まだまだ旅の途中です
2014年11月18日
物心ついた時から知らない場所に興味があって
トコトコ歩いて頭の中に地図を作ったりしてました。
自転車に乗れるようになってからは
電車の線路に沿って遠くまで行くようになり
地図が読めるようになってから移動範囲は更に広がって
サーフィンを始めてからは目的を持って旅をするようになりました。
知らない土地で出会う喜び、知らない海で波に乗る喜び
自分の成長に合わせて旅の楽しさはどんどん広がり
アルバイトで頑張ればどこへでも行けるようになりました。
千葉の砂浜で野宿を覚えた頃に海外に興味を持ち始め
高校生の時に初めて渡ったバリ島で
世界最高!!どこへでも行ってやる!!と本気で思いました。
高校卒業後の進路はバリ島
2ヶ月間の滞在で頭の中は海水漬け
日本に帰っても次の旅のことしか考えられない。
日本にいる間はひたすらアルバイトでお金を稼ぎ
次の国、次の波と好奇心のままに旅をつづけ
アジア、南米、北米と航空券だけの無計画旅行をしました。
初めての土地に行く時、初めての体験をする時
自分は小さい子供と同じで恥も何もありません。
だって、初めてなんだから・・・
見栄も恥もなければとっても素直になれます。
子供みたいに経験が無いから知識も無く
なにかと面倒な思いや疲れる思いをします。
そして、面倒や疲れる思いは確実に思い出に残ります。
だから、なるべく楽をしないように無計画旅行をするんです。
気が付いたら無計画なまま嫁さんと息子を連れて
バリ島に引越し、次男坊を授かり幸せな生活をおくっています。
まわりの人からは「よく勇気がありましたね」と言われます。
でも、好奇心があれば必要なのは勇気じゃありません。
必要なのは、面倒を楽しむ心だと思います。
実は最近になって自分自身が好奇心を忘れているなと感じていました。
バリ島生活も2年半になり、しょうもない見栄を張ったり恥を恐れたり
子供のように素直な気持ちが変に大人じみてきて、おっさん化が進んでいます。
勤め人として無計画はまずいんですが、面倒や疲れを感じる時こそ
貴重な思い出を積むチャンス!!と言う旅人の心を忘れずに
自分に言い聞かせたくて子供の頃から今までを振り返りました。
お客様からのメッセージ