続々・バリ島マングローブ、まとめ

2014年1月17日

バリ島のクタ周辺～空港周辺のマングローブ林をカヤックで探検して
いろいろな事を感じたので、ちょっとまとめてみたいと思います。
今日は、文章ばっかりで長くなりますよ。

前回：続・バリ島マングローブカヤック
前々回：バリ島マングローブ、サンセットカヤック

最初にマングローブの特徴を少し
マングローブは海の森と言われますが、海水と真水が混じり合う河口汽水域を好みます。
河口は有機物の流れ着く場所であり、たくさんの生き物が暮らす豊かな場所です。
マングローブが伸ばすタコ足の根っこが小さい生き物の隠れ家となり
更に豊かな土地にします…..と、マングローブを調べるとこんな事が書いてあります。

この特徴が、バリ島のマングローブ林にゴミが溜まる理由なんです。
川は上流から有機物と一緒にゴミを運んできます。
マングローブのタコ足の根っこがゴミを絡め溜め込んでしまうんですね。

きっとバリ島だけでなく、東南アジア各地のマングローブ林にも
同じようにゴミが溜まっていると思います。
川をキレイにしないとマングローブ林のゴミは無くなりません。

僕は今回の視察を始める前からその事実を知っていたので
クタ周辺なんて行ってもゴミだらけで、話にならないんだろうと思っていました。

……でもね。マングローブ林は、やっぱり魅力的なんです。
カヤックで林に漕ぎ出すドキドキ感は、小学生が探検の時に感じるアレです。
林の中で見る鳥の多さに驚いたり、水の中からも生き物の気配を感じたり
そこで生活する生き物たちは、人間ほどゴミを気にしていないようです。
汚く見えても彼らにとっては豊かな土地に変わりはないんですね。

僕自身あまりにも探検が楽しくて奥へ奥への気持ちで精一杯!!
行き止まりから引き返す時になって自然とゴミを拾い始めたのは
「大好きな遊び場にゴミが散乱してたから拾ってから遊ぼう」って気持ちだと思います。

マングローブ林を遊び場と考えることが出来れば
自然とゴミを拾い始めるのは、僕だけじゃないはずです。
先ずは、マングローブ林が最高の遊び場であることを知ってもらうことです。

川をキレイに….環境問題…..ボランティア活動….将来的に…..などなど
話しを大きくすればするほど、腰が重くなります。
話しを大きくする前にマングローブ林で出来る楽しい遊びを考えます。
遊び場をキレイにするために目先のゴミ拾いを大切にしたい。
ゴミを拾うのは、ゴミ拾いが楽しいからです。
大好きな遊び場、秘密基地をキレイにするのは楽しいことですよ。

さて、まとまったんだか、まとまってないんだか、
とりあえず僕はバリ島マングローブ林の視察を続けます。
この話しを読んでくれたバリ島在住者の方、これからバリ島に旅行する方
一緒にマングローブ林で遊んでみませんか？ちょこっとゴミ拾いでもやってみましょう。
気軽に声をかけてもらえたら嬉しいです。いつでも視察に同行出来ますよ!!

Ｅメール:baliclub.contact@gmail.com
携帯電話バリ島内から：081558503781
どちらもキコ宛てにお願いします。