バリ島デンパサールのバドゥン市場
2018年3月28日
こんにちは!バリ倶楽部ゲストライターのしおり(@Shiori02052)です。
ウダヤナ大学の授業でしつこいくらいに「市場には行った?行った?行って?」
と迫られるので、行ってきました!パサール・バドゥン(バドゥン市場)!
想像以上に迫力があったので、今日は市場の様子についてお伝えします!
パサール・バドゥンとは
パサール・バドゥンは、デンパサールにある大きな市場。
食材含めその他の生活用品を買い求める地元の人たち、そしてお土産を探しに訪れる観光客で、朝から夜まで賑わっています。
特に何か買う予定がなくても、歩いているだけでバリの空気をひしひしと感じることができるので、バリ文化を身近に感じたい方におすすめです!
場所
場所はこちら!
バドゥン市場の近くには、車用・バイク用の駐車場が用意されており、タクシーでもバイクでも、行くことができます。
交通量の多い道に面しているので、道路を横断する際はお気をつけください!
モール内でお買いもの
日本から来ていた友達の「バティックを買いたい!」という要望をかなえるべく、昼間のパサール・バドゥンへ。
建物の中に入ると、迷路みたいに細い道の両脇に所せましと並んだお店がお出迎え。
ラインナップが派手な洋服屋さんもあれば
謎の装飾品屋さんもあり、
絵画を扱うお店もあります。
目移りして目的を失いかけながら、お目当てのバティック屋さんに到着しました!
日本語達者なおばちゃんが、ガンガン商品を進めてきます。
たじたじの友達。たじたじの私。
私は自分で自分にがっかりするほど押しに弱いので、値段交渉もそこそこに品物を購入して、さっさと退散。
しようと思ったですが、雨が降ってきたので、市場の中をぐるりと散歩することに。
激しい雨音に混じってどこからともなく聞こえてくる、誰かの歌声や噂話に興じる笑い声。
雨が止むまでの間、バリの人々の生活音に耳を澄まして待ちました。
夜の市場を闊歩
先日、友達の引っ越しを手伝ったときに、コンロを譲り受けました。
「これは自炊生活のスタートを切るチャンス!でもコンロだけではどうしようもないので、フライパンとかの調理器具も買い揃えよう。」
ということで今度は夜のパサール・バドゥンへ。
日中も十分賑わっていますが、夜になると屋外市場が始まり、ぼんやりしていると人にぶつかってしまうほどの混み具合。
狭い通路は歩行者だけではなく、バイクもびゅんびゅん通るので、貴重品の管理に気をつけてください!
生魚、生肉のにおい、
熟した果物の甘いにおい、排気ガスのにおい。
それらのにおいに加えて、嗅いだことのない、不思議なにおいが市場に満ちています。
異国の地のにおいがたまらなく好きな私は、胸いっぱいに市場の空気を吸い込み、興奮と緊張で目を見開いて、「フライパン、フライパン」と心の中で唱えながら市場の奥へと進んでいくと・・・
ありました、お菓子屋さん。
え?お菓子屋さん?
そうなんです。歩いているうちにフライパンのことをすっかり忘れてしまい、気が付いたらお菓子屋さんの前でバリの伝統的なお菓子をじっくり選んでいました。
一個、たったのRp.1,000(日本円で8円程度)!
選んだお菓子を籠に入れるスタイルが、日本の駄菓子屋さんと重なり、嬉しくてついついたくさん買っちゃいます。
お菓子の入った袋を抱えて帰ろうとしていると、本来の目的であったはずの調理器具屋さんを発見。
商品を手に取って眺めること、わずか一分。
「今日はお菓子を買って満足したから、フライパンは今度でいいや」
と、完全に目的をすり替えて、無事に帰宅しました。
あとがき
伝統的な市場、とは行く前から聞いていましたが、思っていた以上に「バリ感」溢れる、活気に満ちた市場でした。
その活気に飲まれて、うっかり目的を失うほどのエネルギー。
私は昼間と夜の市場しかまだ知りませんが、市場といえば、やはり朝が一番の盛り上がりを見せるはず。
早起きに自信のある人は、早朝の市場でイブイブたちに揉まれながら、バリの空気を思う存分味わってください!
お客様からのメッセージ