【2023年版】バリ島空港からホテルまでの移動手段と料金
バリ島からこんにちは!最近、現地の人から90%の確率でインドネシア人だと間違われ、結構ショックなゲストライターのこなつ(@origami_batik_bali)です。
先月、一時帰国をしていてバリ島に戻ってきた時の話ですが、夜のお迎えエリアがごった返していたこと…白タクのドライバーの客引きがすごくて圧倒されてしまったこと…。みんな、どうやってこの人混みから脱出しているんでしょう?
自分であらかじめ送迎車を手配していない限り、バリ島国際空港に到着してホテルまで行こうと思った時の手段は、ほぼ空港タクシーのみなのです。今回のブログでは、空港タクシーの料金や利用方法を徹底解説しますよ!
バリ島空港タクシー基本情報
国際空港に到着後、自力で外に出る手段は3つです。
① 固定料金の 空港タクシー(数社)
② 料金交渉制の 白タク
③ 最近利用可能になった、アプリで呼べるGrab送迎車
一応、④として、2年前から「Metro Bus」という公共バスも国内線の方には乗り入れているのですが、こちらはもっぱらローカル向けなので、海外からの旅行客はほぼ利用できません。
まず、どのタクシー会社にも共通しているのは、メーターではなくエリア定額制の料金設定であること。(メータータクシーより2.5倍以上高いです!)
料金設定が高いのは、タクシー会社が空港へ納めている契約料が値上がりしているから、ガソリンが高くなっているから、などの理由のようです。なにはともあれ、利用する前に相場を知ることが重要です。
バリ島空港タクシー料金表
Blue Bird Taxi(ブルーバード社)
税関を抜けて一番最初に通過するエリアの一角にあるのが、優良タクシーで定評がある Blue Bird Taxiの空港版「Golden Bird」です。
ここはスルーする人が多いと思いますが、ブルーバードを利用したかったら、ここにしかカウンターはない(一旦出たら戻るのは難しい)ので、ご注意を。
カウンターまで行って調べることはできなかったので、電話調査の情報です。主なエリアの料金を載せましたが、実際は行きたいホテルの場所によってもっと細かく決まっていて、乗車前にカウンターで案内してくれるそうです。
クタ | Rp. 140,000~ |
スミニャック、クロボカン | Rp. 275,000 |
ジンバラン | Rp. 275,000 |
ヌサドゥア、ウルワツ | Rp. 275,000 |
サヌール | Rp. 275,000 |
チャングー | Rp. 400,000 |
ウブド | Rp. 400,000 ~ 675,000 |
Ngurah Rai Airport Taxi(空港タクシー)
このタクシー会社が空港内では昔から一番有力な会社のようです。後で詳しく説明しますが、カウンターも2ヶ所あり、スタッフもドライバーもお揃いのブルーの制服を着ています。
メーター制の料金表もあったのですが、最低料金がRp. 120,000で後はエリアごとにメーター料が決まっているというもので分かりづらく、スタッフもこの定額料金表に沿って案内しているようでした。
* 海上高速道路を利用した場合は、Rp. 13,000の追加料金になります。
車のタイプは乗用車とミニバン。どちらも料金は同じです。空港内でスタンバイしていたのは写真のような群青色の車でした。薄いブルーの車体の乗用車もよく見かけます。
その他の送迎会社
こちらの2社も税関を過ぎてすぐのエリアにあります。コロナ前は入ってなかった会社です。
そしてお迎えエリアの直前にあるカスタマーサービスカウンター(上の写真)でも送迎車を頼むことができます。場所は、スターバックスを通り過ぎた後にある広場のようなエリアです。
実際のところ、上記の2社を紹介していて、支払いは車の乗車エリア付近にあるこのカウンター(下の写真)ですることになっているそうです。
「各エリアまでの料金は?」と尋ねたところ「Ngurah Rai Taxiと大体同じ」とのことでした。
Grab(グラブ)
Grabアプリを使ったことがある人なら、これが一番気軽ですね。ただ、そんなに安くはないです…空港料金設定となっているようですね。
試しに私もアプリを使って、クタビーチ付近のホテルに行く設定で配車してみたところ、昼間の時間帯でRp. 160,000でした。
それにしても乗車エリアにこんなGrabステーションまでできてしまって…以前は空港タクシーの専売のような状況だったのに、これはすごい進歩だと思うんです!
「日本では使ったことないけど、今回の旅行でGrabを使ってみよう!」という方はこちらのブログをご参照ください⬇︎
空港タクシーの利用方法
ではここから、実地調査してきた、料金表が一番明瞭で細かい「Ngurah Rai Taxi」の利用方法を解説していきますよ。
いくらコミュニケーション力に自信があって、バリの物価や相場がわかっていても、白タクと交渉するのはお勧めできません…高額をふっかけられて旅行の初っぱなから嫌な気分になってしまう可能性が高いので。
ここがポイント!カウンターはお迎えエリアに出る前のところに行きましょう。
見逃してしまうといけないので、インフォメーションカウンター(Customer Service)の向こう側、と覚えておいてくださいね。
実はお迎えエリアを出た後にも、もう一つカウンターはあるんです。でも、なぜ私がこちらのカウンターをお勧めするかというと…
- 支払い方法が現金だけでなく、クレジットカードも使えるから
- 客引きの白タクドライバーがまだ居ないエリアだから
- 担当ドライバーが荷物を運んでくれるから
このような理由からです!
こちらの写真はお迎えエリアのゲートを出た後、乗車エリア付近にあるカウンター。
この時は昼間だったので混み合っていませんでしたが、日本からの飛行機が到着する夜の時間帯は人で溢れかえっています。声も聞こえずらいし、白タクのお兄ちゃんたちもガンガン話しかけてくる…そんな中で落ち着いて料金確認できませんよね。
そして、こちらのカウンターを利用した場合には、支払いはドライバーに現金で直接することになるのだそう。
全員のドライバーがちゃんと定額ルールを守ってくれるなら問題ないのですが、そうでないケースに当たってしまった場合、トラブルになりかねません。
実際の空港タクシートラブル事例はこちら⬇︎
日本人旅行者がよく宿泊するエリアの料金
料金表のおさらいです。日本人観光客がよく宿泊するエリア毎の料金をまとめました。
クタ・レギャン
- トゥバン Rp 120,000(空港周辺)
- クタ① Rp 150,000
(対象ホテル:クタパラディソ・クタステーション・バクンサリホテルなど) - クタ② Rp 180,000
(対象ホテル:ハードロックホテル・シェラトンクタ・プルマンレギャンなど) - レギャン Rp 200,000
(対象ホテル:パドマリゾート・バリマンディラ・レギャンビレッジなど)
スミニャック
- スミニャック① Rp 210,000
(ザヘブン・ビンタンスーパーマーケット周辺) - スミニャック② Rp 250,000
(ディシニヴィラ・ザレギャン・サマヤスミニャックなど)
ジンバラン
- ジンバラン① Rp 180,000
(インターコンチネンタル・カユマニスなど) - ジンバラン② Rp 250,000
(フォーシーズンなど) - アヤナ・リゾート Rp 250,000
ヌサドゥア・タンジュンブノア
- ヌサドゥア Rp 250,000
(グランドハイアット・メリアバリ・ウェスティンなど) - ムリアリゾート Rp 300,000
(ムリアリゾート・ザムリア・セントレジスなど) - タンジュンブノア Rp 300,000
(コンラッド・グランドミラージュなど)
サヌール
- サヌール Rp 250,000
(マヤサヌール・フェアモント・オアシスラグーンなど)
ウブド
- ウブド Rp 430,000(ウブド中心部)
国内線の空港送迎カウンター
例えば、ジャカルタ経由でバリ島に来た場合、もちろん国内線の方から出てきますね。その時に利用できる送迎カウンターもチェックしてきました。
うーん…かなり安いかも。(IDR 100K とは Rp. 100,000)
こちらにもGrabステーションはあって、アプリで配車できます。さっきと同じくクタビーチ辺りのホテルを指定してみたところ、若干安くてRp. 150,000でした。
実際のところ、国際線で到着した後、国内線の方へ歩いてくることはできます(お迎えエリアのゲートを抜けて左方向へ500mくらい)。
昼間の到着便なら道も明るいので、少しでも安い空港送迎があるこちらのカウンターを試してみるのも手ではあるのですが…。
でも白タクのドライバーはたくさんいて、正規料金のカウンターのスタッフがどの人なのかよくわからないくらい話しかけられます(汗)
ローカルの観光客も値段交渉に手間取っている様子だったので、ここから送迎車に乗るのはけっこうハードルが高い気がしました。
これは昔の話ですが、外から入ってきたメータータクシーがたまたま私の目の前で乗車していたお客さんを降ろして、国内線のエリアから外に行きたかった私に「乗ってもいいよ」とドアを開けてくれたことがありました。でも発車しようとした直後、周りにいた白タクのドライバーたちに取り囲まれ「その客を降ろせ!」とブーイングの嵐。
空港に出入りするドライバーのルールとして、メータータクシーは勝手にお客さんを拾ってはいけないんですね。私も知らなかったとはいえ、これはけっこう怖かったです…皆さんも気をつけましょう。
定額でタクシーや送迎車を利用するために
今回改めて調べてみてわかったことはこちら。
- 定額料金はちゃんと提示されていて、分かりやすかった
- 料金は数年前よりも値上がりしている
- 送迎会社、送迎カウンターの選択肢は増えた
長時間フライト、入国審査の長い列、なかなか出てこない荷物…クタクタに疲れている中での空港送迎利用は大変ですが、少々高くても安心のブルーバードを選んだり、今回紹介したカウンターでの定額料金確認と先払いで、無事に目的地のホテルまで移動しましょう!
バリ倶楽部のブログでは、バリ島旅行に役立つ情報をたくさんご紹介しています。ぜひ読んでみてください!
※内容は2023年7月の情報に基づきます。
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