2017.04.19
【バリ島の離島情報】レンボンガン島とギリ島の違いをまとめました
こんにちは、現地ツアー会社バリ倶楽部のキコです。
この記事はいつ書こうかタイミングを見計らってたんですが「そろそろいっとくか!!」と判断いたしました。僕のホームグラウンドといえるレンボンガン島と、まだアウェー感の残るギリ島の違いです。
最初に書いちゃいますけど、僕はレンボンガン島が大好きです。今までに何百回と渡った分だけの思い出が詰まっているし、会えば可愛がってくれる島民の方もいます・・・だから物凄く好きです!!レンボンガン島!!!
でも、ギリ島も良いところがたくさんあります。バリ島文化も知らず、まだ友達もいない、そんな初めてのバリ島旅行で2つの離島を比べたら、どちらが好みだろうか?
ホーム VS アウェーの考えは一先ず置いといて、待ち負けも決めずに基本情報を比べてみたいと思います。
※)一番気になる『ビーチ&シュノーケリング』の違いは最後に紹介します。
関連記事
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場所と文化
↑↑地図を見るとレンボンガン島はバリの離島、ギリ島はロンボクの離島なのが分かります。 バリ島とロンボク島はお隣さんだけど歴史と宗教文化が違うので、それぞれの離島であるレンボンガン島とギリ島にもいろいろな違いが見られます。レンボンガン島はバリ・ヒンドゥー教
↑↑バリ島好きには馴染みの深い民族衣装。 バリ島といえばこの衣装(クバヤ)と、お供え物(チャナン)ですね。レンボンガン島もバリ島と同じ宗教文化なので島の至る所にお供え物があります。ギリ島はロンボク・イスラム教
↑↑イスラム教の女性が頭に巻く布(ヒジャブ)。 ロンボク島はイスラム教徒が多いのでギリ島も同じくイスラム教文化が強いです。(ロンボク島の西部にはバリ・ヒンドゥー教の人も住んでいます) 同じ国、お隣の島ではありますが、ギリ島でモスクから流れるコーランを耳にすると「おぉ異文化の土地に来たな」と感じたりします。 定食屋さんで食べる地元料理も違うし、地元の人同士が話す言葉も違う。レンボンガン島は犬が多いけど、ギリ島は猫が多いなどなど、ちょっとバリ島文化に慣れた人がギリ島に行くと小さい発見があって面白いですよ。行き方と移動時間
レンボンガン島
バリ島サヌール発着のスピードボートを利用するのが一般的。サヌールからレンボンガン島までの乗船時間は30分。バリ倶楽部のように自社ボートを持っている会社は、スランガン発着でツアーを催行していることもあります。スランガンからレンボンガン島までの乗船時間は45分。 ※)バリ島南部のホテルを出発して、レンボンガン島到着までの目安 乗車時間 + 乗船時間 = 1時間半です。 バリ島 ⇔ レンボンガン島のボート詳細 ⇒ バリ島からレンボンガン島への行き方とスピードボートの時刻表ギリ島
バリ島パダンバイ発着と、スランガン発着があるがパダンバイ発着の方が人気。パダンバイからギリ島までの乗船時間は1時間半。スランガンからギリ島までの乗船時間は2時間半。どちらも航路によって乗船時間が変わります。 ※)バリ島南部のホテルを出発して、ギリ島到着までの目安 乗車時間 + 乗船時間 = 4時間です。 バリ島 ⇔ ギリ島のボート詳細 ⇒ バリ島⇔ギリ島の大手ボート会社『エカジャヤ』の航路・時刻表・注意点バリ島 ⇔ 離島の注意点
バリ島発着のスピードボートは夜間(夕方~朝)の運航がありません。旅行の計画する時は注意してください・・・っと、島までの移動時間も考えると滞在方法↓↓↓が変わってくるんですね。滞在方法の違い
レンボンガン島は日帰りが人気
ホテルを出てから最短1時間半で到着できる離島。ヌサドゥアからウブドに行くよりも移動時間が短いかも知れません。それだけ近いと日帰りでも十分に時間が取れるので、日帰りツアーが人気になります。気軽に行けるのに海の美しさは別世界。 昼間は何百人と観光客が訪れるレンボンガン島。そのほとんどは日帰りツアーなので、夕方のバリ島行き最終便が出てしまうと島内の観光客が激減します。日帰りできるけど、ゆっくりするなら宿泊もおすすめ。ギリ島は宿泊が基本
こちらはホテルを出てから片道4時間なので日帰りする人はほとんどいません。みんな宿泊客なので一日を通してゆっくりした雰囲気があります。ギリ島は3つの小さい島が並んでいるのでアイランドホッピング(島巡り)も人気。 よく使われる3島の表現 ギリ・トラワンガン ⇔ パーティーアイランド ギリ・メノ ⇔ ハネムーンアイランド ギリ・アイル ⇔ バックパッカーアイランド 一般的な旅行期間を考えると日帰りできるレンボンガン島が人気ですが、バリ島玄人のリピーターさんはギリ島が気になっている様子です。島内移動と物価
レンボンガン島は観光用トラックとレンタルバイク
ツアーやホテル送迎で使われるのは荷台が座席になっている観光用トラック。ただ観光用トラックは予約済みの車が多いのでタクシーのように気軽には使えません。 観光用トラック貸切りはRp 250,000 ~ そこで自由旅行の人に人気なのがレンタルバイク。バイクがあれば隣りのチュニガン島にも行けます。 レンタルバイクはRp 100,000 ~ギリ島は馬車と自転車の島
ギリ島は環境保全のためバイクも車も禁止の島です。移動手段は馬車か自転車のみ、だからホテル送迎にも馬車を使います。レンボンガン島の観光用トラックと違いギリ島の馬車はタクシーのように気軽に利用できるのが嬉しいポイント。 馬車の初乗りはRp 50,000 ~ それでも全て馬車移動だとお金が掛かるので自転車を借りる人が多いです。3島の中で一番大きなギリ・トラワンガンでも自転車で1周1時間ほど。 レンタル自転車24時間はRp 50,000 ~レンボンガン島&ギリ島の物価
いつも物価の判断基準はビンタンビールの大瓶なんですが、どちらの離島も1本Rp 35,000が相場。バリ島のリゾートエリアにあるコンビニだったらRp 38,000くらいするので離島の方が安いくらいです。 「離島は物価が高い」って言いますが、レストランやカフェに関しても高いようには感じません。なにを比べてもバリ島のリゾートエリアの方が高いと思います。ビーチ&シュノーケリング
シュノーケリング好きの僕にとっては一番大切なポイントであり、それぞれの島の違いとしても大きなポイントです。レンボンガン島はビーチが狭いけどサンゴ礁が元気
↑↑これはレンボンガン島の名所ドリームビーチの写真。波打ち際を見ると荒々しいのが分かります。 はっきり言ってレンボンガン島の海は荒いです。良く言えば自然が元気いっぱいで活き活きしています。島の西部から北部にかけては波に削られた岩肌が続くので、広々としたビーチはありません。そして穏やかな北部から東部にかけては目の粗い砂浜が続いています。 海の元気が良いのでシュノーケリングの時もビーチエントリー不可。泳ぎに自信がある人でもボートエントリーが必須です。ただどんなに手間をかけてもサンゴ礁の美しさは一見の価値ありです。 サンゴ礁が元気なので魚もいっぱい泳いでいます。すぐ近くのペニダ島にもシュノーケリングポイントがあり、それぞれのポイントで海の中の景色が変わります。 詳細 ⇒ レンボンガン島&ペニダ島シュノーケリング特集ページ 広々として穏やかな砂浜はないし、ビーチエントリーはできないけど、海が元気な分だけサンゴ礁と魚は素晴らしい!!それがレンボンガン島です。ギリ島はビーチがキレイだけどサンゴ礁は少ない
↑↑ギリ3島の中でビーチが一番キレイなギリ・メノ。 ギリ島は1周ぐるりとビーチに囲まれています。そして海が穏やかで海水の透明度が高いのが特徴。正しく楽園そのもののイメージです。ただレンボンガン島の海のようなエネルギーは感じられません。ちょっと元気が足りないようでサンゴ礁も少な目です。 でも島のどこからでもビーチエントリーできるのが最大の長所。運が良ければ足が届くような水深でもウミガメを見ることができます。 更にタートルシティーポイントまで行けば必ずと言って良いほどウミガメが見れます。 詳細 ⇒ ギリ3島のシュノーケリング完全ガイド、ポイントマップ キレイなビーチでゆっくりしながら気が向いた時にシュノーケリングできる。そこでウミガメも見れる。それがギリ島です。レンボンガン島 or ギリ島シュノーケリング??
一番キレイなサンゴ礁の海で本気のシュノーケリングをするならレンボンガン島。気軽にシュノーケリングしてウミガメと泳ぎたかったらギリ島。もうこれは好みの問題ですね。まとめ
いやぁ~いつにも増して長くなっちゃいました。苦労した割にはまとまってないなと反省してます。 レンボンガン島は近いし、海の自然が素晴らしいんだけど、個人旅行の場合は島内移動やシュノーケリングボートの手配が大変。 ギリ島は遠くて大変だけど、島内は自転車で移動できるし、ビーチエントリーでシュノーケリングできるから楽ちん。 もっといろいろ書きたいんだけど、今日はここら辺にしときます。バリ島の離島について必要な情報があれば声かけてください。僕らバリ倶楽部は離島案内のプロフェッショナルです。 バリ倶楽部メール ⇒ [email protected] お問合せ以外にも、ギリ島情報のFBページ & instagramをフォローしてもらうだけで励みになります。 ギリ島の写真だけをUPするinstagramのアカウントも作ったのでフォローお願いします。 ↓↓↓instagram↓↓↓ ツアーページ ⇒ 『ギリ島宿泊シュノーケリング with タートル』 では、また~カテゴリ
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