バリ島からこんにちは！雨模様の朝が続き、毎日ついつい寝坊しているゲストライターのこなつ（@origami_batik_bali）です。

先月末、名古屋発祥の有名喫茶チェーン店の「コメダ珈琲」がバリ島にオープンしました！

中国、台湾、香港に続き、東南アジアではここインドネシアに初上陸。日本の喫茶をバリ島で体験できるなんて、これは行ってみるしかありません。真新しいお店にいざ！！

バリ倶楽部の毎週月曜日のYouTubeライブでも紹介しているので動画もぜひ。尾島さんとガイドのミカさんがカツサンドとお団子とシロノワールを実食、どれも美味しそう！

アクセスと周辺情報

お馴染みの立て看板が道路脇に！

場所は空港やクタビーチからだと約15分ほど。デヴィスリ通りがバイパス（サンセットロード）と交わる場所の少し手前にあります。

クタのホテルがあるエリアからは歩いて行ける距離ではないので、交通手段はタクシーやカーチャーター、バイクなどになるでしょう。

周辺にはGourmet Cafe（グルメカフェ）やマクドナルド、浜虎があり、バリ馬ラーメンもすぐそばです。ちなみにコメダ珈琲のお隣はBali Agung（バリアグン）という大型土産店になっています。

店内の様子

色遣いも外装も日本と同じ！スロープ付きのレストランはバリ島ではあまり見かけたことがありません。バリアフリーをスタンダードにした建て方、大事です！

自動ドアを入ると、なんだか懐かしくなってしまう食品サンプルのショーケースが。そういえば、これもバリ島では見かけたことないなぁ。

入店すると目の前がお会計テーブルでした。現金、各種クレジットカードで支払い可能。奥にオープンスタイルのキッチンが見えます。

木目調ログハウス風の天井が高い店内。ステンドグラスのランプの傘が昭和の雰囲気でいいですね〜

日本の店舗と同じ、赤いベロア生地のソファー椅子。なかなか座り心地が良かったです。座った時にちょうどお隣や向こう側の席の人の顔が見えない設計になっているので、この一角でプライベート空間を満喫できました。

各テーブルにはオレンジの呼び出しボタンが置かれていて、注文時にはウェイターさんを呼ぶことができます。壁側に電源も備えられているので、リモートワークにも便利。店内Wifiのスピードも速かったですよ。

定番メニューいろいろ＆価格チェック

メニュー表にはちゃんと喫茶店としてのこだわりが書かれていました！着席するとウェイターさんがお冷のグラスを持ってきてくれるのも海外では新鮮。そもそもミネラルウォーターはお金を払って買うもの、なので。

ここまで日本基準のサービスと店内の雰囲気に「お〜！」と心踊る体験ばかり。じゃあ、お値段は？人気メニューをピックアップして、コメダ珈琲本店とバリ店で価格を比べてみました。

比較するとバリの方が安い？！現地でコーヒーを買う時の感覚で言えば、スタバよりは安いけど、街角のカフェよりは３割高という感じ。

メニュー名	バリ店	コメダ本店
コーヒー（コメダブレンド）	410円（Rp. 45,240）	480円
エッグサンドイッチ	610円（Rp. 67,280）	610円
ミニコメ・バスケット	400円（Rp. 44,000）	590円
カツサンドイッチ	760円（Rp. 83,520）	910円
シロノワール	420円（Rp. 46,400）	680円

コメダ公式ホームページのメニューと価格を参照

珈琲

さて、お待ちかねのコーヒーをいただきます…濃い目のブレンドコーヒー。いつもバリコーヒーを飲んでいるので、「日本の喫茶のコーヒーってこれこれ！」と懐かしくなりました。

アイスコーヒーのステンレス・カップ、これはめちゃくちゃ優秀でした。最後まで冷たいまま保たれていて、水滴も付かない！日本と同じように豆菓子も出てきましたよ。

ちなみにコーヒーカップやお皿は日本から直輸入のものらしいです。カップは有田焼だったし、こだわりをたくさん発見できますね〜

モーニング・セット

日本と同じく、朝11:00までにワンドリンク注文すると選べる軽食セットが無料サービス。私はどうしてもこの「おにぎり＆味噌汁セット」が食べたくて、でも厚切りトーストも捨てがたかったので、トーストを追加注文しました！

朝はパン派の皆さん、これはパーフェクトなセットですね。こんな厚切りのトーストが出てくる店はバリ島ではなかなかありません。

私は米派なので、「おにぎり＆味噌汁」推しです！味噌が濃かったけれども、王道の和朝食が食べられるなんて最高でした〜

サンドイッチ

文句なしのお味のエッグサンド。トーストの軽さもお腹にちょうどいいです。

ポテトサラダがサンドイッチに入っているのは、日本だけかもしれない…と気付いた一品。生野菜もシャキシャキ、ヘルシーです！

ミニコメ・バスケット

量が多い！と噂のメニューだったので、頼んでみました。が、そこまでのボリュームはなく、軽く食べられる感じ。唐揚げはジューシーで濃い目の味付けでした。

甘味２種セット

コメダ珈琲が展開する和スイーツの喫茶「おかげ庵」のメニューもバリ店では食べられます。ぜんざい＆わらび餅セットを試してみましたが、わらび餅の一切れが大きくて、お腹いっぱいになりました！

店舗情報

店名	コメダ珈琲（バリ店）Komeda’s Coffee
住所	Legian, Kuta, Badung Regency, Bali 80361
営業時間	7:00～23:00 （毎日営業）
予算の目安	一人 / Rp. 50,000～130,000（約490～1,250円）
公式Instagram	https://www.instagram.com/komeda_coffee_indonesia/

メニュー表

表示料金は税抜き価格です。精算時に16％のサービスチャージ・税が加算されます。

居心地の良さには理由あり

コメダ珈琲、日本の喫茶文化をバリ島で感じることができたのは感動でした！

まず海外の飲食店でお冷（飲料水）を出してくれることはほぼ皆無。それが日本と同じように提供されていて、注文をテーブルまで取りに来てくれて、空いたお皿も適度なタイミングで下げてくれる…それもこれも日本のおもてなしだなぁと改めて気づきました。

一人で行っても、友達と行っても、ゆったり食事とおしゃべりを楽しめるお店だと思いましたよ。旅行中にちょっと日本が恋しくなったら、コメダ珈琲に行ってみるのもいいかもしれませんね。

＊ 内容は2023年2月の体験に基づきます。