【バリ島日本食レストラン情報】ローカルに人気なSushi Kawe
2018年5月15日
こんにちは!バリ倶楽部ゲストライターのしおり@Shiori02052です!
日本食を食べる機会が少ないと騒ぎ立てましたが、実は家から徒歩五分で行ける(けれど暑いのでバイクで行きます)ところに、Sushi Kaweという日本食屋さんがあります。
ついでに言えば、バイクで五分のところには丸亀うどんがあります。
だったら行けばいいのにって話ですよね。
私もそう思います。
ということで、Sushi Kaweに行ってきました〜!
Sushi Kawe
まずは場所の紹介から!
Sushi Kaweという名前の通り、DenpasarのJalan Palau Kaweにあります。
キャッチコピーはインドネシア語で”Harga Local Rasa Internasional”
日本語に訳すと、「価格はローカル!お味は本格的!」です。
サスケさん曰く、「kaweっていうのはインドネシア語でニセモノって意味があるから、味にはそんなに期待しないほうが良い(笑)」ということだったので、忠告通り、あまり期待せずに行ってきました。
ただ、価格がローカルだというのは本当らしく、昼も夜もローカルのお客さんで賑わっています。
店内&メニュー紹介
14時という中途半端な時間に行ったので、お客さんは私たちの他に親子が一組だけ。
昼下がりの静かな店内の様子はこんな感じ。
手渡されたメニューは、絵本くらいの重さがあり、メニューの数を確認したら、150以上ありました。
普通のにぎり寿司やお刺身の盛り合わせもあれば
謎の様子を呈した巻き寿司(?)もあり、
サラダやおつまみもあります。
ドリンクメニューもそこそこのバリエーション。
メニューを見ているだけで胸がいっぱいになってきた私は、もはや何が食べたいのか分からなくなってしまったので、友達(インドネシア人)に決めてもらいました~!
いざ、実食!
お寿司が来るのを待っている間、友達に「やっぱりしおりは日本食が好きなんだね・・・」と若干寂しげに言われて、戸惑う私。
「そんなことないよ・・・激辛料理も揚げ物も嫌い、じゃないよ・・・好き、だよ、うん」とぼそぼそ返事をしていたら、食事が運ばれて来ました!
予想以上の早さ。中途半端な時間でお客さんが少なかったからか、五分くらいしか待ちませんでした。
ということで会話は打ち切り。
いざ、実食!!
日本食不足であると同時に生野菜不足なので、まずはサラダ(Rp.25,000=日本円で195円程度)から。
特筆すべきことはなにもない、普通のサラダです。
お次はSalmon Crispy Mentai(Rp.45,000=日本円で350円程度)。
芋虫、あるいはドラゴン(?)の背中にふりかけられているのは、かりかりの天かす。
巻き寿司の具は、サーモンとアボカドとおそらく明太子・・・?
不味くはないし、なんなら美味しいけれど、お寿司ではありません。
が、一緒に行った友達は「これ美味しい!!!」ととっても満足している様子。
理由を尋ねたところ、「揚げ物が好きだから、この天かすが美味しい!嬉しい!」ということでした。
たしかにインドネシアの人たちは、揚げ物と関係ないものを食べていても、店員さんに「揚げかすある?お米にかけてほしい」ってお願いするところをよく見ます。
自分の国の食べ物が、(姿を変えて)異国の地でこうして温かく迎え入れてもらえるのは嬉しいなあ、とかどうでもいいことを考えていたら、ついにお寿司の登場〜!
こちらの握り&巻き寿司はお値段、Rp,75,000(日本円で590円程度)と少し高め。
KIKKOMANの醤油とともにいただきます!
まずはマグロから!
お米がパラパラしていて箸だと少し掴みにくい・・・
ですが、ネタは意外と美味しい!
日本で食べたら「甘みが〜」とか「厚みが〜」とか生意気なことを言うかもしれませんが、ここはインドネシアなので謙虚な気持ちでマグロと向き合いました。
マグロが美味しいからサーモンもきっと・・・!
と思ってお皿を見たら、サーモンが二つともなくなっています。
「私のサーモンは?!」と私が慌てふためいていると、友達が涼しい顔で「食べたよ」とにっこり。
「代わりにエビをあげるよ」とさらににっこり。
「サーモンの命はサーモンとしか交換できないんだよ」と静かに諭しましたが、「このクリスピーのお寿司美味しいね」とあさっての返事が返ってきたので、サーモンごときで怒っているのが馬鹿馬鹿しくなっちゃいました。
インドネシアの人は、私から負のエネルギーを奪うのが上手なんですよね、本当に。
というわけで、Sushi Kaweはたしかに”Harga Local Rasa Internasional”だと思います。
Internasionalっていうのはちょっと大袈裟かもしれないけれど、期待値を下げていた分、美味しかったし満足できました〜!
あとがき
異国の地で生活するときに一番興味があるのは「言語」だったのが、インドネシアに住んでみて「食文化」にも興味を持つようになりました。
「食事の作法」とか「誰と食べるか」とか、「食事中のコミュニケーション」とか、食卓を囲むときに見えてくる(あるいは、食卓を囲んでいるときにしか見えてこない)、文化の特徴があるなあ、と。
私はもうすぐ日本に帰国しちゃうわけですけど、もし機会があればインドネシアの文化をいろんな角度から研究してみたい・・・ですね。
というわけで、インドネシアの何に「異国感」・「異文化」を感じるかは人それぞれ。
バリ倶楽部のツアーを通して、それぞれの「異文化」と出会っていただけたら幸いです!
お客様からのメッセージ