こんにちは、現地ツアー会社バリ倶楽部のキコです。 先日、レンボンガン島で長男と一緒にシュノーケリングしてきました。このブログにも度々々々登場している長男のテンタは現在6歳、日本でいうと幼稚園の年長さんです。 普段は野比のび太のようですが・・・ 水を得ると魚になります。 僕が年長さんの頃は「プールがあるから小学校に行かない。ずっと幼稚園が良い」と言ってました。ずっとワニさん歩きがしたかったんです。 世の中の6歳児には、テンタみたいに「のび太なのに魚」の子もいれば、僕みたいに「ジャイアンなのにワニ」の子もいます。お客様のお子さんを見ていても4～8歳くらいは特に個人差が大きい。 親としては「子供と一緒にシュノーケリングしたいけどまだ早いかな？でも挑戦してみたいな」と悩むところ・・・そこで今回は、僕の経験をもとに『子供は何歳からシュノーケリングを楽しめるのか？？』を書いていきたいと思います。 【2020年・新企画】3島巡りレンボンガン島宿泊ツアー ↑↑レンボンガン島・チュニガン島・ペニダ島それぞれの魅力をコンプリート。海で遊びたい。シュノーケリングが大好き。写真スポットも大好き！！そんな方におすすめの離島宿泊ツアー。

プールと海の違い

「いつもプールで遊んでるし海も大丈夫でしょ？」って思うんですけどね。子供にとっては同じ水でもプールと海は全くの別世界。 どんなに穏やかに見えても海は動いてます。それと果てしなく大きい。この2つが得体の知れない恐怖に繋がるようです。でっかい生き物みたいですからね。海・・・ 一度恐怖すると直ぐに慣れるのは難しいので、初めてシュノーケリングする時は「家の子はプールで泳いでいるから大丈夫」じゃなくて、「怖がるかも知れないから、ゆっくり様子を見てみよう」くらいが良いですよ。 それと体に砂がつくのを嫌がる子がいますが、これはみんなそうなので全く気にしなくて大丈夫。「お砂場遊びは好きなのに・・・」って思いますけどね。砂場と砂浜も別物なようです。

シュノーケリングを楽しむための3ステップ

ちょっと前に4歳になった次男坊。波のない砂浜だったら足がつく範囲で遊びますが、シュノーケリングができるようになるまでは時間が掛かりそう・・・兄弟でも慣れの早さは全く違います。

【初級】海に慣れることが最初の一歩！！

最初から海が怖くない子もいて、そうなると3歳・4歳くらいでも直ぐに海に入れます。でも、水深2m～3mなので海の中を覗いて怖くなったり、親の手から離れるのが嫌だったり・・・ 楽しくなってくるのは早い子で4歳。ゆっくりな子で8歳くらいかな？「プールと海は違う」と言いつつも、普段から水に慣れている子の方がハードルは低いです。親御さんなら分かると思いますが、本人の機嫌に左右されることも大いにあります。 4歳・5歳くらいの子はライフジャケットをつけて、体ごと浮きに乗ってもらうことが多いです。そしてバケツ眼鏡で浮きの上から海の中を覗きます。それから、魚を見るうちに本人のテンションが上がってきて海に入るパターン。 浮きを下りる時はバケツ眼鏡じゃなくてシュノーケリングマスクを使うんですが、最初からシュノーケルで呼吸できる子は珍しい・・・っと、シュノーケリングマスクの話しに続きます。

【中級】シュノーケリングマスクで呼吸してみよう！！

シュノーケリングマスクが上手に使えるようになるのは、早い子で5歳。ゆっくりな子で8歳。ここまでできると親子で一緒にシュノーケリングを楽しめます。 先ずはシュノーケリングマスクの基本から、呼吸するためにくわえる筒がシュノーケル、マスクはマスク。このマスクが普通のゴーグルと違うのは鼻までガッツリ被ること。シュノーケリングマスクをつけると鼻呼吸できなくなります。 鼻で呼吸できない。ちゃんとくわえないと口から海水が入ってくる・・・大人でもシュノーケリングマスクに慣れるまで時間が掛かることがあります。 ・・・じゃあもう外しちゃいましょう。シュノーケル！！ バケツ眼鏡を卒業したらとりあえずマスクだけつけてみる！！子供にとってはシュノーケルでの呼吸より息継ぎの方が分かりやすい。もっと言ったら普通のゴーグルが一番簡単です。 後は様子を見て「これ（シュノーケル）つけてみる？」って聞きながら、ゆっくりじっくり慣れるのがおすすめ。

【上級】フィンって必要なんだろうか？？

シュノーケリングを楽しみにしている子なら大体は「あれ（フィン）つけたい！！」ってなります。（男の子の場合は90%以上） 「本人がやりたいと言ってるから、やらせてあげたい」が親心だと思いますが、子供の脚力でフィンをつけると邪魔になっちゃうパターンがほとんど・・・特に普段から泳ぎ慣れてる子はフィン無しの方が調子いいんじゃないかな？ 使い慣れないフィンに悪戦苦闘するよりも、先ずは初級・中級のステップをしっかり踏んで、海の中の景色を楽しんだ方が良いと思います。 だから、上級になる必要はありません。フィンも必要ないと思います。もし、お子さんがシュノーケリングに激ハマりして、素潜りするようになったらフィンをつけてみましょう。

子供は何歳からシュノーケリングを楽しめるのか？？

「子供が思いっきりシュノーケリングを楽しめるようになるのは早くて5歳」これでいこうと思います！！（我が家の長男は6歳半でした。次男はもっと時間が掛かると思います） シュノーケリングマスクが上手に使えるようになる最低年齢。今回の記事で書いた【中級】のラインです。ここまでくると親子でシュノーケリングするのが超絶楽しくなります。 4歳以下の子は、浮きの上からバケツ眼鏡で魚を見たり、シュノーケルを外してマスクのみの方が楽しいんじゃないかと・・・だから『思いっきりシュノーケリングを楽しめる』のは5歳からです。

まとめ

参考になったら良いなぁと思って書き始めたんですが、実際に書いてみたら凄く難しかったです。これを読む親御さんのことは考えたつもりですが配慮が足りなかったらごめんなさい。 海が怖くて泣いていた子が、少しでも海に入れたらそれが成長。プールと海の違いを感じるだけでも成長。その成長を感じる瞬間が一番楽しい思い出になるんだと思います。 僕らガイドとしては、なんとか魚やサンゴ礁を見てもらいたいので、ゆっくりじっくり様子を見ながら成長のお手伝いをします！！ バリ倶楽部の『レンボンガン島 マングローブ & シュノーケル』は4歳からご参加可能ですので、是非是非是非・・・ 今日はこんなところですかね。やたらと長文になりましたが最後まで書けて満足です。 【2020年・新企画】3島巡りレンボンガン島宿泊ツアー ↑↑レンボンガン島・チュニガン島・ペニダ島それぞれの魅力をコンプリート。海で遊びたい。シュノーケリングが大好き。写真スポットも大好き！！そんな方におすすめの離島宿泊ツアー。 では、また～