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インドネシアで働く外国人として忘れてはいけないこと

2015年1月23日

ここ数年で、外国人がインドネシアで働くためのVISAが非常に取得しずらくなっています。
これは、政府が求める外国人労働者以外にはVISAを出さないことを意味しています。
 
そもそも外国人労働者がインドネシア政府に求められているのは何なのか?
大切な事だと考え、早速バリ倶楽部の日本人スタッフの間で話し合いました。
 
先ず、インドネシア国内で外国人が働くためのVISAをKITASと言います。
KITASは、Working Holiday VISAなどと異なり、VISAを取得してから求職するのではなく
就職が内定した状態で、企業側からの書類などを揃え政府に対し申請することになります。
 
ここで問題になるのは企業が求める人材と、政府が求める人材のレベルの違いです。
企業は外国人労働者を必要と考え求人を出し、人選の後に内定へと進みますが、
実際にVISA発行の審査を行う政府が求める外国人労働者は、
あくまで技術者であってインドネシアの人々に技術を提供し育成できる人材です。
 
企業のビジネスにメリットのある人材ではなく、
インドネシアの人々にとってメリットのある人材と言うことです。
 
それに伴い外国人労働者のVISA発行の審査も厳しくなり
学歴、職歴、需要、その過程でインドネシア語が堪能かどうかも重要な基準になり
英検、TOEICのようなインドネシア語試験も検討中とのこと・・・
 
これはインドネシア政府に限らわず、雇用の確保や発展を考えれば当り前のことですね。
ただ、これからは審査や不法労働者への取り締まりが更に厳しくなると言うことです。
 
あぁ大変な事になってきたなぁと考える以上に
自分はインドネシアの人々にとってメリットのある人材なんだろうか?
バリ倶楽部は企業としてインドネシアに貢献しているのだろうか?と考えました。
 
これは、直ぐに答えの出る問題ではなく
僕ら外国人がインドネシアで働くにあたり常に考え続け
忘れてはいけないことだと思います。
 
今朝の話し合いで確認したのは、各自インドネシアに感謝の気持ちを持ち
現地の人々に利益をもたらせるよう自分自身のレベルアップを志すこと
常に企業として誠実であり続けることです。
 
先ずは、自社のスタッフが家族と幸せを感じながら生活できること、
バリ島の人々が大切にしている文化を正確にお客様へ伝えることですね。
これからも、努力を続けるバリ倶楽部でありたいと思います。
 
よろしくお願いいたします。

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