レンボンガン島でマリンスポーツを現地手配する方法・相場・注意点
2020年2月3日
こんにちは、現地ツアー会社バリ倶楽部のキコです。
今回はレンボンガン島で楽しめるマリンスポーツ・アクティビティを紹介する記事。
マリンスポーツの種類、現地手配の方法、料金の目安、注意点なんかを書いていきます・・・と言うことで、レンボンガン島を視察してきたんですが予想以上に大変でした。
先に「現地手配でもいけそうな人」はこんな人。
- 英語(or インドネシア語)が喋れる
- 宿泊するくらい時間がある
- 自己責任で問題無しの人
細かいことは気にしない&行き当たりばったりが好きな人は、ツアーに参加するより安く自由にレンボンガン島のマリンスポーツを楽しめます。
ツアー会社で働く僕が書いちゃうのも変ですが、現地手配・個人手配した方が旅としては面白いかも知れません。いろいろ大変だけど、いろいろ経験になるし・・・まぁ良し悪しです。
よし、いってみよう!!
目次
レンボンガン島マリンスポーツ現地手配のハードル
言葉のハードル
レンボンガン島では挨拶くらいの日本語しか通じないと思ってください。英語はOKなので少しでも英語が話せる人は大丈夫ですが、僕みたいに英語が全く話せない人は厳しいと思います。
時間のハードル
島到着 ⇒ 業者を探す ⇒ 料金交渉 ⇒ 準備 ⇒ 遊ぶ ⇒ 昼飯
・・・って日帰りの場合はあんまり時間がないんですよね。マリンスポーツを2つ体験するとなるとかなり慌ただしい感じです。1~2泊するくらい時間に余裕があれば現地手配・個人手配でも十分に余裕あり。
安全面のハードル
基本的に全て自己責任です。安全対策や保険を心配する人はツアー会社を使ってください。
視察に行って感じたプラスαのハードル
実際に「島到着 ⇒ 業者を探す ⇒ 料金交渉」までをやってきました。
インドネシア語で「すみません。聞くだけなんですけど・・・」と声をかけながら料金・システムを聞いて歩いたんですが、一度話しを聞いたら絶対に他を使えない空気でした。説明を聞いたり交渉したりは体力的にもけっこう疲れると思います。
後は荷物の管理ですね。案内してもらう業者にそのまま預ければ良いんですが、心配に感じる人も多いんじゃないでしょうか?僕の感覚だと「自分のお客さんの荷物に手をつけるような人はいない」なんですが、初バリだったりすると心配ですよね・・・
そこら辺も含め『マリンスポーツを現地手配するコツ』です。
マリンスポーツを現地手配できる場所
手配・発着場所 | マリンスポーツ | ジュングバトゥビーチ | ダイビング・シュノーケリング・サーフィン・SUP・バナナボート | ソンランブンビーチ | サーフィン・SUP | マッシュルームビーチ | ダイビング・シュノーケリング・サーフィン | マングローブ村 | シュノーケリング・SUP |
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レンボンガン島の中心にある船着き場がジュングバトゥビーチ。もう一つの船着き場がマッシュルームビーチ。どちらの船着き場にも、手配師のおじさんがいて「シュノーケリング?レンタルバイク?」と聞いてくるので、そのまま現地手配できます。
ただ、スキューバダイビングのボートは毎朝8:00 ~ 9:00くらいに出発する会社がほとんどなので、始発のスピードボートでレンボンガン島に渡っても間に合いません。
・【2019年】バリ島からレンボンガン島への行き方とスピードボートの時刻表
マリンスポーツを現地手配するコツ
レンボンガン島に宿泊して、ホテルのフロントでマリンスポーツを手配してもらうのが一番楽です。ちょっと高くつくかも知れないけどこの方法が間違いない!!これで荷物管理の問題も解決!!
日帰りの場合も、船着き場近くでホテルをとったら良いんじゃないかと思います。4,000円くらいの予算で探せばけっこう見つかるはず。これで荷物の問題解決。シャワー浴びれる。お昼寝もできる。マリンスポーツも言えば手配してくれます。
レンボンガン島で楽しめるマリンスポーツは?
スキューバダイビング
先ほど書きましたが、毎朝8:00 ~ 9:00くらいにレンボンガン島を出発してから周辺ポイントで2ダイブするのが人気だそうです。
相場は、器材込々、10人前後の相乗りボートに乗って1人Rp 1,200,000(約10,000円)。貸切りは対応してないの?と聞いたら「そういうお客さんはみんなバリ島発のダイビングツアーを使うんだよ」と言ってました。
・【バリ島発】ペニダ島で初心者向け体験ダイビングをしてきた話
シュノーケリング
ダイビングと同じくレンボンガン島&ペニダ島のシュノーケリングポイントを巡る相乗りボートがあります。3つのポイントを約2時間半かけて巡るイメージ。
こちらの相場は1人Rp 250,000(約2,000円)。安いんですが最大20人乗りくらいのボートで行くので・・・後悔するかも知れません。
シュノーケリングの場合は貸切りボートがおすすめ。周辺のポイントを数ヵ所巡るプランでボート1艇がRp 1,200,000(約10,000円)。1~4人まで料金が同じのことが多いです。
もしくはマングローブ村発着で、マングローブポイントのみ1時間シュノーケリングすることもできます。
注意点
ペニダ島のシュノーケリングポイントは水温が冷たいので、ウェットスーツを着ないと楽しめないかも知れません。マングローブポイントはそれ程水温が下がらないので通年水着で大丈夫です。
・【シュノーケリング情報】レンボンガン島で地球の宝物に出会う
サーフィン
レンボンガン島のサーフポイントは全部で3つ(+チュニガン島が1つ)で、その中でも人気なのがシップレックとレサレーション。パドルアウトもできるけど、ジュングバトゥビーチかソンランブンビーチからボートでエントリーする人も多いです。
ポイントまでのボートは片道Rp 50,000(約400円)で、往復Rp 100,000(約800円)なんですが、聞いた感じだとめっちゃ曖昧でした。正直な話し往復は面倒だから受けたくないそうです。
サーフィンはね。バリ島⇔レンボンガン島間のスピードボートも含め、全てサーフガイドにお願いした方が良いですよ。
・【2019年】レンボンガン島サーフトリップの行き方とポイント紹介
SUP
ジュングバトゥビーチで透き通る海を海上散歩するか?マングローブ村でジュングル探検するか?目的によって発着場所が違います。
ジュングバトゥビーチでSUPする場合は、ジュングバトゥビーチかソンランブンビーチでSUPを借りられます。相場はRp 150,000(約1.200円)。
SUPでマングローブ探検する場合はマングローブ村。
相場は同じくRp 150,000(約1.200円)。
バリ倶楽部の休憩場所『Mangi Mangi(地図を表示)』でもSUPの貸出しやってますよ。足元を守るマリンシューズまで用意してるのは『Mangi Mangi』だけです。
バナナボート・引っ張る系
バナナボートの相場は1人Rp 150,000(約1,200円)。最低2人から手配可能でした。
沖合いでパラセーリングやってるのを見かけるんですが、大手ボート会社のカウンターで聞いても手配できないとのことでした。「パラセーリングやりたいならバリハイ・クルーズに乗ってきな」とのことです。
感想
マリンスポーツ・アクティビティの業者さん、みんなホテルやガイドからの送客には対応するけど、お客さんが直接訪ねてくるのには慣れていないみたい・・・そんな印象を受けました。
一昔前とはレンボンガン島の状況も変わったみたいです。個人営業でお客さんを探すよりも、ホテルやガイドと強く繋がっている方が仕事が安定するんですね。
さてと、ツアー会社の僕が書くと胡散臭いんですが、日帰りでレンボンガン島のアクティビティを楽しむならツアー会社を使いましょう。ガイドだけ付けるような場合は、自己責任を理解した上で・・・バイク3人乗りで事故ったらどうすんの?って話しです。
宿泊でレンボンガン島に行くなら、現地のホテルでいろいろ手配してくれるはずです。時間に余裕があれば言葉の問題もクリアできると思います。マリンスポーツを現地手配するなら時間に余裕を持って日程を考えましょう。
注意点ばかりになっちゃいましたが今日はここまで、次回はレンボンガン島のおすすめボートキャプテンでも紹介するようにします。
では、また~
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