2018.05.29
【バリ島アグン山 】噴火後に初めて登りました
こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
先日、アグン山にのぼりました。噴火以降はじめてのことです。
警戒レベルが2にさがってから約3か月、アグン山ふもとにあるブサキ寺院や人々の生活が通常通りもどりました。依然火口から半径2~4キロまで警戒区域となっておりますので、登山は未だ禁止されています。お祈りや宗教行事目的だったら特別にのぼる許可が下ります。
アグン山登頂ルートはいくつかありますが、今までいちばんメジャーなブサキ寺院からのルートしか登ったことがないです。今回はパサールアグン寺院から登りました。
パサールアグン寺院はアグン山の南側にあり標高1500m。アグン山やその火口へのお供え物など宗教行事目的で頂上に行くときはこのルートを使用します。切り立った岩が多くて、急な登山道ですが、このルートが一番はやいです。5時間で頂上にたどり着きます。
あたりがまだ暗い朝5時半に登山開始。時間の経過とともに徐々に明るくなり、まわりの景色がみえてきた。枯れている木々だらけで一面がグレーで濃い霧がなんだか不気味な雰囲気を演出。噴火のつめ跡だと思います。
登りはじめてから45分たったところから、大きな木がなくなり、まわりは石や岩だらけになりました。ちょうどその場所にトゥラガマスという池があり、地元の人が聖水として使われている水源です。
植生からぬけて、岩場が登場してからがこのルートの難関。急斜面のみちがつづいて、岩場をよじのぼったりと大変です。
アグン山あるあるですけど、頂上がすぐそこに見えて、テンションがあがって急いで登ったら、そこは頂上ではなくまた違う頂上らしき丘がみえる。
それを繰り返して4回、岩場をのぼって3時間、やっと頂上です。
一番きになる、アグン山の火口はこんな感じです。
以前より少し浅くなったようにみえます。ところどころ煙がでていました。
噴火の影響だと思いますが、以前より登山道が急になったり、変わったそうです。
登りはじめてから、頂上まで、硫黄の匂いなどはしなかったです。
前日に雨が降ったおかげか、以前ふっていた火山灰も舞うこともなく、快適にのぼれました。
頂上について、すぐさまお供え物をカバンからとりだして、お祈りの準備。
今回のアグン山登頂はバリ倶楽部のオフィスに祠をつくる、プロセスの一環です。
アグン山の頂上の石をいただき、祠の土台にします。アグン山のシンボルとして、祠を建てるときに祠の下に埋めます。
もちろん、ただただ石を取るだけではなく、ちゃんとした儀式で行います。
そうすることにより、オフィスの祠にアグン山が祭ることができ、毎日お供え物をしてアグン山にたいする感謝の気持ちもできますし、アグン山へ登れない方、チャンスがない方でもアグン山に対するお祈りができるというコンセプトです。
儀式を無事に終えて、時刻は11時半。ゆっくり休憩とお昼ご飯をとって、下山。
急斜面の下山は登りと同じくらい時間がかかります。
登ったときに見えなかったんですけど、ところどころに折れた松の木が葉っぱをつけはじめてました。
噴火の影響で人間だけではなく、植物や動物も大変だったことを実感しました。こうやってまた植物が葉っぱをつけて、森がもどって、緑になる。少しほっとします。
次回のぼるときは、緑が茂ってることをねがいます。
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