替えているので清潔感があり綺麗です。温泉の色は、無色透明。温度は、熱い場所もあり、日本人好みで気持ちがよかった。また、温泉プールも開放感があってよかった。
このことからも、温度の様々な温泉や海に面した温泉、緑に囲まれた温泉があり、色んなロケーションで楽しめそうです。
ローカルの
ガイドは、ローカルの温泉がどんなものか行ってきました。着くとそこには、大きなプールのような温泉が1つ、子供用の温泉が1つありました。とても賑わっていて、子供から大人まで多くの人が温泉を利用していました。
一言で言うと、テロマエ・ロマエの大衆浴場のようでした(笑)
みんなで一つのお風呂にはいってゆっくり
飲み物や軽食も売っています
深さは、1m程度です。トイレ、シャワー(打たせ湯)もありました。着替え室はありません!
気になる温度は…日本人にとって適温。十分、暖かいです。バリ人のスアルタは、終始熱いと言っていました!でも、気持ちがよく疲れがとれます。また、あがった後もポカポカしていて芯まで温まりました。
感想は、みんなが一斉にはいっているので、ゆっくりしたい人には向きません。ワイワイと露天風呂に入る感じで、必ず水着を着てはいります。やっぱり温泉は、地元の人たちの憩いの場でした。でも日本との違いはゆっくり浸かるというより、ザパーンっと入って、後は、ゆっくり淵に座って足湯のように入るのが定番のようです!
周りを見渡すと、日本人は僕だけ。珍しかったのか、だいぶ視線を浴びました。(笑)気持ちがいいのでゆっくり浸かりました。
そして、皆さん帰りにシャワー(打たせ湯)で体を洗ったりして、濡れたまま帰っていきました。
気になる方は、ローカルの温泉も試して見てください。
終わりに
自然が多く残る秘境ムンジャンガン。今回は、シュノーケリング、温泉がメインでした。
シュノーケリングについては、ドロップオフに驚き、かなり深い落ち込みがあり、少し怖くなるほどでした。吸い込まれそうなくらい深いです!でも、自然にできたものは神秘的で、色鮮やかな魚やサンゴの風景は、竜宮城のようです!見る価値ありです!
温泉については、期待を裏切らない温度で最高でした。日本とは違った風景で楽しむ温泉は、新鮮で、基本露天なので開放感があり、自然の中で入るのでおすすめです。
ムンジャンガンは、南部のリゾートエリアから離れている場所にあるため、移動も長いように感じますが、そこに広がる景色やアクティビティ、そして疲れを癒す温泉は贅沢なひと時です。
今回は実施しませんでしたが、トレッキングやバードウォッチングが気になっています!多くの鳥や野生動物に会え、バリにしか生息しないカンムリシロムクドリも観ることのできる自然が息づいています。どこかでチャンスがあれば、リポートします。
ムンジャンガンは遠くても行く価値ありです!
お客様からのメッセージ