5つの単語でわかるバリ島、バリヒンドゥーとバリ島人々の性格
2016年1月13日
こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(#sasuke80)です。
5つの単語や言葉でわかるバリ島、バリヒンドゥーとバリ島人々の性格
1.ンガヤ(Ngayah)
訳しますと「見返りを求めない真心から捧げる」という意味です。
これはバリ島の一番ベーシックなコンセプトです。
昔のバリ人はほとんど農家や漁師でしたので、誰かの元で働くという概念もないですし
お金の為にお仕事をするということもなかったです。
現在はもちろんお仕事をした分しっかりお給料をもらうんですが、
自治体や村、儀式や寺院での「お手伝い」は全て無償でやっています。
時間を費やしたり労力を費やしたり。
無理しない程度にできるだけのことをするという考えです。
2.デワとバタラ(Dewa dan Bhatara)
3.ルア・ビネダ(Rwa Bhineda)
バリ島にはスカラ(現実の世界や現象、この世)と二スカラ
(目に見えない世界や現象、あの世)
日常でもバリ島の人々はスカラ&二スカラのバランスをとります。
例がネガティブですけど、家族の一員がバイクの交通事故にあって
原因はブレーキの故障だとすると、ブレーキやバイクももちろん
しっかりなおします。そこで終わらずに二スカラの部分もしっかり
ケアーします。事故った場所でお清めの儀式を行って、神様にこの
事故った本人が間違ったことをしたらお許しを願うのと「下界の生き物・魔物」
にもお供えして、お邪魔しないようにという儀式をします。
4.カルマ(Karma)
カルマは因果という意味です。原因と結果、行った善悪の行為がそのまま
そっくり結果になって自分にかえってくる(因果応報)。
輪廻転生(魂は生まれ変わる)を信じるバリ島の人々は前世で善悪の行いは
残り、現世にも結果としてあらわれると信じてます。
人生のできごとは全てカルマと関わり、運命だと信じています。
5.ジョド(Jodoh)
簡単に言いますと運命や運命の人のことです。
これもカルマと輪廻転生と強いかかわりがあります。
前世で夫婦だった二人は現世でもひかりあって夫婦になるケースも多い
と信じられています。もちろんジョドではない人と結婚する、ジョドなのに
結婚しないということもあります。
友達としてのジョド、カップルとしてのジョドなどありますが、
前世やその前の人生どっかで交差したことのある人や出来事がジョドといいます。
よく使う言葉ですし、強く信じています。
少しロマンチックな感じもしますね。
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