【 インドネシア旅企画 】ウォーレシアへの旅がいよいよスタートです!!
こんにちは、バリ倶楽部のおじまです。
2020年から本格的にインドネシア旅企画ウォーレシアの旅が始まります!
その前に、ウォーレシアってなに? そこに何があって、どんな体験ができるの?と疑問に思ってる方多いと思いますので、先におさらいしましょう。
ウォーレシアってどこ?
ウォーレシア( ワラセア )とは国の名前でなく、インドネシアの中にある生物地理学的な区分です。深い海峡によってアジアともオーストラリア大陸とも隔てられたインドネシアの島々のことです。
ウォーレシアの名前の由来
ウォーレシアは19世紀に活躍していたイギリス人の生物学者、探検家、アルフレッド・ラッセル・ウォレスの名前が由来です。
ウォレスはダーウィンと同時期に活躍していて、ダーウィンと共に進化論・自然選択説の考案者でもあります。ダーウィンはエリートだとしたら、ウォレスはバックパッカ―です。ダーウィンはガラパゴスだったら、ウォレスはウォーレシア。
少ない財源でマルク諸島を中心にインドネシア各地を探検。ウォレスはバリ島の鳥類、哺乳類は東南アジアと良く似ているがたった35キロしか離れていない東隣のロンボク島には突然アジア圏の鳥類や哺乳類が見られなくなった。
ウォーレシアは不思議な動物の宝石箱
そういう発見から、バリ島とロンボック島の深い海峡により氷河期以降は陸続きしていない。氷河期以降はアジア圏の動物はロンボク島には渡れず、長い年月をかけて独自に進化し、オーストラリアともアジアとも異なった新しいウォーレシアにしかいない鳥類、哺乳類が存在するという結論に至ったんです。
そのアジア圏とオーストラリア圏の生物学的分布の境界線がウォレス線といいます。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
どこで、なにが体験できる?
ウォーレシアのことがわかってきところで、さぁどこで、何が体験できるか?大きく3つ紹介していきましょう!
【秘境の楽園】ラジャアンパット
世界中ここにしかいない動物や鳥が沢山存在します。ダイビングされる方なら絶対に聞いたことある、ラジャ・アンパット。
パプア北西部のワイゲオ、ミソール、バタンタ、サラワティがメインの島で1500を越える島々からなり、ダイバーの聖地とも言われています。
ウォーレシア区内に入っていませんが、今回は1860年代にウォレスが実際ワイゲオ島に数か月過ごしたということで紹介します
太平洋とインド洋が交わるこの地域は海洋生物多様性は世界一です。魚の種類と珊瑚の生態系は世界で一番豊富な場所です。
世界の75%ものサンゴの種類が見れるコーラルトライアングルの中心。
ダイバーの聖地とも呼ばれて、憧れの場所でシュノーケリングやダイビング。
情熱的な求愛ダンスをするゴクラクチョウのベニフウチョウを求めてジャングルトレッキング。
綺麗な海で無人島を探検したり、ラジャアンパットの島々を巡る旅はいかがでしょうか?
【不思議な動物の楽園】スラウェシ島
同じ森にアジアを代表する動物のサルもいれば、オーストラリア特有の有袋類のクスクスもいて、アジアとオーストラリアを境界とするウォーレス線をどう区切るか?、ウォーレスが大いに悩んだスラウェシ島は、この島にしかいない不思議な動物の宝石箱です。
空を飛べるコウモリ以外、スラウェシ島の陸上哺乳類の98%の種類が、なんとこの島でしかいない固有種なのです!
その中でも代表的な動物がこの4牙のイノシシことバビルサ。インドネシア語でバビはブタで、ルサはシカという意味になるのでブタシカです。初めてバビルサを見た人は、この長い脚からブタを想像出来なかったのかもしれませんね。
今年2月にスラウェシ島へ不思議な動物探しの旅動画があります。興味があればぜひ参考にご覧ください。
大自然で珍しい動物探し、人生に一度の旅になると思いますので、是非とも一緒に行ってみませんか。
【恐竜の島】コモド国立公園
体長が3m以上世界最大のオオトカゲのコモドドラゴンが生息するコモド国立公園も、実はウォーレシアを代表する生き物です。
大小29もの島々からなるコモド国立公園
パダール島の景色は一見の価値あり
コモドドラゴンはもちろん、素晴らしいサンゴ礁でシュノーケリングもお勧めです。
コモド諸島を満喫するのに1泊以上の船旅がお勧めです!船で島々を渡り、サンゴ礁やマンタポイントなどでシュノーケリング。デッキでビールを飲みながらサンセットや満天の星空を堪能できます!
コモドドラゴンの旅関連のリンクです 参考にしてみてください
僕たち日本人&日本語ガイドが案内します
手つかずの自然ウォーレシアの旅は、案内する僕らでさえ驚きの連続です。 バリ島に住み始めた頃、はじめて知ったウォーレシア「ワラセア」。
バリ島がアジアの最東端となり、その先からオーストラリアの自然へ変わっていく自然を、自分の目や足で、そしてどんな生き物がウォーレシアに息づいてるか、一緒に感じてみませんか?
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