「バリ島にはゴミ銀行というリサイクル施設があります。
ゴミ銀行と聞くとなんだか変な名前に聞こえますが、
リサイクル可能なゴミを1Kg単位で買い取ってくれて
施設で用意した通帳にお金を貯めてくれます。
バリ倶楽部で始めた新しい取り組みとして
ツアー中に出たペットボトルを回収してゴミ銀行に持ち込み
貯まったお金をレンボンガン島の為に役立てたいと考えています。
是非、ペットボトルの回収にご協力ください。」と、
レンボンガン島ツアー出発の際にご挨拶することにしました。
バリ倶楽部のレンボンガン島ツアーでは朝の集合の時に1本
お昼ごはんを食べる時に1本、計2本のお水をご用意しています。
お客様が飲み終わった空きボトルはレンボンガン島のゴミ箱に捨てていたので
なんか島にゴミを持ち込んでいる気がしてスッキリしなかったんです。
お客様にゴミを持って帰ってもらうのも大変だよなぁと考えていたところ
バリ島ボート乗り場の近くにゴミ銀行があることを知り回収することにしました。
ちょうど一ヶ月ぐらい前から始めてペットボトルも山盛りになったので
さっき初めてゴミ銀行に持ち込んでみたんです。
レンボンガン島ツアーボートの発着場所
スランガン島にあるゴミ銀行、回収した空きボトルを持ち込むと
お姉さんがアンティークな秤で重さを量ってくれました。
袋に満杯の潰したペットボトル:計6Kg⇒約180円
おまけに持っていった段ボール:計4Kg⇒約40円
初めての貯金は約220円になりました
最初、ペットボトルの回収をガイドスタッフに強制しようか迷いました。
回収してお金に替えても微々たるものだし、お金の為に始めるわけではないので
みんなの仕事を増やすのは自分勝手だなと考えたんです。
タイミング良く9月は忙しくて僕自身がツアーに同行することが多かったので
とりあえず自分でやってみよう!!とガイドスタッフには強制せず勝手に始めてみました。
良いと思えばみんな自発的にボトルを回収するだろうし、面倒だと思えば強制しても続かない。
小さな取り組みは長く続けることが一番重要です。
実際に始めた時は良いことだけど面倒だよねって雰囲気でした。
ただ、少しづつボトル回収が定着してきて、よくレンボンガン島に行くガイドは
空きボトルは捨てずに持ち帰るのが当り前になってきたんじゃないかと思います。
捨てればゴミ、回収すれば資源
一ヶ月間でこんなに大量のゴミをレンボンガン島に持ち込んでいるとは知りませんでした。
微々たるものでもマイナスをプラスにするのは気持ちが良いです。
今月のスタッフミーティングでみんなと話し合ってみたいと思います。
これからも頑張るので応援よろしくお願いいたします。
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