2015.11.14
コンクリートジャングルってコレのこと!?バリ島ベノア湾でカヤック2時間コース
こんにちは、バリ倶楽部のキコです。
普段なにげなく使っているバリ島ベノア湾の高速道路
あの高速道路の下をカヤックで探検したら面白そうじゃないですか?
行けるの?駄目なんじゃないの?って聞こえてきそうですが、
行って駄目なら、ごめんなさいして帰ってきたら良いじゃないか!!
そもそもあんな所にカヤックを漕ぎ出して良いはずがありません。
冒険は怒られるまでこっそりと楽しみ、怒られたら素直に謝って、
また怒られるまでこっそり楽しむのです。
最終的に出禁になるのは街角スケーターと同じ境遇
出禁になっても止められないのは同じ心境と言えます。
さて、軽快に話しが脱線したので先ずは今回のフィールドについて!!
バリ島ベノア湾の高速道路
見ての通りクタ、ジンバラン、スミニャックと言った主要リゾートエリアからは
なんとも中途半端で使いずらい高速道路です・・・っが、
国際空港と、国際会議が行われるヌサドゥアエリア、
首都デンパサールへの道を結んでいるのでVIPな方には最高の高速道路です。
最初にベノア湾に興味を持ったきっかけは、湾内に広がるマングローブの森
沿岸部の緑は全てマングローブ
※)分かり易いように航空写真の色を明るく編集しています。
このフィールドとの出会いを書くと長くなるので興味がある方は、
続々・バリ島マングローブ、まとめをご覧ください。
ベノア湾のマングローブジャングルは何回も探検したので、
今回はコンクリートジャングルとベノア港を撮影に行きました。
往復5km弱で2時間かかりました。
カヤック素人には丁度嫌になる辛さです。
それでは、どんな感じだったか写真でご紹介していきます。
マングローブのボードウォーク
カヤックを貸してくれるレストランまでの道です。
このレストランには過去にも学生向けツアーでご協力いただいてます。
素人向けシットオントップのカヤック
最大40名くらいまでご案内可能、地元の人がガイドしてくれます。
今回の冒険は単独犯なのでガイドは遠慮しました。
干潮になると湾内全体が干潟になってしまうので注意が必要
この日は、大潮の干潮に向かっていたので潮位の変化が激しく
ゆっくり行くと帰りは水が無くなって進めなくなってしまいます。
制限時間は2時間半、無理のないよう時間を確認しながら漕ぎました。
最初に目に付くのが高速道路の料金所
料金所の下には筏があり木製ボートの修理所になっていました。
パンツ一丁で作業中だった地元のおじさん
日陰だから昼間でも涼しく作業できます。
次に目に付いたのが湾内の青い旗
数年前からベノア湾埋立て計画の話しが出ているので、
埋立て反対派の方たちが設置した旗のようです。
高層道路に下に侵入
正しくコンクリートジャングルです。
普段、自然は凄い、美しいと言っているので矛盾しますが、
なんか無機質な感じってのも惹かれますよね。
釣りを楽しむ青年たちと遭遇
こんなバカなことは自分しかやらないと思っていたんですが、
僕の他にも同じことを考える暇な若者がいたようです。
ベノア港に到着、この時点で1時間経過
いつも高速道路から眺めていた憧れのベノア港
ずらりと整列した船がカッコイイ
その中の一隻に洗濯物が干してあったので近付いてみました。
なんか船上生活で魚を追い続ける漁師さんってカッコイイですよね?
甲板で煙草をふかしている船員さんを見かけたので声をかけました。
こんにちは!!この船の人ですか?
「あぁ、こんにちは、そうですよ」
いきなりカヤックで現れた上半身裸の僕を見て
「なるべくなら関わりたくない」と顔に書いてあります。
お兄さんはどこからこの船に乗ってきたんですか?
「いゃ、僕はバリ島出身だよ」
なるほど、じゃあこの船でどこまで行くんですか?
「・・・今日は休みだからどこにも行かないよ」
今日とかじゃなくて、男の航海について聞きたかったんですが、
どう見ても怯えているようなので、これぐらいにしました。
僕のインドネシア語能力では相手を不安にさせるだけです。
それにしても、カッコイイ船が多いですねー!!
配色とペンキの剥げ具合が絶妙です。
僕のような温室育ちが立ち入ってはいけない男の世界!!
飽きずに写真を撮っていると、遠くからサイレンが聞こえてきました。
海のお巡りさん登場です!!
目的はもちろん髭面半裸変態外国人(喜古由則34才)への尋問・・・
「ちょっと、そこのあんた!!こんなとこで何やってんの?」
どうもこんにちは、あっちの方から来て船の写真を撮ってるんです。
「っは?こんな所でウロウロしてちゃダメだよ」
すみません。写真を撮ったら帰ります。
この後どうなるのかな?と少し心配になったんですが・・・
「まぁいいや、これから干潮になると帰れなくなるから気を付けなよ
なんなら引っ張てやろうか?」
いえいえ、それには及びません。それでは失礼いたします。
・・・っと、陸上では何かと親指と人差し指を擦るお巡りさんですが、
海上で見つけた変な外国人には優しいんですね。
時間があったのでジャンクションを撮影
古代ローマのなんちゃらみたいですね。
釣り青年たちと再会
物凄く楽しそうにしてましたが1匹も釣れてないそうです。
釣る楽しさより、釣りに行くまでの道のりが楽しいんだと思います。
気の合う仲間って良いですね。
2時間経って無事に帰ってきました。
レストランが植樹しているマングローブの苗木
さて、最後に今回の感想ですが、
「ベノア湾の船と、船員さんと、周辺の雰囲気が面白かった」です。
高速道路下も最初は凄いなぁとなるんですが直ぐに飽きてしまい
写真も同じようなのばかりになってしまいます。
港に停泊する船にはそれぞれ個性があり、
船員の方の生活を垣間見ることができました。
文字通り垣間見ただけで会話になっていませんが・・・
やっぱり地元の方の生活を感じることが一番楽しい
前回の記事、これが本場のバリ料理ナシ・ラワールのお店で、
定食屋の女将さんと会話した内容を書いたんですが、
実際に書いてみて「あぁこういうの好きだな」と感じました。
今まで面白い場所や、写真を求めて動いてきましたが、
これからは、そこで生活する人、働く人との会話を記録したい
会話の内容からバリ島を感じてもらいたいと思いました。
・・・ってことで、冒険とは関係無いところで開眼した
バリ島ベノア湾でカヤック2時間コースの旅でした。
でも、独りで漕いでいたからこそ
地元の方との会話の重要性に気付いたのかも知れません。
定食屋の記事を書いたのもカヤックの後です。
たまには広い所で独り考えるのも大切ってことですね。
はいっ!!今日はここいら辺で〆ときます。
では、また
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