バリ島からこんにちは！毎日ビールが美味しくて、おつまみ系料理を極めているゲストライターのこなつ（@origami_batik_bali）です。

在住者の私も、コロナ禍で自由に遠出できない、インドネシア国内旅行もPCR検査が必要…なんていう期間が長期にわたってありました。（2022年5月上旬まではそういう規制がありました）

「なんとかしてできるだけ遠くに行ってやるゼ！」という天邪鬼な性格が爆発し、ついに行ってしまいました…バリ島西部エリアのムンジャンガン！

期待以上に盛りだくさんの旅だったので、２本立てでご紹介します！

便利？！危険？！とにかく安い長距離バスに挑戦

さぁムンジャンガンはどこにあるのか、バリ島の地図で確認してみましょう。目指すはオレンジの丸のところです！

私は朝７時に南部エリアから公共路線バスのメトロデワタに乗って出発し、デンパサールの北のエリアにあるターミナル・ウブンに向かいました。興味のある方はこちらのYouTube動画もチェックしてみてください！

そして本番はこれから！

ウブンからギリマヌまでは初挑戦の長距離バスに乗って、ジャワ島も目と鼻の先の西部エリアまでの長旅です。ドキドキ…（Google Mapの経路表示では約３時間とありますが、実際には４時間少々でした。）

今回利用したのはSehati社。見ての通り、オンボロのマイクロバスです（笑）

外国人はまず選ばないであろう交通手段ですが、目から鱗のサービス体制だったので、ちょっとご紹介。

まず、WhatsApp（LINEのようなアプリ）または担当ドライバーの携帯に直接コンタクトして予約できます。

事前予約なら片道Rp. 40,000（約360円）、当日予約ならRp. 50,000（約450円）。座席指定OK。Facebookで時刻表がチェックでき、発車は定刻。遅れるのが日常茶飯事のバリなのに、なんて素晴らしい～

８時に出発した時は半分も席が埋まってなかったのですが、道端から乗ってくる人たちがちらほら…そして停留所とは思えないような目的地で降りていく？？最初は不思議だったのですが、だんだん理解できました。

バスのルートは決まっていて、どこでも乗降できるシステムなんです。ドライバーの携帯に電話して「どこどこの店の横にいるから、乗せてね～」と直前にブッキング。ながら運転は安全とは言えないですが、無駄なく空席に予約を入れていく客さばきに感服しました！ ※利用される時には自己責任で。

【Sehati Transportの情報（インドネシア語）】
https://www.facebook.com/sehati.transport/

ギリマヌに到着！名物料理アヤム・べトゥトゥで腹ごしらえ

海峡の向こうにはジャワ島が見えるギリマヌに無事到着。12時半くらいでした。ギリマヌと言えば、鶏肉をスパイスで煮込んだバリ料理のアヤム・べトゥトゥ！港から徒歩５分の有名店「メンテンペ」を試すことに。

バリ倶楽部のオンラインツアーでも紹介されていましたね⬇︎

セットメニューRp.44,000（約420円）を注文しました。

見た目はそうでもないですが、一口食べた瞬間ブワッとパンチのある香辛料が…食べ慣れてない人にはコクよりも、唐辛子をかじった時の痛さしか感じられないだろうというレベルの辛さです。

鶏肉はホロホロ、活力が出そうな後引くスパイスの味！バリ人並みに辛いものが得意な方にはオススメです。

メンテンペ（Men Tempeh）位置情報

老舗ホテル！ミンピ・リゾートの魅力をくまなく紹介

ギリマヌの港からさらに30分ほど移動し、温泉で有名なバニュウェダンへ。一度は泊まってみたかったミンピ・リゾート・ムンジャンガン！

今回は２泊でRp.1,600,000（約14,700円）のプロモパッケージを予約しました。料金には、朝食、60分バリニーズマッサージ、カヤックが含まれています。

これ、なんと２名１室料金です。ということは…一人Rp.800,000（約7,200円）！！破格です！

ツインのパティオルーム。十分広いし、この奥にオープンエアーのトイレとシャワールームがあります。天蓋ベッドにテンション上がるぅ～

ヴィラ棟もあり、敷地内に温泉スペースがあるそう。もし家族で泊まるならヴィラがいいなぁと思いました。

緑がいっぱい！敷地内を散策

飲料水のサーバーが宿泊棟のすぐ近くにありました。こうやってガーデンに何箇所も設置されているホテルは珍しいかもしれません。エコ！

思った以上に敷地が広大。見上げるほどの大きな南国の木々があり、ガーデンもきれいに手入れがされています。

猿の集団を発見！自然がそのままのリゾートだから、動物も安心して住んでいるんですね。

この道を進むとスパやプール、ダイビングセンター、温泉やレストランが見えてきます。

ずっとここで泳いでいたいくらい気持ちいいプール！マングローブに囲まれている感じが好きです。深さは４m。ダイビングの講習もできるようになっています。

なんて穏やかなビーチ！湖みたいです。ビーチに面してレストランがあり、テーブル席で夕日を眺めながらディナーができます。

湧き出る天然温泉！ぽかぽか露天風呂で極楽気分

待ちに待った温泉～！この井戸みたいなところが源泉です。

温泉水にはナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩が主成分として含まれ、効能はストレス、耳鳴り、リウマチ、関節症、外傷後および術後の後遺症や痛み、関節や筋肉の痛み、肥満や慢性的代謝障害などだそうです。

ゲストが利用できる露天風呂は３ヶ所あります。一つ目は宿泊棟に近いところ。ここはちょっとぬるめのお湯でした。森林浴をしながら温泉に入っている感じです。

源泉の近くに位置するオーシャンビューの温泉。43度以上はある、しっかり熱めのお湯です。

そのお隣にももう一つ。こっちの方がもっと熱くて、お湯慣れしてないと短時間でものぼせてしまうくらいです。夜の温泉も幻想的でリラックス。

ジャワ島を見ながらお食事！どのメニューも美味

一押しだったのが、このレストラン。

静かな海に向かってテラステーブルがあり、朝は清々しいジャワ島の山々を見ながら、停泊している小舟が揺れるマングローブの入り江に癒され、夕方は幻想的なマジックアワーのサンセット…もう何も言うことはありません！

景色もさながら、お料理がどれもこれも美味しい～！

２日間とも感動的なサンセットが見られて、大満足でした。

ホテル情報

施設名	ミンピ・リゾート・ムンジャンガン（Mimpi Reoset Menjangan）
創業	1998年
部屋数	全54室（パティオルーム30室、ヴィラ24棟）
住所	Gerokgak, Batu Ampar, Pejarakan, Kec. Gerokgak, Kabupaten Buleleng, Bali
公式Webページ	https://mimpi.com

ミンピ・リゾートに行くには

南国バリ島で温泉、皆さんも行きたくなりましたか？

私はローカルバスという強硬手段に挑戦しましたが、やはりお勧めはカーチャーター。せっかく西部方面に行くのなら、マデウィーやヌガラなど素敵な場所を通過するので、それぞれの地域に立ち寄りながら雰囲気を楽しむのが◎。ギリマヌの港からリゾートまでもけっこう遠かったので、車があった方が便利でした。

日本語ガイドと一緒に行けば、温泉だけじゃなくて西部の魅力ももっと深く体験できるはず！バリ倶楽部では、お客様の希望に合わせたオーダーメイドツアーも行っています♪ぜひ、最高の旅行計画を立ててくださいね。

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※ブログの内容は、2022年4月の体験に基づきます。