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バリの夜に魅せられて

2018年4月9日


こんにちは!バリ倶楽部ゲストライターのしおり(@Shiori02052)です!

バリは四季がない代わりに、一日の時間の移ろい方がとても濃ゆい。

季節単位ではなく、朝・昼・夜の小さな単位で、街の姿がみるみる変わっていくんです。

自分でも言っている意味がよく分からないので、簡単にまとめると、

「バリの街は、昼間と夜とではなんだか別の季節のように、姿が違う気がするんですよね」ってことです!

これは私の主観ですが、とくに夜は匂い立つような生命力に溢れていて、心がざわつく・・・。

今日は、そんな私の心をざわつかせるBird Marketの夜についてお伝えします。

Bird Marketについては以前別の記事でも触れているので、ぜひこちらも合わせてお読みください!
【バリ島一人漂流記】〜誘拐編〜

Bird Marketとは

Bird Markketという名前の通り、籠に入った小鳥を売り買いするための市場です。

ただし、それは昼間の姿。

夜になると小鳥屋さんは姿を消し、屋台がひしめき合う、屋外フードコードのような場所に変わります。
Bird Traditional Market

マーケット内を散策

セルフサービスのサテ屋さん

「サテください」「今焼くからちょっと待ってね・・・はいどうぞ」みたいなサテの買い方しかしたことがない私にとっては初体験の、好きなサテを自分で選んで、自分で焼くスタイルのサテ屋さん。
バリのサテ屋さん

籠の中から好きなサテを選んだら、まずはレジの横に行きます。

イブの微笑みを右頬に感じつつ、甘いたれと辛いたれ、好きなほう(もちろん両方でもOK)を好きなだけ自分でかけて・・・
バリのサテ屋さん
お店の奥へと足を運び・・・お待ちかねの、自分でサテを焼くタイム!!
バリのサテ屋さん
熱さに耐えながら、うちわでパタパタ。

焼きあがる頃には、額だけではなく体じゅう汗でびっしょり。

サテ屋さんって結構大変な仕事だったんだなあ、と自分の知らない世界に直面した職業体験後の中学生の気分です。

サテを焼いただけなのに、謎の達成感で胸をいっぱいにしてお店を後にしました。

炭入りコーヒー

ふう。一汗かいたし、フレッシュジュースが飲みたいなあ、と屋台を覗いていたら、友達に肩を叩かれました。
バリの屋台

「焼きたてのサテには、熱々のコーヒーが一番だよ!」

そ、そんなわけ・・・と半信半疑なはずなのに、気が付くと首を縦に振っている私。

どうぞ、と手渡されたのは、さっきサテを焼いていたときに使った炭を、大胆にもそのままコーヒーカップに入れた「炭入りコーヒー」。

しかも、炭の熱でふつふつとコーヒーが沸き立っています・・・。見ているだけで、首筋に汗が。
炭入りコーヒー
「げっ!こんなの飲みたくないよ。苦そうだし。炭だし。炭って飲み物じゃないし」

真っ黒な液体の入ったコップを手に躊躇していると、友達から「早く飲まないと冷めちゃうよ」と追い打ちをかけられます。

黒い液体を口に含み、こわごわ舌の上で転がしてみると・・・あれ?おいしい。

もちろん苦いことは苦いのだけれど、炭の苦さではなく、単にコーヒーの苦さ。

そして炭の香ばしさが加わり、さらに深い味わいに。

ときどき炭の欠片のようなものがざらざらと舌に触れますが、もうそれは気にせずコーヒーとともに流し込むことにしました。

食事風景

みんなそれぞれに好きな食べ物を屋台で注文し、空いているスペースを見つけて座ります。
Bird Market

こんな開放的な場所で夜ご飯を食べるのだから、お酒でも飲むのかなと思って周りをキョロキョロ。

しかし、みんなが飲んでいるのはアイスティー、牛乳、オレンジジュース。

「炭入りコーヒー、飲んでるの。通だね」とか「よくそんなもの飲めるね」とかいじられながら、私もみんなの輪に加わり、サテをつつきます。

可愛い女の子いたら紹介してよって話から始まり、インドネシアの法律についての熱い議論が交わされ、ちょっぴり宗教の話もして、そして最後はやっぱり、可愛い女の子の話に戻ってきちゃいました。

ご飯を食べ終わった後はすぐに帰るのではなく、タバコを吸ったり、なんとなく空を見上げたり、追加の飲み物を注文したりしながら、ピクニックシートの上で自由に時間を過ごす人々。

昼間はかろやかな街の空気が、夜になった途端に重さと形を持ち、なんだかもったりと体に張り付いて、存在感をぐっと増している気がしなくもない。

そのもったりとした空気に絡めとられて、次第にみんな時間の流れを忘れてしまい、夜の中にずぶずぶ身を沈めていきます。

が、しかし、夜は確実に更けていく・・・私は明日は学校だし、みんなも仕事だよね・・・?!
Bird Market
笑ってる場合じゃないよね?!

あとがき

昼間何度も通った道を夜中に通ると、かなりの確率で迷子になります。

自分の記憶力に非があるのは間違いないです。

でもそれだけじゃなくて、きっとバリの街が昼と夜とでは全く違う雰囲気を纏っているせいでもあるし、なんなら違う街なんじゃないの、と暗闇に一人取り残されながら、ちょっと愉快な気持ちになったりします。

もういい大人なのに、何を阿呆なことを言っているんだという感じですが。

そんなバリの夜の独特な空気は、Bird Marketまでわざわざ足を運ばなくても、街のいたるところで感じることができます。

バリ島旅行にお越しの際は、耳を澄まして、目を見張って、毛穴も全開にして、バリの夜をじっくり味わってみてください。

もったりとした夜気の中に、昼間とは異なるバリを見つけられるはずです!

じゃあ昼間は何をするかと言ったら、バリ倶楽部のツアーにご参加ください~!
バリ倶楽部のツアー紹介

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