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バリ島ウルワツ寺院、立入禁止の門

2015年4月22日

ウルワツ寺院にて観光客が入ることの出来ない立入禁止の門
お坊さんに目的をお話ししたところ、直ぐに中を案内してくれました
寺院拝観の本来の目的とは?と言ったお話しです
バリ島に訪れる観光客の方にはあまりにも有名なウルワツ寺院
大人気のケチャックダンスと、美しい夕日を一緒に観賞できるとなれば
バリ好きさんにとって欠かすことの出来ない重要観光名所となります。
そして、実際にウルワツ寺院に行って感動しない人はいないと思います。
ウルワツ寺院にて、大自然の力を感じる崖の上
断崖絶壁に大波が押し寄せ「海が生きてる。地球が生きてる」と感じる人も多いはず
この表現も決して大袈裟ではないと思える最高のロケーションです。
寺院の歴史などは、いろいろな人が紹介しているのでここには書きませんが、
バリ島の人たちにとっても非常に重要な寺院であり
寺院の誕生祭には、バリ島の各方面はもちろん
ジャワ島やロンボク島からもバリ・ヒンドゥー教の人が参拝にやって来ます。
さて、ここからが本題ですが大人気ウルワツ寺院には
観光客が入れない立入禁止の場所があります。
DO NOT ENTER! 参拝者がシヴァ神に祈りを捧げる場所
外からも簡単に覗けますが、入口の門は閉ざされています
僕らの目的はバリ・ヒンドゥー式の参拝だったので
近くで参拝者を待つお坊さんに「参拝させてください」と伝えたところ
「案内しますが、集中して参拝できるよう写真撮影は控えてください」と言われました。
正装を着たバリの人と一緒なのは最低条件だと思いますが、
あまりにも快く門を開けてくださったので本当に驚きました。
門の先は小さな庭といった印象で、全く飾り気がなく質素な空間でした。
そして、参拝前にバリ倶楽部のマデが話してくれたこと、
「バリ島のお祈りで一番大切なのは心です。
 頭で考える言葉は何語でも大丈夫です。
 神様は全て分かるからです」
この一言を聞くと余所者の僕らも参拝する気持ちが軽くなりますね。 
マデが参拝の作法を話している間、お坊さんは静かに待っていてくれました。
僕らは日頃のツアーでもお客様と一緒に参拝をするので
日本人であっても、バリ島の寺院に行って参拝するのは身近なことですが、
門を出る時、観光客の人から不思議そうに見つめられました。
バリ島の東部にあるランプヤン寺院
ガイドとお客様が一緒に参拝をする様子
ウルワツ寺院は、人を圧倒する自然の雄大さ、美しさがあります。
でも、ウルワツ寺院観光に参加して雄大な景色を見ても、
ダンスと夕日を見ても、また来たいとはならないと思うんです。
本当に心に響くのは、未知の文化に触れることであり
その文化に包み込まれるような体験だと考えています。
「バリ島のお祈りで一番大切なのは心です。
 頭で考える言葉は何語でも大丈夫です。
 神様は全て分かるからです」
寺院拝観の本来の目的、参拝する気持ちを大切にしたい。
マデの言葉を聞く限り難しいことではないはずです。
そして、少しでもお客様にバリ島文化の理解を深めてもらいたい。
観光客として、異文化に触れる謙虚な気持ちを大切にしないと
色々な寺院に立入禁止の門ができてしまうかも知れません。
さて、僕自身は無宗教で謙虚な気持ちに欠ける人間ですが、
バリ島文化からは学ぶことが非常に多いので、
これからも包み込んでもらえたら嬉しいなぁ
感謝を忘れちゃいけないなぁと思います。
では、また!!


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