バリ島ウブドに長期滞在!おすすめエリア、過ごし方、持ち物など
バリ島からこんにちは!ゲストライターのナナス(@langsung_bali)です!
南部エリアに住むナナス、久しぶりにウブドに行ってきましたよ!世界各国からの移住者や長期滞在者が多いことで知られるウブド村。
なぜ多くの人がウブドに住みたくなるのか、「長期滞在」をテーマに最新の写真や情報とともに探っていきましょう!
バリ島ウブドとは
バリ島といえばビーチリゾートのイメージが強く、ヌサドゥアやスミニャックなどの南部ビーチエリアが不動の人気を誇っています。そのエリアから車で2時間ほどの内陸部に、もうひとつの人気エリア「ウブド」があります。
ウブド長期滞在が人気なのはなぜ?
深緑の大自然
ウブド周辺にはまるでパワースポットのような、みずみずしい熱帯雨林が茂るダイナミックな渓谷や棚田なども広がり、大自然のエネルギーに包まれ心も和み穏やかな気持ちになります。
市街からほんの少し足を延ばすだけで、こんなに美しい大自然に癒されるのはウブドならではの特徴ですね!
古き良きバリ島
ビーチ側のエリアは新しいアトラクションやサービスが増え、年々エリア全体が進化しています。
もちろんウブドも徐々に変化していますが、今でものどかな雰囲気が色濃く、バリヒンズーの信仰や伝統が根付いた人々の暮らしを身近に感じることができます。
例えば、ウブドにはショッピングモールや大型ファーストフード店はなく、代わりにパサール(市場)やワルン(大衆食堂)などを利用するのが一般的です。
2022年6月現在のウブド市場。大がかりな改装工事中のため、別の場所で臨時営業しているお店もあるようです↓
文化と芸術
ウブドは「芸術の村」と呼ばれ、美術館やギャラリーがたくさんありアーティストにも人気です。バリ島の伝統舞踊も盛んで、本格的なバリ舞踊を観たり習ったりするために訪れる人も多いですね。
ヨガ
大自然の癒しや穏やかなライフスタイルが、ヨガやヒーリングにぴったり。ヨガを目的に滞在する人も多く、スタジオだけでなくヒーリング系のショップやオーガニックカフェもたくさんあります。トレーニングプログラムやワークショップも頻繁に開催されていますよ。
自然豊かなウブドはヨガも人気です
オーガニック食材やヒーリングアイテムショップ併設のカフェ「Bali Buda」
カフェ「Bali Buda」のボードには様々なワークショップやイベントのチラシが貼られていることも。
インターナショナルで多種多様!
アート、ヨガ、ヒーリングなどを目的に、世界中から人々が集まるウブド。中でも欧米人が非常に多く、街を行き交う人たちの顔ぶれはまさにグローバル!
英語教育の学校もあり、ファミリーで移住する人も。長期滞在するうちに現地の人だけではなく、いろんな国の人たちと交流できるのも楽しみです。
ウブドには欧米系のカフェがたくさん!
本格的なベーカリーは海外からのお客さんで賑わっています。
ウブド長期滞在のはじめのステップ
いざウブドに長期滞在!ここでは準備ポイントをいくつかあげていきましょう。
滞在先の手配
ウブドは長期滞在用の一軒家、アパート、ホームステイなど選択肢が豊富です。特に市街にはアパートやホームステイが数えきれないほどあり、「HOME STAY」「Bed & Breakfast」などの看板がいたるところに出ています。
小道の前にはこんな看板が出ています
バリ寺院のように見えますが、なんとホームステイの入口です!
探し方として一番多いパターンが「知り合いからの紹介」。バリ島では日本のように賃貸物件検索サイトが充実していないので、自分の足で調べるのが基本です。
ホテル検索サイトに載っている物件もありますが、在住者や先に滞在している知り合いがいるなら、賃料や間取り、設備などの情報を得るのがベターでしょう。
ウブド内での移動手段
ウブド市街はそんなに広くなく、40代ナナスでもがんばればグルッと1周、小一時間程度で歩くことができる…と思います。
下の画像は、ウブドの中心地をぐるっと一周した場合のルートです。(ウブド王宮→ハノマン通り→モンキーフォレスト通り→ウブド王宮)
このエリア付近に滞在するなら徒歩でも生活できると思いますが、やはりウブド(と言うよりバリ島全土)の主な交通手段はバイク。長期で滞在する人はレンタルバイクを利用する人が多いように感じます。
ただし、バリ島では運転免許取得や日本で用意した国際免許の効力など、かなりグレーゾーンなのでトラブルは自己責任です。
便利なサービスとしては、近年インドネシアで急成長しているアプリで呼べる配車サービス「GOJEK」がウブドでも解禁されたようです。このアプリでバイクタクシーが交渉要らず&安価で利用できます。
※ 以前はローカルのドライバーさんたちの職を守るための暗黙の地元ルールで使えませんでしたが、コロナ禍以降、とうとうOKになったようです。今回ウブドに行った際に、実際にバイクタクシーを利用している外国人も見かけましたよ同じアプリ内にウーバーイーツのように食事を届けてくれるサービスもあり、加盟している飲食店が急増して、かなり活用されている印象を受けました。
ウブド中心部は狭い一方通行が多く、頻繁に起こる渋滞で、車移動はかえってストレスかもしれません。
インターネットの確保(SIMカード)
バリ島はWiFi天国。ホテル、レストラン・カフェなど様々なところで無料WiFiが利用できます。短期旅行の場合は十分かもしれませんが、長期滞在になると、いつでもネットが使えるほうが便利ですね。そこでいくつかの方法をご紹介します。
現地SIMカードを購入する
インドネシアのSIMカードは基本的にプリペイド式で、使用する容量に応じて課金して使います。
インドネシアにはいくつか通信会社があり、各社いろいろな料金プランを提供していますが、月々の使用料金は日本に比べると格段に安いと思います。参考までに、ナナスは自宅ではWiFiを使うので、通信パケット料は1ヵ月600円くらいで済んでいます。
ウブドにもSIMカード販売店はたくさんあります。ただし、外国人の場合は通信会社直営支店で身分証を提示して登録しない限り、90日でSIMカードがブロックされ使用できなくなる場合があるそうです。
ウブドに直営支店があるのはTelkomselという通信会社です。Telkomselでは手続きの際にパスポート原本を提示する必要があるとのことでした。(2022年6月デンパサールのTelkomsel支店調べ)
街中で良く目にするSIMカードやスマホを扱う商店
日本から持ってきたスマホに現地SIMを入れて使う
日本(インドネシア国外)からSIMフリー携帯を持ち込み、インドネシアで購入したSIMカードを入れて90日以上使う予定のかたは、渡航前に「IMEI登録」という手続きを行っておきましょう。持ち込む端末の価格によっては関税を支払う必要がありますので、出発前に最新情報をチェックしてくださいね。
インドネシア到着後にIMEI登録をすることもできますが、関税の免除が(上限US$500)が受けられなくなるようです。
参考リンク:
Official Website Direktorat Jenderal Bea dan Cukai(インドネシア語)
バリ島現地SIMカード購入方法と持ち込み関税(IMEI登録)
バリ島でスマホを買って現地SIMを入れて使う
バリ島でもスマホは日本と同じ様に普及していて、販売店もたくさんあります。アンドロイド機種なら新品がRp.1,500,000~Rp.3,000,000(約13,000円~27,000円)くらいで手に入ります。
※iPhoneは限られたお店にしかなく、日本より高いようです。
ポータブルWiFiを使う
ウブドにも直営支店があるTelkomselでポータブルWiFiが販売されています。本体はRp.700,000前後(約6,300円)+月々のパケット料を課金します。
もちろんTelkomsel以外の通信会社も同様のポータブルWiFiを発売しているので、いろいろ検討してみましょう。
長期滞在にあると便利 & 意外といらないグッズ
最近インドネシアでも通販が急成長し、必要なものはこちらでかなり揃うようになりました。
【便利】虫刺され薬
湿気が多いバリ島では年中蚊がいるので、まずは虫よけ対策をしたいところ。虫よけスプレーやフマキラーの置き型ベープもバリ島のスーパーマーケットで売られています。でも刺されてしまった後の薬がハーブオイルくらいしかないので、スッとしたい人(笑)は日本から虫刺され薬を持ってくるといいかもしれません。
【便利】長袖
ビーチエリアに比べると気温が低く涼しいので、南国イメージの洋服だけだと冷えてしまうことも。
【便利】ヘッドが小さい歯ブラシ
バリ島でも歯ブラシは買えますが、ほとんどヘッドが巨大です。使いやすく奥歯までしっかり磨ける日本の小ヘッド歯ブラシが我が家ではマストです。
【便利】常備薬
日本とは衛生環境が違うので、通称「バリっ腹」といってお腹を下してしまうことがあるので、胃腸薬があると安心。我が家では、子供が乗り物酔いをしやすいので、子供でも飲める日本の酔い止めを買ってきます。ウブドにも薬局はありますが、やはり使い慣れたもののほうが良いですね。
【便利】変圧スタビライザー
ひと昔前までは頻繁に停電したり電圧が不安定でしたが、かなり改善されています。それでもパソコンなどの電子機器を使うには、電圧スタビライザー(安定器)を使ったほうが安心です。変圧機能が付いているものもありますよ。
【意外といらない】調理グッズ
1~2人で滞在の場合、料理好きや食材にこだわりたいかた以外は、自炊よりローカルワルンをうまく利用したほうが安くあがる場合も。
ウブドには安くておいしいローカルワルン(大衆食堂)やレストランがたくさんあり、ほぼ100%持ち帰りOKです。アプリの出前サービスもかなり使えます!
好きなおかずを指させばOK!
Warung Biah Biahのナシチャンプル。先日、バリ倶楽部のオンラインツアーにも登場したお店です!
ちなみに、各家庭の電力量設定が小さいバリ島では電子レンジは結構マイナー。我が家でも電子レンジとトースターを同時に使うとブレーカーが落ちます(笑)。電子レンジ系の調理器具は残念ながら活躍機会が少ないかも…。
日本の食材やグッズ
日本人在住者に嬉しい日本食スーパー「パパイヤ」は残念ながらウブドにはありませんが、サヌール付近のレノンという場所に2号店があり、ウブドから車で45分~1時間ほどで行けます。
または週末マーケットで在住者のかたが手作りされているお豆腐や納豆も購入できます。他には日本食材を扱う「デリバリ」というアプリも便利です。
日本人オーナーのカフェやレストランもあり、スイーツから食事まで日本の味も楽しめますよ!
まとめ
今回久しぶりのウブドでしたが、やはり他のエリアにはないウブド特有の穏やかで神秘的な風情に癒されてきました。
多くの人を魅了するウブド!日常を離れて海外で一息つきたい方や、ワーケーションしたい方にぜひおすすめです♪
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