こんにちは、バリ倶楽部のキコです。
今回は僕が学んだインドネシアの握手作法のお話し

握手の作法って国によっても、仲間内によっても違いますよね？

高校生の時とか握手の後に妙な振り付けが流行りませんでしたか？
僕は振り付けの最後に指パッチンするのが恥かしくてねぇ・・・

・・・・・・

まぁそんな話しはどうでも良いんです。

先ずは、この記事を書くにあたって握手の作法をWikiってみました。

西洋のマナーブックにおける正しい握手の仕方は以下のとおり。
１、相手と間合いをおいて立つ（距離は手を伸ばして届くか否かのぎりぎり）
２、相手の目を見つつ、半歩踏み出すと同時に手を差し出し握手を求める
３、終わったら元の立ち位置に戻る。
握手してから手を離すまで相手から目を逸らさない

日本人との握手
・握手の際に頭を下げてお辞儀する習慣が出てしまう
・自身の衣服で手を拭ってから握手をする
引用 ⇒ Wikipedia「握手」

僕は西洋のマナーブックを全て違反して、
日本人との握手には両方とも各当してました。
四六時中手のひらが湿っているので仕方ありません。

さて、本題となるインドネシアの握手作法ですが、
１、握手する（右手）

２、自分の胸に手を当てる

・・・それだけ？です。

インドネシア人の方と握手するとみんな握手の後、胸に手を当てます。
これだけなんですけどね。始めて見た時に超スマート！！って感じました。

イスラムの作法と言う紹介を読んだので、ジャワ島から伝わった文化かも知れません。
ただ、今ではバリ島の人も、他の島の人も、握手の後は胸に手を当てています。

ジャワ島出身の家庭では、子供が親の手をおでこに当てているのも目にします。

このとても簡単な握手の作法は、真似してみると分かるんですが、
凄く気持ちが良いですよ。見た目も気分も清々しい。

胸に手を当てる意味

これも色々な説があるようですが、その中の一つが気に入りました。
「あなたはいつも私の心の中にいますよ」
心の中に相手の気持ちを込める意味で胸に手を当てるんですね。

この清々しさは文章で説明するのが難しいので、
近くに居る人と実際に握手して胸に手を当ててみてください。
確かに気持ちを受け取った気分になります。

そしてバリ島の挨拶

ホテルでよく目にするので、旅行者にもお馴染みのバリ島ポーズですね。

元々バリ島には握手の文化が無く、握手の文化が伝わった時
胸に手を当てる作法も一緒に伝わったようです。

更に驚きだったのは、
バリ人同士はお祭りや、集まりの時以外はちゃんと挨拶する事がなく、
お互いに名前を呼び合うだけだそうです。

例えば友達の家に遊びに行っても「こんにちは、お邪魔します」は言わない。
お互いに挨拶のないまま友達のお母さんから
「キコくんご飯食べた？」のような感じで会話が始まるそうです。
バリ島では、それが自然な流れなんですね。

バリ人あるあるみたいになって社内のバリ人トークが盛り上がりました。

不思議ですねぇ・・・・不思議です。

その後、日本人の礼儀作法に関する考え方や、子供との接し方など
それぞれ文化の違いを披露する感じになりました。

大切なのは礼儀作法の形ではなく、心だと言うのがバリ島文化
奥が深く聞いていてとっても面白かったんですが・・・

今回は握手の話しだけで〆ておきたいと思います。
握手の後は胸に手を当てて気持ちを受け取ってみてください。

異文化に触れる。面白いですね！！
では、また

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