バリ島育ちの僕が子供ながらに感じた7つこと。知ってほしい子供の気持ち
2015年12月17日
姉貴と僕、1985年 |
全体的には「楽しい」とは言えないかも知りません。
かと言って酷な感じでもないです。
無意識に一生懸命適応しようとしていた
が全体的なイメージですね。
ふと、この子はどう思うんだろ~
どんな感じ方しているんだろう~
と思ったことはないですか?
自分と違った環境でたくましく成長している子供の心は
もしかしたら、僕が幼少期に感じたことと似ているかも知りません。
少しでも参考になればと思います。
バリ島育ちの僕が子供ながらに感じた7つのこと。
1.自分は「ここの人じゃない」は大分あと。
2.言葉の混乱も大分あと
バリ島の日常ではバリ語、インドネシア語、英語が飛び交っています。
友達とはバリ語
親とは日本語
学校ではインドネシア語
学校の授業で英語も習う。
子供は驚異的なスピードで言葉を覚え、混乱することは無いです。
色んな言葉がしゃべれるのは強みだと思うので、
お母さんとは日本語で会話、お父さんとはインドネシア語やその他の言語で会話、
と徹底するとなおいいと思います。
ごっちゃになったり、単語が出てこなかったりするのは30歳過ぎてからです。
これはもう老化です(^_^;)
子供のころはこういうことは一切ないです。
スイッチを押せば自動的に、自然にバリ語、インドネシア語、
日本語が使え分けられます。
3.歴史の授業は気まずい
4.大丈夫?!?
子供の適応力と大人の適応力は断然子供のほうがうえだと思います。
ふとした瞬間に親の適応の遅さにイラっとします。
5.普通の人がよかった
と思う瞬間が必ず出てきます。
自分は周りの人と違う、変わっていることや不便が多いことから普通の人で
よかったのにと思います。
6.兄弟は戦友
バリ島育ちも含め海外育ちの子供は親と異なった経験をしています。
大人が海外暮らしするのと、子供が海外で暮らすのでは
やっぱり全然違います。
自分の感覚は自分にしか分からない、少し孤独感がありますね。
そういう時は親よりかは似ている経験をしている兄弟の存在が
とても大きいです。存在そのものが頼りになります。
7.空気読みます
なんとなく他の家庭より大変というのは伝わってきます。
あんまりわがまま言うと親がかわいそうとか思ったりします。
母がすごく頑張っている姿や一生懸命はたらいている姿をみると
感謝の気持ちがじりじりとこみ上げる。
すごく幸運で感謝しています。
小さいころに問題やコンプレックスになっているものが
強みや自信にもなっていますし、いいこと尽くしです。
まぁ、30オーバーのおっさんがいちいちコンプレックスとか言っている
場合じゃないですしね。笑
ほったらかしはダメだと思いますけど、
過保護にならなくても、子供は強いとつくづく思います。
柔軟で順応力があって。
幼少期のイメージが大変だったな~、苦労したな~という感じもなく、
がむしゃらだったのかも。
子供ころを思い返すと、問題はなんとなく解決してたような
気がします。
姉貴と僕、2015年 |
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