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サスケ

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バリ島の都市伝説~森へと消えていく人々~

2016年7月23日


こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(@sasuke80)です。
日本には「口裂け女」や「メリーさんの電話」といった怖い都市伝説があるようにバリ島にも似たような都市伝説があります。

A君は小学3年生、活発でよく近所の田んぼや川で遊ぶような子です。日曜日ということもあってA君は朝から母親に川で遊ぶって言って家を飛び出した。
夕方になり夕食の時間になってもA君は戻ってこないので、お母さんが心配になりA君がいつも遊んでる近所の川に探しに行きました。その川にはA君の姿は無く、更に心配になったお母さんはA君がいつも遊んでる場所をまわり探した。それでもA君の姿が確認できなかったので、親戚や近所の人に助けを求めて村の人々が協力して捜索した。警察も呼び、バリ島伝統の占い師、白魔術師(バリアン)にも助けを求めた。
日が暮れても捜索の結果は皆無。親戚一同がA君の家に集まりお母さんを落ち着かせてました。時刻は21時になり、捜索は改めて明日に持ち越す。。。と思ったその瞬間。。。
A君が何食わぬ顔をして、ルンルンで帰ってきました!
家に集まっていた人も騒然、A君が傷一つなく無事に帰ってきたことよりは何があったのか?!の方が気になってA君を質問攻め。
A君いわく、ずっと家の近所の川で遊んでたと言う。川には大きな魚がいっぱいいて、捕まえようと夢中になっていた。皆が自分を探しているのも分かってて見えてたんだけど、なぜか自分の声が皆には届かないという。楽しかったこともあってそのまま川で遊んでた。

最近はあまり聞かなくなりましたが、人が行方不明になり、見つかった時は(出てきた時は)傷ひとつなく、いなくなった時となんの変わった様子もない。日本では「神隠し」と言っていると思いますが、バリ島では「魔物隠し」といいます。バリ島の魔物隠しはジブリ映画の「千とちひろの神隠し」と世界観が凄く似ています。 A君の場合は近所の川で大きな魚を与えられ、ただ遊んでただけですけど、その世界の王国に連れてかれたり、海の中の散歩に連れてかれたり。なかにはその世の物と結婚したというケースもあるそうです。

バリ島では人間同様な暮らしをしている異次元の生き物が存在すると信じています。人間同様に社会的な暮らしをしていて、良いものもいれば悪いもの「魔物」もいます。彼らははるか昔からバリ島に住んでいて、大きな木がある森の中を好んで住んでいるそうです。
この魔物はバリ島では「ウォン・サマール」、「トニャ」や「ムムディ」といいます。これらが代表的な「目に見えない生き物」。
トニャとムムディは人間ぽい身体をしていますが、顔は恐ろしい。目玉が飛び出そうなくらい大きく赤い。大きな口に牙がはいてる。
ウォンサマールは人間同様の容姿で見分けがつかないほど人間そっくりだそうです。

この魔物は人間、特に子供たちを誘拐し異次元の世界へと連れ去ると言われています。誘拐する理由はその人が好きだから、もしくはただの意地悪だけだそうです。バリ島の子供たちは「真昼間は外で遊ぶな!魔物に誘拐されちゃうぞ!」とか良く注意されます。お昼の12時や夕方18時は「魔物」が現れる時間だと信じていますので、バリ島の人たちはその時間帯に出かけるのを避けます。
にわかには信じ難いですけど森や自然の中には目が見えない「生き物」が住んでいて、その中に入る時は挨拶やお断りは忘れないほうがいいかも知りません。

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