バリ島と日本を繋ぐ米作りの文化
2014年11月18日
バリ島の文化を無理やり日本の文化に例えたりするのは良くないと思いますが、
「米を作る土地の人」と言う意味では、互いの文化に共通点があると感じています。
「米を作る土地の人」は、一人では田植えや稲刈りが出来ないので
必ず地域の人たちと協力する組織をもっています。
そして、豊作祈願のお祭りや祈り
雨乞いなどの祭事が代々受け継がれています。
バリ島で子供の頃から米作りをしている農家の方と
同じく日本で幼い時からお米を作っている農家の方が
どこかで一緒にお話したら面白いだろうなと思うんです。
日本の農家の人は、バリ島の農具や
農業を手伝う牛を見て懐かしくなるかもしれません。
田植えや稲刈りについてお互いに良いアイディアが出るかも知れません。
そこは、長い間同じ仕事を続けてきた者同士
言葉の壁を越えるほどのコミュニケーションが取れると思うんです。
表題は「米作り」としましたが、
海からの恵みを受ける漁師さんも同じです。
網の作り方、仕掛け方、風の読み方、潮の読み方、
海の神様を祭る文化など、きっと面白い話し合いになると思います。
自然からの恵みを直接受け取る現場と現場が話し合えれば
何か大切なものが国と国を繋げてくれそうな気がします。
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