コンセントの形状・電源・電圧・よくあるトラブル【初バリさんのバリ島ガイド】
バリ島からこんにちは!数ヶ月に1回はバリ島から逃亡して旅せずにはいられない、ゲストライターこなつ(@origami_batik_bali)です。
今回のブログはバリ島旅行の必須情報『電源プラグと電圧について』です。日本とはプラグ形状も電圧も違うので、旅行前に要チェック!!
基本的に、日本の電化製品をバリ島で使おうと思ってもそのままは使えません。じゃあ、スマホやパソコンのチャージはどうすればいいの?ヘアドライヤーは?その質問にお答えします!ホテルで使える、電気に関する用語リスト付き。
バリ島と日本の電源プラグの違い
まず上の画像でもわかるように、電源プラグの形状は違います。どちらも2本のピンですが、インドネシアは“タイプC”、日本は“タイプA”です。見てわかる通り、日本の電源プラグをそのままバリ島のコンセントには挿せません。
こちらがインドネシアの普通の対応のコンセント。タイプCのブラグが挿せる、2つ穴の丸型コンセントです。
ちなみに世界のプラグタイプは約17種類!そんなにあるんですね〜
参考文献:https://www.denshi-trade.co.jp/documents/acplug/voltage-plug.html
プラグ形状を合わせるための変換プラグ
タイプAのプラグをタイプCのコンセントに挿すために使うのが『変換プラグ』。これを間に接続すれば、インドネシアのコンセントにも挿せるようになります。
バリ島でよく見る変換プラグが上の画像の2種類。どちらも“インターナショナル・プラグ”と呼ばれる変換プラグです。
右画像のものはユニバーサルタイプなので、インドネシアのタイプCのコンセントだけではなく、他国のタイプにも対応しているので1個持っておけば他の国に旅行に行った時にも便利かも。
バリ島のスーパーや露店でも購入することはできます。ちなみに近所のスーパーで売られていたこの変換プラグ、Rp. 28,000(約280円)でした。
ホテルによっては、客室についているコンセント自体が、すでにインターナショナル・プラグの形状のこともあります(写真上)。新しい5つ星ホテルやリノベーションした大きめのホテルは、このタイプになっていることが多いです。
さぁ、これで第一関門クリア。コンセントの形状は変換プラグを使えばOK!でも、もう一つ問題が…それは“電圧”です。
要注意!日本とバリの電圧は2倍違う
日本の電化製品の多くは国内で使うことを前提に造られているので、電圧100ボルト仕様になっています。製品表示の項目の中に 『定格入力 100V』と書かれている場合、日本国内で使うのは問題ないのですが、バリ島では使えません。
どうしてかというと、インドネシアの電圧は200〜240ボルトだからです。変換プラグでコンセントに挿せるようになったからといって、日本仕様の電化製品をバリ島で使ったらどうなるか、想像つきますよね。電圧が高すぎるので、一発で壊れます…
一方『定格入力 100〜240V』と書かれていたら、これはバリ島でそのまま使ってもOKです。
カメラ、スマホの充電器、パソコンなどは、ほとんど240Vまで対応しています。(そうでない製品もあるので、自分でちゃんとチェックしてくださいね。)
旅行に持って行く可能性があるものと言えば、ヘアドライヤー、ヘアアイロン、電気カミソリ、電動歯ブラシ。これらの製品は要注意です。100Vになっていたら、バリ島ではそのまま充電はできません。
変圧器があれば日本国内仕様の電化製品も使える
電圧240Vを100Vに調整できる機械がこちらの『変圧器』。かなりゴテゴテしていて、重いです。これはホテルによっては貸し出し用にいくつかストックしてあるところもあります。小さいホテルだと無い可能性が高いです。
部屋に備え付けられていることはまず無いので、借りたい場合は、フロントのスタッフさんに聞いてみましょう。変圧器は英語で “transformer(トランスフォーマー)” や “stabilizer(スタビライザー)” ですが、インドネシア語で “stavolt(スタフォル)” と言った方が通じます。
変圧器はどこのホテルでも備えているとは限らない(在庫の数が少ないと使えないかもしれない)ので、どうしても日本仕様の製品を旅行中にも使いたい!という場合は、自分で買って持っていくのも一つの方法かと思います。「旅行用変圧器」で検索すると3,500円〜位の価格でネットショッピングでも見つかりますよ。
バリ島の電気事情、もう一つの落とし穴…
さあ、変換プラグのことも電圧のこともよくわかりました!しかし、忘れてはいけないことが…それは停電。世界中から観光客が訪れるバリ島ですが、電気の供給は日本と比べればかなり不安定です。
10年くらい前と比べれば停電の発生回数は減りましたが、それでも突然、気付けば電気が止まっていた…ということは月に何回かあります。これは滞在中にラッキーであれば停電には遭遇しないかもしれませんが、電圧は常に不安定ということは知っておいた方が良いです。(なので、現地で暮らしていると家庭の電化製品は壊れやすいです。)
大型ホテルやショッピングモールなど大きな施設であれば、停電と同時に自家発電機が動いてすぐ予備電気が使えることが多いですが、夜、何時間も停電してクーラー使えず…ということもバリ島ではあるあるなんです。
そんな時に備えて、懐中電灯は各部屋に備え付けられていることが多いので、チェックインしたらどこに懐中電灯があるかは確かめておくといいかもしれませんね。
電気に関する用語リスト
旅行中に使えそうな、電気にまつわる単語やフレーズを集めました。ご参考まで!
日本語 | 英語 | インドネシア語 |
変換プラグ | Adapter アダプター International plug |
International plug インターナショナル プラグ |
変圧器 | Transformer トランスフォーマー Stabilizer スタビライザー |
Stavolt スタフォル Stabilizer スタビリザ |
停電 | Black out ブラック アウト Electricity down エレクトリシティー ダウン |
Pemadaman listrik プマダマン リストリック Mati lampu マティ ランプ |
変換プラグを貸してもらえますか? | May I borrow an adapter? メイ アイ ボロゥ アン アダプター? | Boleh pinjam plug? ボレ ピンジャム プラグ? |
旅行前の基本情報チェックは大事!
これでプラグ、電圧、日本から持ってくる電気機器の使用注意点はバッチリですね。その他にもバリ島旅行前に知っておくと役立つ&便利な情報をバリ倶楽部では発信中!30秒でサクッとお役立ち情報紹介のYouTubeショートも楽しいですよ。
ちょこっと質問フォームでも旅行相談OK!お気軽にお問い合わせくださいね。
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