レンボンガン島 & ペニダ島シュノーケリング
紹介者
名 前 | キコ |
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趣 味 | 素もぐり・サーフィン |
ブログ | キコの投稿 更新中! |
レンボンガン島で毎日のようにシュノーケリングする内に素潜りにハマりました。今では素潜りが生涯の趣味になったと感じています。
300種類の珊瑚と570種類の熱帯魚
バリ島から東に18kmの距離にあるレンボンガン島・ペニダ島は、珊瑚と熱帯魚にとって正しく楽園といえる豊かなフィールド。島の周辺は絶えず海流・潮流があるので海水が淀むことなく、海水温が上がり過ぎることがありません。その為、珊瑚の健康状態が良いのが一番の特徴です。
ポイントを少し移動するだけでも珊瑚の種類が変わり、それに合わせて魚の種類も変わります。この特集では島周辺のシュノーケリングポイントと、素潜りの楽しみ方とコツをご紹介します。
レンボンガン島の北部は全て珊瑚礁で、島民からはマングローブポイントと呼ばれています。ペニダ島西部も全て珊瑚礁になっていますが、入江ごとにポイント名がついています。
レンボンガン島
A) マングローブポイント
ペニダ島
B) GTポイント
C) ウォールポイント
D) ガマットベイ
E) クリスタルベイ
F) マンタベイ②
G)マンタベイ①
H)SDポイント
レンボンガン島 & ペニダ島シュノーケリングポイント紹介
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A) マングローブポイント
レベル:★★☆☆☆
ミドリイシ(エダサンゴ)が広範囲に広がるポイント。流れの速い日は写真のようなデバススズメダイの群れが見れます。 -
B) GTポイント
レベル:★★★☆☆
1mもある巨大魚ロウニンアジ(GT)が見れるポイント。でもクルーズ会社が餌付けしているので自然の姿ではありません。 -
C) ウオールポイント
レベル:★★★★☆
珊瑚と魚の種類が最も多く色合いも鮮やかなポイント。珊瑚の近くにはたくさんのキンギョハナダイが泳いでいます。 -
D) ガマットベイ
レベル:★★★☆☆
小さな入江になっているポイント。魚の種類は多いが、海底は珊瑚と砂底が半々なので、波がある時は白く濁ります。 -
E) クリスタルベイ
レベル:★★☆☆☆
流れがほとんどないポイント。海底は場所によって珊瑚と砂底に分かれています。波が高い日は白く濁ります。 -
F) マンタベイ
レベル:★★★★★
マンタと一緒に泳げるポイント。7~9月は特に遭遇率が高い。波の影響を受けやすく、ポイントに行けないこともあります。
レンボンガン島 & ペニダ島の海中動画
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マングローブポイント
(再生時間 1:35) -
ウォールポイント
(再生時間 0:18) -
マンタベイポイント
(再生時間 0:22)
素潜りの楽しみ方とコツ
素潜りで最も多い3つのお悩みQ & A
- Q) 体が思うように沈まない、浮いてきてしまうのはなんで?
- A) 立ち泳ぎの状態から斜めに潜ってしまうからです。
素潜りは自分の体の重さを使って潜ります。体の中で重いのは頭と下半身の筋肉です。潜り始めで逆立ちのような状態になり正しく体の重さを使えれば、手も足も使わずに自分の身長くらいは潜れます。
ほとんどの人は立ち泳ぎの状態から勢いをつけて斜めに潜り始めるので、体の重さを十分に使うことができず、なかなか潜ることができません。うつ伏せの状態から真下に潜るのがポイントです。
- Q) 息が長く続かないのはなんで?
- A) 緊張と力の使いすぎが原因です。
これも体の知識から、体の中で酸素をたくさん使うのは頭と筋肉です。頭を使わず(緊張せず)なるべく下半身の筋肉を使わないことで長く潜れるようになります。
緊張しないのは難しいですが、下半身の筋肉を使わないようにするのは簡単です。潜り始めのフォームが上手になればキック(ばた足)の回数が減るので、それだけで長く潜れます。そして何よりもリラックスするのがポイントです。
- Q) 耳抜きが上手くできないのはなんで?
- 耳抜きの回数が少ないかも知れません。
耳抜きは潜り始めの水深0m(海面)で一度抜きます。その後は抜けた状態をキープするように耳を抜き続けながら潜っていきます。最初にしっかり抜けていれば鼻を摘ままなくても抜けるようになります。
耳が水圧で痛くなってから耳抜きしている人が多く、水圧が強くなればなるほど耳抜きは難しくなります。先ずは陸上と同じで簡単に耳抜きできる水深0m(海面)で抜く、そのまま耳を抜き続けるのがポイントです。
プールで練習する初めの一歩
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1) うつ伏せで浮かぶ
うつ伏せに浮かんで手を真っ直ぐ下しリラックスします。マスクを付けて練習する場合は深呼吸するようにしてください。
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2) 腰から90度にお辞儀する
真下を見たまま90度にお辞儀します。この時に手を使わないのがポイント、1)と同じく手は下げたままにしてください。
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3) 膝を曲げずに足を上げる
頭の重みで沈んでいくのを感じたら、膝を曲げずに足を上げ体を真っ直ぐに伸ばします。逆立ちのように足を上げてください。
このフォームを練習すると、手足を使わずに自分の重さだけで体が沈むようになります。水深1.5mのプールで練習する場合は手足を使わずにプールの底に胸がつけばOKです。
写真3)の「膝を曲げずに足を上げる」が難しい時は、パートナーに膝を持ってもらい、真上に上げる練習をしてください。フォームができるようになったらプールの底でどのくらい息を止められるか試してみてください。1.5mあれば水圧もあるので耳抜きの練習もできます。
海に出て素潜りする時はプールで練習したフォームをそのままに、足が海に入ったらキック(ばた足)をします。無駄な力を使わないので長く潜れるようになりますよ。