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インドネシアの地図
2016.10.14

インドネシア語を上手に話せる5つのコツ!

こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(@sasuke80)です。 僕は5歳の時からバリ島に住んでいて、小学校から大学までインドネシア語で授業を受けていました。正直いうと気付いたらインドネシア語を話してたので、いい先生にはなれないと思いますけど、日本人だからこそ日本人が外国語を勉強する苦労が解っているつもりです。
インドネシアには17,000個の島があります。沢山の島があるゆえに1340もの民族が存在します。その民族は独自の言葉を使い、インドネシアには合計で748の言葉があります!! バリ民族はバリ語、ジャワ島のジャワ民族はジャワ語、西ジャワのスンダ民族はスンダ語を使い、それぞれの民族は全く異なる言葉で会話しています。なまりや方言レベルではなく全く異国の言葉です。
748もの言葉を共通語として束ねるのがインドネシア語です。1340の民族が理解しやすいように極力シンプルにつくられたのがインドネシア語です。 インドネシア語の起源はマレー語と言われていてマレー半島(マレーシアやシンガポール、ブルネイ)で話されている言葉です。マレーシアやブルネイはもちろん、シンガポール等でも通じたりします。 これからインドネシア語を勉強する方も既に勉強している方も含めて参考にして頂ければと思います。

インドネシア語を上手に話せる5つのコツ!

1.[ə]の発音

[ə]はシュワ―という母音ですけど、英語同様、インドネシア語でもよく使われる母音です。 英語のBUTTER(buttər)やCAMERA(camerə)を正しい発音するときに出てくる母音です。 この音は、 ・唇を自然に開いた状態で ・舌の最も高い位置が舌の真ん中にくるようにし ・舌と上あごの感覚を中くらいにして 発音する音です。 この母音はインドネシア語やバリ島の地名などに多く使われているので、これをマスターできたらより伝わりやすいです。 例えば: バリ島の総本山ブサキ寺院(Besakih)の発音はブサキでもベサキでもなく、Bəsakihです。 ランプヤン寺院(Lempuyang)もランプヤンやレンプヤンではなく、Ləmpuyangです。 その他の大事な発音は:
  • 舌を巻くようなRの発音

インドネシア語の「寝る」は「tidur」です。tidurの最後のRが日本人が少し苦手のしっかり発音するRです。 よくドラマや映画で観るような、舌を巻く「このやろーー!!!」を言うような感じで発音します。

  • NGの発音
  • バリ島の空港の正式名所はングラライ国際空港です。ローマ字にするとNGURAH RAIです。NGURAHの最初のNGUが日本語にはない発音でみんな苦労する発音です。言葉で説明するの難しいですけど、イビキをかくときやブタの声を真似する時の鼻にかかったような音ですけど、ひくのではなくはくんです。解りずらいですね。

    これらをしっかり発音できるとより伝わります。

    2.日本の文法の逆

    日本語の基本文法は名詞、目的語、動詞の順番です。 インドネシア語は英語同様、名詞の次に必ず動詞です。これはセットです。なのでインドネシア語や英語で話したい時は、「私はご飯を食べます」ではなくて「私は食べますご飯」を頭に入れてから訳して喋ることが大事です。インドネシア語を勉強中の日本人あるあるですが、どうしても日本語をそのまま訳すので伝わらない原因です。

    3.AKU(アク)よりはSAYA(サヤ)

    インドネシア語を勉強する多くの人は「私」という単語を「AKU」という単語をチョイスします。AKUは日本語でいうと「俺」に近いフランクな「私」です。(インドネシアには男性言葉や女性言葉がないです)。 AKUを使うと聞く側のインドネシア人にとっては少し違和感があります。失礼ではないですが、少しとんがっていてスマートではないです。特にビジネスシーンや目上の方と話す時はSAYAの方がスマートで礼儀正しく聞こえます。これは男女問わずです。

    4.YA(ヤ)の連呼はNG

    YA(ヤ)は「はい」といういみですが、「だよね~」や「ですよね~」の「ね~」の部分の意味にもなります。便利な単語ですので、多くの日本人はYAをよく使います。センテンスの語尾にYAを頻繁に使う、これはスマートではないし違和感があります。インドネシア語は日本語の様な細かい単語がないのでイントネーションでニュアンスが伝わります。YAのイントネーションを間違えると「上から目線」というニュアンスにもなりかねないので、YAの使い方は以外と気をつけないといけません。

    5. ジェスチャーは世界を救う

    言葉を勉強する上で最もご法度と思う考え方「ジェスチャーでなんとなくいける」「コミュニケーションする姿勢があれば伝わる」。その考え方を否定するつもりはないですけど、それを行ってしまえば元も子もない、逃げているような感じがします。 それよりかは「片言でも勉強する姿勢が評価される」。やっぱりインドネシアやバリ島の人は自分の言葉や文化のことを習ってくれるのはとても嬉しい事ですので、特にバリ島でコミュニケーションがスムーズにできるのは「相手を敬う気持ち」、「相手を理解したい」や「勉強する姿勢」はとても大事だと思います。是非インドネシア語を諦めないで勉強してみましょう~ バリ島の心に触れる、バリ倶楽部のホームページへ
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