バリ島世界遺産・スバックSubak
最終更新日:2017年2月2日
さすけ
スバックとは
2000年も続いているバリ島伝統の水利システム(水田への水の割り当て)又は灌漑を運営や管理する組合のこと。スバックという水利システムが初めて形成されたのは2世紀頃(1900年前)だと言われています。2世紀頃にバリ島にヒンドゥー教を伝えた高僧マルカンデヤがヒンドゥー教だけではなく哲学、天文学、建築学、そしてスバック(農業)も伝授したのがスバックの始まりだと言われています。
スバックの写真
スバックが世界遺産になった理由
スバックは2012年にユネスコの(国連の教育・科学・文化機関)世界遺産に認定されました。 この世界遺産の正式名称は「バリ州文化的景観:トリヒタカラナの哲学を表現したスバックシステム」です。
「トリヒタカラナ」はバリヒンドゥーの哲学で「幸せになる為3つの要因」という意味の言葉です。その3つの要因は:神様と人間、自然と人間、人間と人間の3者のハーモニーやバランス。こういった精神に基ずいた2000年続いているバリ島のスバックがユネスコに認められ、世界遺産に認定されました。
世界遺産に登録されたスポット
- 1. ウルンダヌ・バトゥール寺院
バリ島農業の水源であるバトゥール湖、その湖の神と女神が祭られている寺院。
- 2. タマンアユン寺院
バリ島の最大の灌漑を管理していた寺院。
- 3. パクリサン川沿いの8つの寺院
バリ島最古のスバックに関連する寺。 マグニン寺院 パグリンガン寺院 ティルタエンプル寺院 ゴアガジャ寺院 グヌンカウィ遺跡 テガルリンガ遺跡 チャンディ・クロボカン遺跡 パングクール・ウクール寺院。
- 4. ジャティルウィを含むバトゥカル山周辺のスバック
バリ島最古のスバック景観。
スバックを知る
バリ倶楽部のツアーで行く
自分で行く場合
- 移動手段:車やバイク
- バリ南部からの移動時間:
- タマンアユン寺院:90分
- ティルタエンプル寺院:90分
- ジャティルウィ:120分
- ウルンダヌ・バトゥール寺院:160分
周辺のおすすめスポット
関連ページ
カテゴリ
- スマトラ島 (1)
- 基本情報 (86)
- バリ島まとめ情報 (97)
-
バリ倶楽部からのお知らせ (102)
- 日本語ガイド (2)
- オンラインツアー (99)
- バリ島の文化・寺院 (92)
- バリ島観光スポット (64)
- おすすめホテル (24)
- レストラン・カフェ (114)
- お土産・ショッピング (71)
- 海 (104)
- 家族旅行におすすめ (27)
- 女子旅におすすめ (114)
- 社員旅行・団体旅行 (6)
- 環境問題 (7)
- 冒険・登山 (38)
-
夜遊び倶楽部 (32)
- ビーチクラブ (13)
- よく読まれる記事 (9)
- バリ島エリア別 (190)
- レンボンガン島 (144)
- ペニダ島 (38)
- ギリ3島 (40)
- コモド島 (8)
- ジャワ島 (2)