【バリテラピー情報】ボカシテラピー体験記
2017年11月20日
ボカシテラピーに行こう
こんにちは、バリ倶楽部のヒデ(@hide_bali)です。
最近体に疲れがたまってきたなーっと思っていました。んースパに行くか。ゆっくりカフェか。
肉体疲労な感じがするし…。バリっぽいもので何かないかなー
そうだ!考えた結果…、前から気になっていた「ボカシテラピー」に行くことにしました。
そもそも、ボカシってなんだ?肥料で、聞いたことはあるけどまさかね!肥料じゃないでしょう。
気になるので調べてみました!では、見ていきましょー
ボカシとは
「ぼかし」とはその名のとおり「ぼかす」ことをいいます。輪郭を不鮮明にすることを「ぼかす」といいますが、同じ意味だそうです。肥料となる有機質を微生物によって発酵させ、原形を「ぼかす」ところから「ボカシ肥料」と呼ばれています。「ボカシ」って日本語みたいって思う方が多いようですが、その通りで、れっきとした日本語です。ビックリしました!
もともと農業用語で、堆肥やコンポスト(発酵させてつくる肥料)から出る液体成分のことをボカシと呼びます。正確には「ボカシ肥」と呼ばれる肥料でした!(笑)
ボカシラブオイル歴史
ボカシラブオイルは、1997年8月9日に発売され、累計出荷本数約800万本出荷という大ベストセラーを続けるオイルです。
創設者のグデ・ヌラ・ウィディダナ氏は1961年8月9日バリ島北部のシガラジャ出身で、1987年~1990年まで沖縄にある琉球大学でEM技術を学びました。
そのEM技術で土壌改良などに取り組む他に、EM技術とインドネシア伝統のジャワ・ジャムウ(植物やハーブからなる漢方)を融合し、MINYAK OLES BOKASHI(ボカシラブオイル)が完成させました!!さらにバリ島の家には、一家に一つある万能薬。日本の正露丸のようです(笑)
オイル成分
200種以上の香草とココナッツオイルなどを発酵させたオイルと、EM技術を加えたもの。
そのため、1本でスキンケアだけでなく保湿、マッサージといった用途まで幅広く使えます。
①EMについて
EMとは複数の有用な微生物を共生された有用微生物群です。名前はEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、良い働きをしてくれる微生物たちが共存することで、農業や園芸、暮らしの中の衣食住、健康づくりにも効果を発揮するものです。
②ジャムウ(ジャワ・ジャムウ)について
歴史は古く1000年にさかのぼると言われインドのアーユルベーダを起源としレシピの数は数百以上と言われ、細々と一部の人々に伝承され続けてきました。ジャムウは、わずかな需要に応じるだけで、内容を改良することもなく、また消え去ることもなく民間の生活とともに存在し、主に母から娘に伝統的に受け継がれてきたインドネシア「恵と知恵の結晶」です。
ボカシテラピーとは
ボカシオイルを作る際に、ハーブの絞りカスを利用した酵素風呂に入って、老廃物を出そうというもの!(デトックス効果があります)
体験記
入り口はこちら。病院のようでした!
受付に行くと、メニュー(※下に画像参照)があり今回は、「Bokashi Therapy 30minutes」Rp100,000+Tax10% 合計Rp110,000(日本円で今日のレートで計算すると、906円!)を選択し、待つことなく案内されました。※お金は後払いです。
そして、専用の服を渡され、意気揚々と着替えました。着てみると、ん?手も足も出すことができない謎めいた服でした。靴下とミトン手袋をしてる様で、もじもじ君の進化版?いや、テレタビーズになった気分(笑)
手が思うように使えないやりずらさMaxで、ロッカーに荷物を預け、舞台(ボカシのベット)へと足を進めます。
そして、埋められました。
砂浜で埋められた、高校の沖縄修学旅行を思い出しました。そう思い出に浸るもつかの間…。
って熱い!!思わす表情もポカーンです。この時は、まだどうなるかわかっていませんでした。時は過ぎ10分後
この表情です。写真に笑顔ができず、意気消沈。(暑さに強いと思っていた自分。サウナも好きな自分。そんな気持ちは、ボカシの発酵熱には太刀打ちできず、撃沈です。)
ボカシテラピーは、30分。もたず、10分少々でギブアップ!熱いのなんのって、信じられないほどの汗が吹き出ました。こんなに汗をかけるのかって程です!
温度もなかなかで45度くらいのお風呂に入っている感覚です。さらにお尻やふくらはぎ、かかとが悲鳴を上げます!僕は…そうゆうものだと思い、耐えましたが、小刻みに動いて温度調節するのがマストです。動かないと、痛い目見ます。
出てからは、体の水分が出ているので、水を飲んで水分補給。ちょっと回復!渾身の笑顔で。そして、用意してくれたジンジャーティをゆっくり味わいながらぼーっとしました。汗が引かない。
その後、シャワーで汗を流してさっぱり!!ボディーソープ、リンスインシャンプーもあります。
フルマラソンを走ってきたんじゃないかと思うくらいの心地よい疲れと爽快感があります。
サウナとは、感覚が違います!この感覚は、味わってみないとわかりません。少し痩せたように思います(笑)
日本とのかかわり
さっぱりして休憩室に座ってあたりを見渡すと、飾られた写真の中に、ん?日本人?誰だろうー。
そう!この方が、小さなころからこの世で最も尊い職業は農業だと信じ、すべてを農業に捧げてきたEM技術の開発者琉球大学比嘉照夫名誉教授です。
農業における微生物たちの可能性を信じて研究を重ね、実験で使わなくなった複数の微生物を一つの容器にいっしょに入れた偶然から、微生物たちの奇跡の共生を発見したそうです。そして、この技術がバリとつながったんですね。すごいなー!!
場所、営業時間、メニュー
場所
サヌールに向かうバイパス沿いにあります。ロッテマートの手前にあります。空港から車で約20分くらいです。
道からの目印は、このわかりやすい看板!!
営業時間
9:00~22:00
メニュー
今回は、ボカシテラピーでしたが、マッサージも人気のようで気になります。
注意点
1)時々、体を動かして温度調節しましょう。予想以上に熱いので気を付けてください!ボカシが崩れてもお兄さんがまた、かけてくれます。
2)水分補給はまめにしましょう。お兄さんに言えば、飲ませてくれます。
3)一回出てしまうとそこで終了です。半身浴等に切り替えはOKです。
4)女性の方は、服は渡されますがタンクトップなど着ておくと便利だと思います。
今回は、テラピーを体験も交えて紹介しました。バリらしいテラピー体験する価値ありです!
すっきりしたい人、バリで食べ過ぎちゃってから体を絞りたい人、スパやマッサージではないものを体験したい人にお勧めです。
もう一度行ってみたいと思う今日この頃です!
高野弘志 says:
日本の温泉地にある砂風呂みたいですね。
キノコ農家の外にあるおが粉の中が温かいのが進化した感じかな?
今動けないので、そこでたっぷり汗だくになりたいと思いました❗