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バリ倶楽部:神秘の湖と雨の森【前編】

2015年5月1日

バリ島タンブリンガン湖の湖畔にて
レンズ破損の原因になった謎の植物
こんにちは、バリ倶楽部の喜古です。
昨日、長らくご贔屓にしていただいているリピーターさんと一緒に
タンブリンガン湖の湖畔、通称「雨の森」をトレッキングしてきました。
以前にも、このブログで「神秘の湖」として紹介したタンブリンガン湖
バリ島の旅行会社に勤めている方も知らない湖なので、
穴場と言うより、秘境と言った方が良い感じです。
僕は何度か行ってるんですが、今回は想うところが多かったので、
【前編】写真でトレッキング風景の紹介
【後編】是非とも読んでいただきたい
この2回に分けて書いていきたいと思います。
それでは、神秘の湖と雨の森を写真でご紹介していきますね。

湖を眺めるバリ倶楽部ドライバーのグストゥ

バリ島で湖畔の寺院と言えばウルンダヌ・ブラタン寺院
この寺院のあるブラタン湖から車で20分ほど進んで、
双子の様に並んだ湖の西側がタンブリンガン湖です。

地図の右側(東側)がブヤン湖、左側(西側)がタンブリンガン湖

バリ島の南部リゾートエリアから行くと、
ブラタン湖⇒ブヤン湖⇒タンブリンガン湖の順です。
昨日は、サヌールから出発して目的地まで2時間ぐらいでした。
ブヤン湖とタンブリンガン湖を見下ろすように進んでいき
湖に沿うように道を曲り、少し進むとトレッキングの受付があります。
タンブリンガン湖の看板と、ご参加いただいたご夫婦

トレッキングガイドを手配するバリ倶楽部のマデくん
この森に入る為には、必ず地元ガイドを手配する必要があります。
このガイド業は地元の人の大切な収入源です。
もし、ガイド無しで入っても道に迷ってしまうことは間違いありません。
コースは1時間、2時間、3時間、~8時間と、
時間に合わせて色々なコースを案内してくれます。
今回は、トレッキング&木製カヌーで湖を渡る2時間コースをお願いしました。

今回の地元ガイドさんと、バリ倶楽部のマデくん

このガイドさんは、普段は畑でお供え物用の花を育てています。
乾季は2日に1回、雨季は4日に1回、副業としてガイドにくるそうです。

それでは、森の中に入ってみましょう!!

トレッキングコースは、やっと人がすれ違えるぐらい

森々した感じですが、坂道は無く歩きやすい印象です。

不思議な形のガジュマルの根

生姜の花

食べれる種類ではないらしいんですが綺麗な花ですね

草木の中を進んでいきます

大きなガジュマルに包まれて・・・

複雑に伸びたガジュマルの気根

ガジュマルと言う名の由来は、幹や根が絡まる姿
「絡まる」が訛ったと考える説や、

「風を守る」⇒「かぜまもる」⇒「ガジュマル」と訛った説があるそうです。
なんか「風を守る」説の方が気持ち良いですね。

最近、家の息子がキノコ観察にハマっているので1枚・・・

ここには面白い形のガジュマルのトンネル

ガジュマルのトンネルをくぐるトレッキングコース

トンネルの中から・・・

ガジュマルは、他の木を土台にして成長していき
土台になった木は枯れていくそうです。
このトンネルは、土台の木が朽ちた後かな?
「締め殺しの木」って物騒なニックネームもあるらしい。

ガジュマルの気根でブランコ

ガイドさん曰く「絶対に切れることはない」そうです

大樹の樹皮は苔に覆われ

雨の森(レインフォレスト)と言われるだけあって緑が豊かです。
乾季の真っ只中は雨が降らないけど、霧に覆われるそうです。
雨季は昼頃から毎日スコールになると言ってました。

リスが大好きな木の実

最近、家の息子がキノコ観察・・・もう1枚

風で倒れて枯れてしまったガジュマルの大樹
根っ子からは沢山のキノコが出てきてました。
トレッキングコースを1時間半くらい歩いたところから
少しづつ登り坂になっていき
「あぁ、このまま登り続けたら疲れちゃうかもなぁ」と考えていたら
いきなり景色が開けました。

坂道を登り切ったところにあった広場

バリ島では珍しい石造

なんかバリ島の寺院と雰囲気が違うなと思い地元ガイドさんに訊くと
「ここは何の寺院か分からないけど、中国人がよく参拝している」と言ってました。

謎です。
でも、この狛犬みたいなのは言われてみれば中華系なんでしょうか?

バリ島ヒンドゥー寺院のようで何かが違う感じ

バリ島文化と中国文化のコラボレーション?

地元の人たちは、よく分からないけど
それなりに大切にしているそうです。

この湖周辺でよく見かけるポインセチア

日本でも馴染みの深いクリスマスの観賞用植物ですが、
自生している姿を見ると、美しさと強さを感じます。

寺院での休憩を終えて階段を下りますよ

「この階段で滑ったら転がり落ちますね」

ガイドさん曰く170段もある急な階段
参拝者が少ないからか苔むしていて確かに滑りそう・・・

階段の脇に咲いて?いたボンボンのような花?

面白い植物があったので写真を撮りながら

「お客様、滑りやすいので気を付けてくださいね」と言った瞬間





ズドン、ドン、ドドンと自分が滑り落ちました。
転ぶ時のスローもション効果で、
「何段ぐらい滑るかな?」と冷静に考えたんですが、
結果は3段・・・我ながら非常に中途半端な記録です。
尻もちついた尻の痛みも凄く中途半端で大事には至らず
・・・これじゃ事故にも笑いにもなりません。
ただ、右手に持っていた借り物の一眼レフはレンズが割れてしまい
そこだけは半端じゃなくて、本当に笑えませんでした。
尾島社長、誠に申し訳ございませんでした。
・・・っと、そんなわけで
ここから木製カヌーに乗って神秘の湖を渡る
とってもシャッターチャンスな行程ですが、
カメラがぶっ壊れてしまい写真がございません。
とりあえず、前に撮った写真を少し
木をくり抜いて作ったカヌー

2つのカヌーを板でくっつけて転覆しないようになってます。

湖へ漕ぎ出す木製カヌー

漕ぐやつも木製です。頑張れスアルタくん

湖の水は凄く冷たくて、風も冷たく
なんだかバリ島に引越してから久しぶりに寒いと感じました。
このコースは歩く時間とカヌーの時間を合わせて2時間ピッタリ!!
地元ガイドさん凄いですね。
さて、今回は前編と言うことでトレッキング風景が分かるように
写真をメインで紹介してきたタンブリンガン湖
実は、この素晴らしい湖の周辺でも色々と問題があるようです。
次回は、この湖で感じる素晴らしさと、周辺で起きている問題について
文章だけで紹介していきたいと思います。
続きは、神秘の湖と雨の森【後編】をご覧ください。
明日UPします!!
では、また
面白いから見てみてね⇒バリ倶楽部facebookページ
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よし、オレたちに任せとけー!!

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