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バリ倶楽部、寺院をつくるの巻

2018年10月4日


こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(sasuke80)です。
さかのぼること1年半前、バリ倶楽部のスタッフミーティングでオフィスに寺院つくらないですか??という声があがりました。

というのはバリ島の一軒家、オフィス、レストラン、ホテル、ショッピングモール、あらゆる施設に寺院があるのは当たり前。敷地に余裕があったら寺院を建てます。150坪あるバリ倶楽部のオフィスに寺院がないのはスタッフ一同違和感を感じ、寺院を作らないですか?という意見がでました。

profile-staff-baliclub

さっそく、社長にきいてみたら、【作ろう!】と気持ちのいい返事をもらいました。
そんな感じで、始まりました。バリ倶楽部寺院をつくるの巻

偶然(必然??)寺院に詳しく、日本でいう神主のようなお友達がいました。
僕がいくらバリ育ちとはいえ、寺院のつくりかたなんてまったくです。
無知の状態なので、その友達から勉強しながら、相談しながら進めています。

バリ島、寺院のつくり方

第1巻

社長からオッケーがでてすぐに進めてみましたが、そんなに簡単につくれるわけがなくて、
段階に沿ったプロセスが必要です。

バリ島の風習で重大なことを行う前に【神様に伺う】という儀式があります。
イタコさんのような、神様と交信できる方のところへ行き、神様にききます。

ワレワレもイタコさんのところへ行き、きいてみました。

pray-penida-dalem-segara

お告げをいただきました。寺院をつくる過程として、以下の段取りでやるべき:
①周辺の寺院へご挨拶(お参り)
引っ越しをするときに役所へ届出が通常、と同じくまずはオフィス周辺にある寺院へ行き、
そちらに祀られている神様にご挨拶する。

②祠の土台にはアグン山、ランプヤン山とペニダ島の【石】

③祠の種類
バリ島の寺院にはいろんな種類の祠があり、それぞれにちゃんとした意味と役目があります。寺院をつくることにあたり、どの種類の祠をつくるべきかも告げられました。

以上の3つです。

神様は導き、ヒント、助言はしますが、実現するかしないかはお任せしますとイタコさんに言われました。どおりにやらないと罰が当たるとかはないです。ご縁があって、必要としている人間には告げることがあっても、実現しないといけない要求ではない。最後に、今日のことや私が行ったことは鵜呑みにせず、しっかりと考えてくださいと言われました。うむ。。。

第2巻

バリ島に住ませてもらい、仕事もさせてもらっているということは全員がおもっていることなので、お告げを実行しました。

pray-dalem-ped-baliclub

ご縁でお世話になっている、ランプヤン寺院とペニダ島のダラムペッド寺院、オフィス周辺の寺院へ参拝しました。

pray-lempuyang

いっきに行くのは厳しいので、時間があいている時に行きました。スタッフが休みの日を利用して一緒にいってくれました。今おもえば結局全員協力してくれました。

第3巻

そもそもオフィスで寺院をつくる目的は
①全スタッフが神様に日頃の感謝する、ちゃんとしたお祈り場所をつくる
②全スタッフの健康や安全と会社の繁栄のため
③本家の分社

山の麓にあるバリ島の寺院は山を拝むためにつくられました。沿岸にある寺院は海を拝むためです。バリ島は自然崇拝がコンセプトなので、物理的にだれもが山の頂上にいってお祈りが出来るわけではないので、その麓に寺院をつくります。だれもが海の中に行って海を拝むことはできないので、沿岸に寺院をつくります。

オフィスにある寺院もそうです。毎日ランプヤン山やアグン山にいけるわけではないので、オフィスの寺院からも拝める、お祈りができるようにたてます。

第4巻

祠の土台にはアグン山、ランプヤン山とペニダ島の【石】と告げられた時はピンとこなかったんですが、バリ島の人々が寺院をつくるときに祠の土台にご縁やゆかりのある地のものを埋めます。石が一般的です。

mountagung-top-pasaragung

今年の5月にアグン山を登って、頂上でその【石】を取りに行きました。後に儀式をして祠の土台に埋めます。残りはランプヤン山とペニダ島の【石】です。

第5巻

バリ倶楽部オフィスで寺院をたてると決めてから1年半。やっと着工しました。土台作りが完成まぢかで、12月22日にオープニング儀式、誕生式を行います。

baliclub-temple

この一角にはパドマサナという祠をつくります。パドマサナは【神様が座る場所】という意味です。

padmasana-bali

こんなに立派なものではないですが、このような形をしています。

tugu-bali

もう一つの祠は【敷地内の守護神】の祠です。人間の世界でいうセキュリティーです。
また、われわれ以前にすでにこの地に住んでいる目に見えないものに敬意をはらうために、ちゃんとした居場所をあたえます。住ませていただいてありがとうございますという気持ちで毎日お供えものをささげます。

最後に

バリ倶楽部入社した時に、会社の理念は【人間と自然、人間と人間、人間と神様の調和】といわれました。これはバリ島のコンセプトでみんなが幸せになる3つの鍵ともいわれています。このコンセプトはトリヒタカラナといいまして、世界遺産になっています。

トリヒタカラナの実現として寺院をつくる。
5年後、10年後、20年後、会社が存在する限り、スタッフ全員のお祈りできる場所をつくる。
こんな素晴らしいプロジェクトはないと思います。

寺院はたった後が大事だといわれています。スタッフ全員がどう扱うかによって、ただの石の建物なのか、会社全体の繁栄、安全や健康のご利益をもたらすかはわれわれ次第です。

身が引き締まりますし、こんな機会はないと思います。
バリ島、会社、スタッフ全員に恩返しできるかなと思います。

完成まであと2か月ちょっと。勉強しながら着実に進めます。

バリ島の心に触れる、バリ倶楽部mainimg_tour_top01

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