バリ島は世界一のパワースポット!!その理由とバリ島の3大パワースポット。
2016年4月8日
こんにちは、バリ倶楽部のさすけです。
世界有数なパワースポットで有名なバリ島。千葉県や愛知県くらいの小さなバリ島に北欧から南米、南アフリカからロシアまでの観光客が訪れます。
神々の島といわれていて、間違いなく大きな魅力とパワーがあります。これは偶然ではなくちゃんとした裏付けがあるんです。
バリ島のほとんどの人はヒンドゥー教徒です。そのヒンドゥー教の教えで、アワタラ( avatar )という救世主が地球に生まれてくると信じています。このアワタラは繁栄の神様ウィシュヌ神の化身といわれ、地球を救う為に人間として生まれ変わります。
アワタラは10回地球に生まれてくるといわれ、現在までは9人生まれました。その9回目のアワタラがブッダと信じられています。これらは全部ヒンドゥー教の教科書( 学校などで教えてます )などに書いてありますので一般的に知られてます。
アワタラとバリ島が世界一のパワースポットの関係とは?
昔。。昔。。大昔に強くて野心的な「 バリ 」という王様がいて、この地球だけではなく天界までも支配しようとしましたた。このバリ王の野望的な行動を征圧する為にウィシュヌ神の化身であるアワタラが生まれます。
このアワタラの名前はワマナ・アワタラといわれ5回目のアワタラです。ワマナ・アワタラは背の低い、小さなお坊さんという容姿です。バリ王は必ず年に一回全国のお坊さんを招き、おもてなしをするという儀式を行っていました。もちろんワマナはお坊さんですので、バリ王に招待されました。
バリ王はお坊さんたちを宮殿へ招き、一人一人ご褒美の希望をきき、叶えてあげるという一種の奉納のような儀式を行えました。ワマナの順番がきた時もバリ王は「 何がほしいんだ? 」とききました。ワマナは「 3歩の土地だけいただきます 」と答え、バリ王は「安いご用だ!」と即答。
バリ王の返事をきいた瞬間、ワマナは天に届くまで巨大化して。。。1歩。。。2歩。。。あまりの大きさに地球に足の踏み場がなくなったワマナ。唖然としたバリ王は降伏するとともに自分の頭をワマナの3歩目の踏み場にさせてもらった。
ワマナ・アワタラの1歩目はインド、2歩目はインドネシアのジャワ島、3歩目はバリ王( バリ島 )と言われています。ヒンドゥー教では今われわれが住んでいる世界( ブワ・ロカ )のほか、下の世界( ブル・ロカ )と天界( スワ・ロカ )の存在を信じています。
ワマナ・アワタラの1歩目は下の世界( ブル・ロカ )、2歩目はブワ・ロカ( 人間の世界 )、3歩目はスワ・ロカ( 天界 )とも言われていて、3歩目のバリ島は神々が宿る場所( 天界 )という象徴するストーリーです。
バリ島は神々の島と言われているのは偶然ではなく、ワマナ・アワタラのストーリーで書き記されています。
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左はスラヤ山、右はランプヤン山 |
バリ島に東部の最東端にはランプヤン山とスラヤ山という双子の山があります。スラヤ山は昔のバリ島の人たちはタパッ・ヒャンと呼んでました。タパッは「足跡」という意味で、ヒャンは「神様」という意味です。スラヤ山は昔「神様の足跡」という山でワマナ・アワタラが3歩目に踏んだ地とも言われています。
バリ島3大パワースポットは
バリ島の3大パワースポットはパセッ史籍に記録されています。この文書では当時のバリ島の自然や人々は不安定な状態にあり、その状況を見てジャワ島のスメル山を拠点にしていた高祖のヒャン・パスパティが3人の子供をバリ島のバランスを取り戻すようにとバリ島へ送りだしたそうです。その子供たちはバリ島の3つの山に行きました。
- ヒャン・グニジャヤはランプヤン山へ
- ヒャン・マハデワはアグン山へ
- デウィ・ダヌはバトゥール山へ
この3つの山はバリ島のバランスを守っている最も重要な山といわれています。この3つの山のバランスが崩れるとバリ島みならず世界中のバランスも崩れて災害が起こりやすくなると信じられています。
今もなおランプヤン山にはランプヤン寺院がありヒャン・グニジャヤが祭られていて、アグン山の麓にはブサキ寺院がありヒャン・マハデワも祭られています。バトゥール山のキンタマーニ高原にはウルンダヌ・バトゥール寺院があり、デウィ・ダヌが祭られています。
是非一度世界1のパワースポットにきてみてください。