

2026.04.05OJI
こんにちは!尾島(@Oji_Explorer)です。
今回はインドネシアのスマトラ島の旅で出会ったオランウータンと6種類のサルについて紹介します。
目次

まず、スマトラ島は、インドネシアの西部にあって世界で6番目に大きい島です。
またオランウータンやスマトラトラなど有名野生動物が生息する熱帯雨林のジャングルがあり、石油、天然ガス、パーム油、マンディリンで有名なコーヒーなど、自然と資源が豊かな島になります。
日本からスマトラ島大都市メダンやパダンなどへは直行便が無く、マレーシアのクアラルンプール経由やシンガポールを経由して、10時間程度で行けます。
またエアアジアやスクートなどのLCCを利用すれば往復で6万円代、マレーシア航空やシンガポール航空も時期によって8万円代で購入できますよ。
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ぜひ参考にしてみてくださいね。

スマトラ島の熱帯雨林は、動物園で人気なオランウータンをはじめ、トラやサイ、ゾウの4大絶滅危惧種が共存し、2004年にグヌンレウセル、ケリンチ・セブラ、そしてブキット・バリサン・セラタンの3つの国立自然公園を合わせた25,000ヘクタールの熱帯雨林が、ユネスコ世界自然遺産の危機遺産として登録されました。
オランウータンが生息する国立公園は、グヌンレウセルと、ブキット・バリサン・セラタンの2つで、オランウータンに会いやすい国立公園はメダン空港から車で5時間にあるグヌンレウセル国立公園です。
そこで、今回は今までスマトラ島グヌンレウセル国立公園の熱帯ジャングルで出会った『森の人』オランウータンをはじめ、他の6種類の猿を紹介します。

インドネシアのスマトラ島とボルネオ島に息づく世界最大の樹上性哺乳類で、インドネシア語で、『オランは人』で『ウータンは森』という意味で「森の人」と呼ばれる大きなサルです。
また人間のDNAの97%が共通して、人間の3歳児程度の知能を持ち、道具を使ったり、身長より長い腕で木々を渡って樹上生活します。
主に果物を好み、オスは単独行動で、メスは子と行動しており、よくメスと子供に遭遇することがよくあります。
グヌンレウセル国立公園に訪れた時、赤茶の長い毛で木から木へ、大きな巨体が軽やかに移動する姿に驚かされました。
詳しくは別ページでオランウータンについて説明しています。

フクロテナガザルは、別名でSiamang(シアマン)と呼ばれ、インドネシアのスマトラ島やマレー半島のジャングルの樹上に生活する最大級のテナガザルです。
全身黒毛で、腕が脚より細長く、首元にある大きな鳴き袋を膨らませて「おっさんの声」のような声で、半径2キロ以上 まで聞こえる声で鳴き合い、縄張りをアピールし、夫婦間のコミュニケーションをします。
スマトラのグヌンレウセル国立公園と農園などで営む居住地区の境界にあるバトゥカタ村で、早朝大きな鳴き声が辺りに響き渡り、木々を移動している姿にほれぼれしました。
詳しくはフクロテナガザルは別ページで紹介しています。

タイ、マレー半島、スマトラ島北部のジャングルに生息しており、手足の先と顔の周りが白いことからシロテナガザルと呼ばれています。
フクロテナガザルの半分ぐらいの大きさで、一夫一妻の家族で暮らしています。
喉の袋を膨らませておっさんのような低い雄叫びで大音量で叫ぶフクロテナガザルに対して、シロテナガザルは高い声で、コーラスのように歌い交わす鳴き声が特徴です。
このシロテナガザルもグヌンレウセル国立公園と農園がある居住地区の境界線のバトゥカタ村で出会いました。

インドネシアのスマトラ島北部地域の常緑熱帯雨林に生息する固有種のサルです。
特に黒いモヒカンのヘアスタイルは、白い毛皮とのコントラストが際立ってインパクトがあります。
トーマスリーフラングールは、2~16頭の群れで、木から木へジャンプしながら移動しながら大半を樹上で過ごします。
また未熟な果物や葉を消化するのにエネルギーが必要なため、大半を休息するそうです。
人間に警戒するそぶりもせず、ブキットラワン村からグヌンレウセル国立公園手前にあるゴム農園で出会いました。

全体は銀色の毛で、幼体は鮮やかなオレンジ色です。
トーマスと同じで木の葉を好み、樹上で生活して、公園内の川岸でよく見かけられます。
グヌンレウセル国立公園の入り口の村ブキットラワンのホテルの部屋の前の木々をポンポンとジャンプしながら揺らしまくり、ホテルの屋根を走り回ったり、賑やかな音で朝早く起こされました。

ニホンザルと同様マカク属に属し、バリ島のウルワツ寺院やウブドのモンキーフォレストにいる同じサルで、「カニクイザル」とも呼ばれ、尾が長く、木登りを好み、東南アジアや観光地などにも生息します。
高い知能と人間慣れしやすく、観光地ではサングラスやスマフォを盗むなど、ずる賢い一面も持っています。
スマトラでは、川岸でキャンプをしている時食後のフルーツを盗まれました。

東南アジアに生息するマカク属のサルで、ブタに似た短くカールした尾っぽが特徴で、カニクイザルよりも、がっしりした体つきで、知能が高く、なんでも食べる雑食性です。
グヌンレウセル国立公園内の森で出会いました。
予想以上に大きな体で、人間を恐れずにやってきたのにびっくりしました。
スマトラの森に多種多様のサルが共存できる理由は、種類によって食べるもの、住んでいるエリアや時間帯など、生きる戦略を巧みに変えて共存しているからと言われています。
テナガザルやオランウータンは森の上、ラングールは森の中層、カニクイザルは中層や地上近く、ブタオザルは地上付近で生息することで衝突を避けて、熟した果実を好むサル、葉っぱを主食にするサル、昆虫を食べるサルなど、食べるものが違うことで奪い合いを防いでいます。
またほとんどが昼行性ですが、今回は紹介していませんが、夜行性のスローロリスのように夜に活動するサルもいたり、24時間を活用して共存しています。
多種多様なサルの食欲を満たせ、狭いエリアで多種共存を可能にしているのは、それだけスマトラのジャングルは植物の多様性がすさまじい貴重な森なんです!
去年TBS系列『世界遺産』でスマトラの熱帯雨林が紹介されていました。
たくさんの動植物が息づくスマトラの熱帯ジャングルですが、貨幣経済として何も生まれないからか?油ヤシの大規模農園として切り開かれ、過去30年でジャングルの面積が半分以下に減少している状況なのです。
オランウータンやトラやゾウなど、生態系ピラミッドの上の生き物は、下地の植物(ジャングル)が無くなってしまうことで、その場から立ち退きをせねばならなくなり、オランウータンにとって栄養価がある油ヤシを餌としたものならば、人間から害獣扱いされてしまい、自然界でとても厳しい環境になっています。
油ヤシは、年中収穫でき、1ヘクタールあたり油の生産量が大豆の約10倍と極めて高く、価格が安いこともあり、わたしたちの生活に恩恵を受けてきましたが、『良いものをより安く』を求めすぎた結果、企業側は『利益を増やすためによりたくさん生産』をやってきた代償で、熱帯雨林が急激に減少しているのです。
油ヤシから大豆など違う油に切り替えればよいだけの簡単な問題でもなく、もっと色々説明したいところであり、なんとも複雑で難しいものです。
旅の様子を動画で紹介しました。 参考までにご覧ください。
まずは、実際にスマトラのジャングルまで足を運び、オランウータンをはじめたくさんのサルがどんな森で息づいているか?自分の肌で感じてもらいたいと思い作った企画です。
スマトラの熱帯ジャングルで『オランウータンと6種類の霊長類探しの旅』を紹介した記事です。
ぜひ一読していただき、ぜひ本物を見に一緒に旅をしませんか?
ツアーの詳細はこちらです。
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観光客が集わないごく普通で日常な所こそ、その土地本来のカラーが見える気がします。僕らは彼らからしたら外来生物のようなものです。僕らが立ち寄ることで、何かわかりませんが、今まであったその土地にあるバランスを崩してしまいかねません。
そこで守ってもらいたいことが幾つかあります
他にも記述しなければいけない約束事は考えれば山のようにありますが、自分で考え行動しながら、一緒に冒険できる そんな企画を目指したいと思います。
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