【ビール速報】バリ島のビンタンビールが美味しくなりました!!
2017年1月31日
こんにちは、現地ツアー会社バリ倶楽部のキコです。
「WEBサイトリニューアルおめでとうございます!!」
ありがとうございます。長い道のりでした・・・喜びのあまり泥酔気絶の毎日です。
はい!!バリ倶楽部のWEBサイトが新しくなりました!!ブログも新しくなって、その名も「バリ島ビンタン中毒」です。初投稿は何にしようか考えていたところ、ブログ名でもあるビンタンビールのラベルが新しくなり、味も変わったのでご紹介・・・「ラベルが新しくなって美味しくなりました」だけじゃ寂しいので無駄に引っ張っていこうと思います。
ビンタンビールの歴史
ビンタンビールの歴史と国内トップシェアの理由については前にも書きました。
インドネシア国産ビールの歴史と、ビンタンビール&ハイネケンの関係
簡単に書くと、今から80年以上前にオランダの植民地だったインドネシアに初めてのビール工場が造られました。最初はオリジナルブランドで売ってたけど、その後ハイネケンになって、インドネシアが独立してから色々あったけど、最終的にハイネケン社が経営に関わりビンタンビールが完成しました。
ビンタンビールの誕生にはインドネシアの植民地としての歴史や独立も関係してます。たかがビール、されどビール・・・みんなが愛するビンタンビールは「国産」のDNAを受け継いでるんですね。
変な味事件&他社との販売競争
2年くらい前に「ビンタンビール変な味事件」が発生しました。行きつけの商店でビールを買いその場で飲んだところ、明らかに変な味がしました。「なんかを混ぜたらこんな味になりそうだ」って味です。
おばちゃん、なんか変な味するから変えてって2本目もダメ・・・違う店で買ってもダメ。あっちもダメ、こっちもダメ。ついには酒屋さんに配達してもらうケースも全滅。
この事件で困ったのが、ローカル商店で働くバリ人の女の子たちはビールの味を知らない。酒屋で働くお兄さんたちはイスラム教徒で酒を飲まない。みんな普通のビールの味を知らないのでクレームが伝わらない。自分が質の悪いクレーマーになったことです。
もう一つの悩みは、配達してもらうケースをビンタンからサンミゲールに変えたところボトルの回収に来てくれない。ビンタンビール以外はボトルの回収(買取)システムがちゃんとしていないんですね。
「変な味事件」発生から1ヶ月ほど経って競合他社であるバリハイビールが超強気なプロモーションを始めます。バリ島最大手のコンビニ「サークルK」南部リゾートエリア(バドゥン県)の店舗を対象に「バリハイビールの大瓶を1本買ったら、ドラフトビール500ml缶もおまけで付けますよ!!」
写真 ⇒ http://www.warrenbeer.com/hc/portfolio/beer/product/bali_hai/bali_hai/
もともとバリハイ社は価格で勝負している印象があり、現在の最安ビール「ドラフトビール」もバリハイ社の物です。「変な味事件」が続く中、各地のレストランでもバリハイビールの激安プロモーションが始まり、「最大手のビンタン社がダメ風味の内に販売シェアを伸ばすんだ!!」ってバリハイ社の意気込みを感じました。
バリハイ社のプロモーションから少し遅れて影響が出始めたのはビーチのジュース屋さん。今までビンタンビール一筋だったのにコロナを置くところが増えました。観光客からのクレームが多かったんだと思います。
この「変な味事件」はビンタンビールのレモン味が出るまで続きました。半年間くらいは続いた気がします。その後のビール販売シェアは以前と変わらず・・・バリハイ頑張ったのに残念。
新ラベルとの遭遇
左が旧ラベル・右が新ラベル
先日、ビンタンビールを飲んだら美味しくなってました。「なんで???」ってボトルを見たらラベルが新しくなってました。ビンタンビールが美味しくなりました・・・それだけです。
今なら新旧のどちらも手に入るので是非とも飲み比べてください。旧の方が甘いと思います。「バリ島ビンタン中毒」の初投稿はこれにて終了。
さて、僕らはビール会社ではありません。バリ島の魅力を伝えるツアー会社です。ブログの他にもいろんなSNSを頑張ってるのでフォローお願いいたします。
では、また~
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