【バリ島の物価】まだ安い?もう安くない?コロナ前後の値段比較【2023年】
バリ島からこんにちは!雨季に突入したバリ島から、自他ともに公認の雨女・ゲストライターのこなつ(@origami_batik_bali)です。
バリ島も含め、東南アジアは日本と比べて物価がめちゃくちゃ安い!というイメージがあると思います。しか〜し…「前は安かったけどしばらく前と比べたら、上がっているよね?」ハイ、そうなんです。
コロナ禍の時期を抜けて、確かに経済は回り出したのですが、気が付いてみれば毎回の買い物の出費がジワリと上がってきていて、物によってはガンガン階段状に上がっている、というのが在住者の実感です。
今回のブログはちょっと世知辛い話題、バリ島の物価についてコロナ前とコロナ後を比較してみました!
日本の物価と比べれば…
結論から言うと、上がっているとはいえ、日本の物の値段に比べればやっぱりバリは断然安いです!ローカルワルンで食べるご飯は、飲み物付きで250円以内に収まります。これは激安ですよね?
以下、“在住者が日常でよく買うもの”と“観光で来た時よく買うもの”でコロナ前後の金額をリサーチしてみました。
コロナ前は2017〜2018年頃、コロナ後は2022年〜現在を目安にしています。円/ルピアのレートがコロナ前後では違うので、今回はルピア表記をベースに比較していきますね。
在住者が日常でよく買うもの
卵
日本でも卵10個で300円以上するという急な値上げに悲鳴が上がっているニュースは知っていますが、かく言う私もバリ島で卵の値上がりに「はァ?!」とショックを受けている一人です。
皆さんご存知、バリ島のお店で売っている卵は生では食べられません。大きさは日本のMサイズ卵よりもちょっと小さめ。バラ売りしているので、何個買ってもいいのですが、私はだいたい10個まとめて買っています。
コロナ前: Rp.12,000
コロナ後: Rp.20,000 (約80円アップ)
ずっと同じワルンで買っていたのですが、今年の前半はRp.15,000だったのに6月くらいにはRp.17,000になり、8月にはRp.20,000になり、9月についにRp.22,000になってしまったので別のワルンで買うことにしたのですが、それでもRp.20,000。
生で食べられる卵の価格がRp.24,000くらいなので、それに近づく勢いの値上がりで本当にビックリします。
田舎で農園を持っているという知人に「卵が高い!」と愚痴ったところ、コロナ後に家畜の飼料価格の高騰で卵や肉を売っても儲からず、今まで養鶏をしていた人が何軒も辞めてしまっているのだそう。需要はあるのに供給が減り、それと同時に原価が上がっている…ということなんですね(泣)
ワルンの定番メニュー
ジワジワ上がってますね〜と感じる、ローカルワルンのメニューたち。でも安いし、別にお財布に大打撃というレベルの値上げではないです。
ナシゴレン(インドネシア風焼き飯)
コロナ前: Rp.8,000〜11,000
コロナ後: Rp.11,000〜15,000 (約40円アップ)
アヤムゴレン(鶏肉の唐揚げ)
コロナ前: Rp.10,000〜13,000
コロナ後: Rp.15,000〜25,000 (約50円アップ)
ナシジンゴー(ご飯とおかずの包み)
コロナ前: Rp.3,000〜5,000
コロナ後: Rp.5,000〜7,000 (約20円アップ)
ミーアヤム(インドネシア風鶏肉ラーメン)
コロナ前: Rp.10,000
コロナ後: Rp.13,000 (約30円アップ)
その他、フルーツも若干上がっています。マンゴーは1キロがRp.20,000だったのがRp.25,000が相場になりました。スパゲッティの乾麺は1袋Rp.16,000がRp.17,500、インドミーなどのインスタント・ヌードルもRp.300〜500値上がりしています。
ティッシュペーパー
卵の次に値上がりが急だったのがティッシュペーパーとシャンプー。いつも買っているのは2枚重ね200枚入りのティッシュだったのですが…安めの商品に鞍替えを検討中です。
コロナ前: Rp.18,000
コロナ後: Rp.22,000 (約40円アップ)
シャンプー
シャンプーも上がりました。ちなみに170ml入りボトルです。コンディショナーも買うと両方でけっこうな出費…(汗)
コロナ前: Rp.32,000
コロナ後: Rp.38,000 (約60円アップ)
私が使っているものを例として紹介しましたが、他のメーカーも価格帯は違うにせよ、同じような値上がり幅です。
観光で来た時よく買うもの
レストラン
わかりやすく、世界チェーンで有名な「丸亀製麺のかけうどん」を例にして比べてみると…
コロナ前: Rp.38,000
コロナ後: Rp.42,000 (約40円アップ)
小麦(穀物)の値上がりも顕著なので、そりゃ上がりますよね。飲み物やトッピングを付けるとRp.100,000近くなってしまうので、前よりかなり上がった感があります。以前はRp.50,000くらいで楽しめたのになぁ…
ヘアビタミン
プチプラお土産にオススメで、女子に人気のエリップス (ellips)。元々が激安だったので、今もそんなに高いと思わないかもしれないですが、実はけっこう値上がりが激しい商品でした(汗)2017年にはRp.9,500だったのに…
コロナ前: Rp.12,600
コロナ後: Rp.14,200 (約20円アップ)
上記は過去ブログの中で紹介されていた、ビンタンスーパーマーケットでの販売価格を参照しました。最新のエリップスの値段を知りたい人はこちらのブログを読んでみてください!
ビール
忘れちゃいけない、バリ島と言えばビンタン・ビール。バリ島はヒンズー教ですが、インドネシアはイスラム国なのでお酒は元々、値段の高い飲み物です。(日本でビールを買う方が割合的にはだいぶ安いです。)
ローカルの商店で買った場合
ビンタンビール(小瓶)
コロナ前: Rp.18,000〜20,000
コロナ後: Rp.22,000〜25,000
ビンタンビール(大瓶)
コロナ前: Rp.30,000〜32,000
コロナ後: Rp.35,000〜38,000
観光客向けのコンビニ・飲食店で買った場合
ビンタンビール(小瓶)
コロナ前: Rp.,25000〜28,000
コロナ後: Rp.30,000〜32,000
ビンタンビール(大瓶)
コロナ前: Rp.40,000〜43,000
コロナ後: Rp.45,000〜50,000
だいたい40〜50円くらいアップしているようです。最近見つけた最安値は、Mol Bali GalleriaのMatahariスーパーで小瓶がRp.19,800でした!宅飲みしたい人はそういうところで買うと安く手に入りますね。
ビール党の代表と言えば、尾島さんだ!と思って、値段の変化について意見を聞いたところ「う〜ん、気にしてないから覚えてないんだよね」という回答が返ってきました(笑)ぶっちゃけ、好きなものは値段なんて関係ないですよね〜愚問でした!!
そんな尾島さんがビール片手に毎週月曜日19:00〜配信している、バリ俱楽部YouTubeライブはこちら!
バリの物価と経済についての肌感覚
小刻みですが、やはり物価は上昇中。年々、車の台数は増えていくし、土地の値段も上がっていく…変わらないなぁ〜という不便な部分もあるけれど、新しい建物や開発のスピードや環境変化は驚くほど目に見えるバリ島。
コロナ前とコロナ後、正直、働く人の給料は変わってないですが、電気代やガソリンが上がるにつれて、日用品や食品の値段も上がってきています。
今現在、日本から観光に来た時、以前との大きなギャップは物価ではなくて、両替レートの方ですね。コロナ前は1円=Rp.135前後だったのに今はRp.100前後…これは大きな差です。Yenに頑張ってほしい!
バリ島の今の物価、少し参考になったでしょうか。バリ俱楽部のブログはリアルな話題がいっぱい!ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
※内容は2023年11月の情報に基づきます。
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