【バリ倶楽部CSRプロジェクト】イェバリ、2019年3月の活動報告
2019年4月3日
こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
今年発足したバリ倶楽部のCSRプロジェクト、イェバリの活動を報告します。
【イェバリ】はバリ島やレンボンガン島のごみ問題をはじめとする、環境問題に取り組む。役に立ちたい。恩返ししたいという志で始めたCSRプロジェクトです。詳細は以前のブログ記事で紹介しました。
バリ倶楽部のCSRプロジェクト【イェ・バリ】が始動!!
率直に申しますと、まだまだ何もできていません。でも、レンボンガン島のごみ問題に関する朗報があります!ので、イェバリの活動と合わせて近状報告します。
イェバリ2019年3月の活動報告、その前に
はじめにお断りしますが、【イェバリ】や【バリ倶楽部】はバリ島や離島の環境問題にできる限り役に立ちたいと思っています。でもできてない事のほうが多いです。この記事は【イェバリ】や【バリ倶楽部】をサポートしてくださっている方々に私たちなりの説明責任だと思っています。
ゼロプラスチック・レンボンガン
2018年に始まりましたNGO法人ゼロプラスチック・レンボンガンは我々に大きなインパクトを与えました。詳しくは↓↓の記事を読んでください。
【レンボンガン島】ゴミ問題の救世主が降臨!
手伝いたい!一緒に活動したいと思い、様々な活動をゼロプラスチック・レンボンガンを筆頭にやっています。その活動とは:
ゴミ箱設置
バリ島やインドネシア全体の問題だと思いますが【ゴミはちゃんとゴミ箱へ】という習慣が徹底できていません。ゴミ箱の数も少ないです。分別はもってのほかです。
朗報その1
先日、レンボンガン島のジュングバトゥ村の村長にゴミ箱を設置したいと伝えました。快く承諾してくれました。
レンボンガン島メインストリートの40か所に竹からできたゴミ箱を設置します。ゴミ箱は現在作っている最中です。
可燃ゴミと不燃ゴミ用に分かれていて、可燃と不燃ゴミを分かりやすく説明付きで表示。分別を促し、使い捨てのプラスチックの不使用も促します。
ゴミ箱の設置はインドネシア最大手のミネラルウォーター会社、アクア(AQUA)から資金援助をいただきました。
レンボンガン・クリーンアップ
レンボンガン・クリーンアップはレンボンガン島のジュングバトゥ村で週6日、1日8時間、沿岸や内陸を掃除活動するプログラムです。
このプログラムは【イェバリ】ならびにレンボンガン島のビジネスが資金を出し合ってやっています。5人の清掃員を雇い、彼らが毎日清掃、ゴミ収集、分別を行っています。
朗報その2
政府が運営している大きなごみ収集車は大通りのごみしか収集しません。路地の奥に住んでいる住民は大通りまでゴミを出さないといけません。皮肉にもレンボンガン島には大通り一本しかありません。
今月中に荷台が付いたバイク(VIARという乗り物)が納車します。このバイクを使えば狭い路地までゴミ収集が可能になります。
朗報その3
レンボンガン島のビーチを効率よく清掃するために、ATVを購入することが決まりました。
このATVの後ろに荷台をつけます。干潮時にビーチでゆっくり走らせて、掃除したゴミはそのまま荷台につめます。
オーシャン・ガーディアン・プロジェクト
週一回、地元高校生と一緒にゴミ拾いをするプログラムです。プログラムの名のとおり、地元の学生が地元の海を守るという意図でやっています。
そのご褒美にレンボンガン島でビジネスをやっている会社から生徒さんにプレゼントしています。
学校側が10回ゴミ拾いに参加したら、生徒さんに無料ダイビングレッスン、無料スイミングレッスン、無料ツアーなどのプレゼントをします。レッスンを合格証明書ももらえるので、今後学生たちに役立つと思います。
エンバイロンメンタル・トーク
レンボンガン島の学生たちに様々な環境問題を提議する。
既に2回開催しました。第一回は海洋ゴミ問題、第2回はレンボンガン島&ペニダ島の海洋保護地区がテーマです。その道のエキスパートが海洋ゴミ問題、レンボンガン島のサンゴ礁の素晴らしさを守る活動。現状を学生たちに伝え、理解してほしい。
高校生たちが大人になった時にまだ綺麗なレンボンガンを残したい。高校生たちに親や家族に学んだことを伝えてほしい。高校生たちが大人になったら持続可能な活動をしてほしい。
そして第3回は【観光業には綺麗な環境が不可欠】というテーマです。次回はバリ倶楽部が講義することになりました。バリ倶楽部は10年前からレンボンガン島でビジネスをさせていただいてます。
言葉悪いですけど、この島に散々飯を食わせてもらっているので、複雑な気持ちです。
エラそうなことは一言も言えないし、逆に謝らなければいけない気持ちになります。
今やっていることは遅いくらいだと思いますが、できる限りのことをしたいです。レンボンガン島やペニダ島、バリ島で仕事をさせていただきながら、少しでも約にたてばと心から思います。
それでは、また。。。
お客様からのメッセージ